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葛西裕美さんの本を紹介しておきます。『東大医学部生が教える 本当に頭がいい人の勉強法』(二見書房)です。内容は、大変良い本だと思います。葛西さんは、「さんまの東大方程式」というフジテレビの番組にも出ていました。今は、卒業して、医師をしているようです。卒業するころには、「医師顔」になるから面白いものですよね。でも、やっぱり、ちょっと思ったんですけど、即断はできない考えですが、18歳から24歳くらいまでの年齢のときに、やるといい勉強は、医学ではなく、文系の学問、その中でも、経済学や法学や経営学の方が良いのではないかと思えました。そのくらいの年齢のころに、医学をやってしまうと、頭の良さの伸びが、勉強や学問で鍛えられたという感じが出にくいですよね。早い時期に、医学をやってしまうと医学しか見えなくなってしまう可能性もあるし、いろんな考え方がありうると思いました。本人は、「数学が好きです」と本書でも明言しているんですけどね。本書は、全体的に、葛西さんの人柄も垣間見える好著だと思います。葛西さんは、フジテレビの「さんまの東大方程式」という東大生だけを集めた番組で、「覚える素材の本なんて、線も引かない」と言っていました。「線なんか引いたって、手が汚れるだけじゃん」と言ってました。また、番組中にタレントの経歴を覚えてしまう「写真記憶」という記憶術を披露してくれていました。小学校時代、「七田式」という、学校に行っていた言っていました。主宰者の七田真氏の本は、私も学生時代に読んだことがあります。七田真氏の本は、東北大学の川島隆太教授の脳科学が出てくる前で、直感的には、すごく説得的だったと思っていました。
葛西裕美さんは、数学オリンピックにも出た数学の天才の人だから、医学で、数学的に追いかけていく研究者に就任すれば良かったのに・・・と思ってしまいます。学部で、卒業しちゃいましたから・・・。脳科学なんかも、やり方は一様ではなくて、数学的に追いかけていく分野もあると聞いていたから、そういう分野の研究者を目指せばよかったのに・・・と悔やんでいます。今は、どこかの病院で、普通の医者を目指しちゃってるんだろうなと思うと、ちょっと残念です。

【関連リンク】
葛西裕美さんのツイッター

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