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聖なる夜、社会人1年目彼氏にときめかされました。

こんにちは。高校5年生です。

前々回の記事『社会人1年目カップル、クリスマスイブの過ごし方』で書いた通り、最近は彼氏のNくんにまつわるエピソードを書いた記事にたくさん「スキ」を押していただくことが多いです。note全体でも恋愛記事は人気ですよね。私もときめきが欲しくなったときにnoteの「 #恋愛 」タグを辿り、知らない方の惚気話を読み漁っております。もしかしたら同じように私の記事に辿り着いていらっしゃる方がいるのかもしれません。

ということで今回は、クリスマスイブに感動したエピソードを1つお届けします。

それは17時過ぎのことでした。遅めのランチを終え、街やショッピングビルを一通り散策した私達はとあるファストフード店の隅の席に座っておりました。華やかなクリスマスランチをご馳走してくれた彼に、おしゃれなカフェで温かい飲み物を飲ませてあげようとカフェを探したものの、イブの街は人ばかり。カフェは何店舗回ろうとも空いている席はなく、常に人々が名前を書いて列をなしている状態でした。お泊まりの帰りで大きな鞄を持っていた彼を早く座らせてあげたかった私。「大丈夫だよ」と言う彼と街を歩きながら、カフェを探し続けたものの、結局見つかりませんでした。ふと彼が「ここでも良いよ」と言ったのがファストフード店。店内はほぼ満席でしたが、3階に運よく空いている席を見つけたのです。

温かい飲み物を飲みながら、2人でMサイズのポテトをつまみました。中学生カップルみたいな過ごし方ですが、ランチを食べたばかりでお腹が減っていない2人にはちょうど良かったのです。また、広い窓から先程まで写真を撮っていたイルミネーションが見えました。眼前に広がる色とりどりのイルミネーション。見下ろす光もまた綺麗で、おしゃれなカフェで過ごすより充実感がありました。

ここからが本題です。ランチのお礼に私がポテトと2人分のドリンクを買いに行きました。トレーを持って戻ってくると、彼はスマホを見ておりました。インスタを開いていたので、隣に座りながら「何か反応来た?」と尋ねてみました。

少し前にNくんはケーキを食べようとフォークを持つ私の姿を撮り、インスタのストーリーズに上げていたのです。私はストーリーズにコメントをもらうことはほぼありませんが、彼は交友関係が広いので会社の同期や学生時代の友人からコメントがよく来ます。プライベートなやり取りなので内容を見たことはありませんが、「反応来た?」と訊くと「来たよ」「○○ちゃん(私)、人気だよ」と教えてくれます。

何か反応来た?」と尋ねると、彼は珍しくスマホを見せてくれました。私が隣に座って覗き込んだので、彼に本当に見せる気があったかどうかは微妙ですが、隠さずにそのままにしてくれました。

私が見たのは、会社の同期(男性)とのDMの画面でした。彼が載せた写真には一口食べて断面が見えるケーキと、その向こう側にケーキを食べようとする私が写っております。同期からのメッセージは多分「食べかけじゃん」でした。多分と前置きしたのは、彼の返事のインパクトが強烈すぎてあまり覚えていないからです。
食べかけじゃん」に続く彼の返信は、こちらでした。返信も一言一句覚えているわけではないことをお許しください。

「食べたときに○○ちゃん可愛いって思ったから、焦って撮ったんよ」


衝撃を受けました。私に見せる予定が全くない、しかも会社の同期とのプライベートなやり取りの場です。同性同士だといくら仲が良くても自慢しているみたいに聞こえると恥ずかしいので、あえて恋人をけなす人も珍しくありません。しかし、彼は素直でした。こんな返信したら冷やかされてもおかしくないのに、素でこんな返事をしているなんて……。私のことそんなに好きなんですか。

私は嬉しさを拙い語彙で一生懸命表現しました。どれだけNくんに伝わったかは分かりませんが、本当に嬉しかったです。私が見ている場で私のことを褒めてくれるより、何倍も何十倍も嬉しかったです。

Nくんが言う「あ、今の○○ちゃん(私)可愛い」がたまらなく好きです。撮られた写真を見たらどこが良いのか全然分からないことも、撮り逃して「もう1回同じポーズして」「もう1回同じ顔して」とリクエストされるものの再現できないこともたくさんありますが、どれだけ付き合いが長くなっても「あ、今の○○ちゃん(私)可愛い」と言われ続ける私でいたいです。

彼のストーリーズに載っている私の写真を何度も見てしまいます。そしてカメラの後ろ側にいるNくんの表情と気持ちを想像します。「あ、可愛い」と見惚れ、スマホを慌てて構えた彼を頭に浮かべると愛されている実感が湧き、非常に幸せな気分でいられます。愛されていると実感することがこんなに自信をくれるものだったなんて、今年まで知りませんでした。

ちなみに同期からの更なる返信は「いいなぁ、羨ましいなぁ」だったと記憶しております。これもあまり覚えていなくてすみません。私の写真を公開して羨ましがられる人がこの世にいるなんて……。これまで人目を気にしながらクリスマスイブを過ごしてきた私としては、感慨深いです。

以上、「聖なる夜、社会人1年目彼氏にときめかされました。」でした。
最後までお付き合いくださいまして、ありがとうございました。
次の投稿でお会いしましょう!