noteの検索上位獲得能力とマンガ最終回感想文/「魔法使いの嫁」断片集と性的少数者/モサラベ典礼の保存とレコード

10月23日(水)曇り時々雨

今朝は気温が高めだけど風が強い。車で家を出た時は少し降っていたがコンビニに車を走らせて立ち寄ったら、そこでは全く路面が濡れていなかった。少ししか離れていないのに結構違うなと思った。サンデーとマガジンと朝食のパン、それに午後ティーのロイヤルミルクティーを買い、電気代を支払った。

昨日はアフタヌーン連載の「天国大魔境」11巻、「冥冥冥色聖域(サンクチュアリ)」3巻、モーニング連載の「紛争でしたら八田まで」16巻、「だんドーン」5巻、「POLE STAR」2巻を買った。少しずつ読んでいる。

ただ、今まで買ってあったけど読んでなかった「魔法使いの嫁 断片集1」の存在に気づいてこちらの方を読んだ。これはいわゆる円盤特典、アニメ1期のBDの特典付録漫画ということなのだが、全4話で少しずつ本編と関わりのある話が語られている。イギリスを舞台にしたファンタジー短編集。

1話は海豹人(セルキー)の女性と結婚した男の曾孫とその親戚?の海豹人の交流。舞台はオークニー諸島。2話は本編の主人公のチセがまだ日本にいる子供時代に、霊になって帰ってきた女性を昇天させたエピソード。まあ成仏なのかもしれないがそこはよくわからない、というか大きな違いはないという作品世界といえばいいか。3話は魔女のアンジェリカ、4話は魔術師のミハイルが脇役として出てくる。それぞれ作品世界全体の補強という感じではなくて一つのエピソードとしてまとまっている、という印象。

最近は性的少数者が出てくる作品は結構多いのだけど、その語りがあまり大きくなるのも個人的にはあまり好きではない。それなら「ぼくらのへんたい」のようにメインに据えてもらえたらなあと思うのだが、これは逆に巷でLGBT運動家が騒いでいるのが鬱陶しいという気持ちが反映した感想かもしれない。そういうのがなければ特に何も思わず「そういうもの」として受け入れるのになあというところはある。4話は割とストレートにそういうエピソードで、出てくるキャラや物語は良いと思うのだが、社会的背景を考えてやれやれと思ってしまったといえば良いのか。もっと「ふつうにそこにある」だけで良いのにと思う。


公開5日目の上のnoteが今朝午前3時の時点でビューが4000を超えていて、私の歴代のnoteの中でも3番目になっているのだが、その割には「スキ」はあまり多くなくて、どういうことなのかと思っていたが、昨日たまたま「少年のアビス 最終回」で検索したら上から2番目に表示されていて(今朝見たらもう少し下がっていた)、このせいだったのかと思った。最終回を最終巻に変えて検索しても結構上に出てくるし、当然ながらGoogleの影響力が強いわけだが、それよりもnoteの検索に対する強さを改めて見直した。

私のnoteで一番アクセスが多いのは「ぼくらのへんたい」の最終回の感想を書いた以下のもので、

2番目に多いのは「暗殺教室」のアニメ24話の感想を書いた以下のものである。

人気のある作品の最終回の感想、というのはやはり需要があるのだなと思うが、もちろん「進撃の巨人」とかになると出版社や大手ウェブメディアが取り上げるのでGoogle検索の順位は下がるだろう。

今年書いたnoteでも今まで一番ビューが多かったのが「夏目アラタの結婚」の最終巻についての感想を書いた下のものだったので、同じことなのかもしれない。

自己紹介文を除いて一番「スキ」が多いのは以下の「鬼滅の刃」についての感想文なのだが、これもちょうどタイミングが良かったということもあるのかなと思う。

Googleで検索上位に来ればアクセスが増えるという当たり前のことを書いているのだけれども、実は自分のブログの方は一時あまりかけなかった時期にGoogle検索に引っ掛からなくなって、検索上位に行くということ自体をあまり考えなくなっていたのだけど、noteならテーマと内容次第で結構上位に引っかかることもあるのだなと改めて思った。

社会的なテーマや政治的なテーマはなかなか検索上位にはいかない、だからnoteコミュニティの中で評価されるしかないのかなという感じではあるのだけど、コミュニティ内部の力が一時期に比べると拡散しているようには思うし、それは大規模プラットフォーム化することの宿命みたいなものではあるのかもしれない。だから現時点では基本的にアクセス数を取りたいならGoogle検索ひ引っかかることを目指すべきなのだろうなと思った。

その点で、noteの運営の方に要望があるとしたら、そのビューが出たリンク元を公開してもらえないかということである。私が自分のnoteをPRしているのはほぼnoteの新着情報とTwitterでの告知だけなので、そのほかどのメディアを経由してnoteにきているかという情報は明らかにしてもらえるとありがたい。もともと、自分でサイトを独自ドメインで立ちあげたのはそういう情報を自分で見ることができるからという点が大きかったのだが、最近ではnoteほどビュー数が出ないのであまり参考にならないというのが正直なところである。noteのそういう情報が手に入ると対策も立てやすくなるかなと思うところはある。


読みかけになっている本が何冊かあり、今「レコンキスタ」の194ページを読んでいたら「モサラベ」、つまりアラブ化した西ゴートのキリスト教遺民についての記述が面白かった。レコンキスタののち、彼らは14世紀には彼らはアラビア語が使えなくなって他のスペインキリスト教徒と同化したということだが、西ゴート王国の都であったトレドの大司教を中心としてモサラベ典礼は保存されているそうで、このマイノリティグループも興味深いなと思った。おそらくモサラベ典礼のレコードは私は持っているので、東京に戻った時に聞いてみたいと思った。

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