寝てばっかで気づいた。余白は必要だ。
とにかくくたばっていた。寝て寝て寝まくった。
一日中寝て過ごすなんて久しぶりだ。しようと思っていたことも、もともとこう理想的に休日を過ごそうと予定していたこともすべてパーだ。目が覚めては、布団にくるまって雨音を耳にする。そしてまた、眠りにつく。夢のなかであちこち彷徨って、現実世界に戻ってきては時計で時間を確認する。そしてまたまた眠りにつく。
物心ついたころから、眠るときに必ず夢を見る。夢を見ないことの方が稀だ。夢ばかり見る睡眠は浅い、よく眠れていない証拠だと言われているが、