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キリマンジャロへ登山経験0の僕が、標高5895mでバトミントンをした話:登山2日目

こんにちは!山田廣輝です。

さてさていよいよ③回目になる備忘録。
前回までのあらすじのリンクを張っておきます。
今回は2日目の道のりについて書いていきます。

「概要編」

「初日編」

これからはどんな道のりが待っているのでしょうか。

◆テント泊

テントで一夜を明かしました。

朝霧に包まれるキャンプのテントたち


感想は、「寒い!!」

レンタルの寝袋が絶妙にサイズが大きく、空気がすぐ入ってきてとてもガクブルで夜を明かしました。これが後の行程も続くならさすがに体に応える。
高地での低酸素だけでなく、寒さにも体力を奪われるのです。
この気候の環境に順応していくこと、最大限自分のコンディションを整え続けること。それが高地登山のミソです。それ以外は正直楽しいハイキング。

ともあれ、重ね着とダンゴムシのように丸まりながら何とか寒さを耐え忍ぶ生活の始まり始まり。何とか生還したので大丈夫ってことです。

◆2日目行程

天気は良好。乾季である9月を選んだので作戦通り。
雨雪の心配は一切ありませんでした。雨季だと山頂は雪だとか。

2日目出発!

2日目からは植生が変わります。ここから上は岩だらけ。緑が一気に減って高山植物のみが植生してます。出発地点はまだ緑が残ってます。

今日からは岩々しかほとんど出てこない登りひたすら歩いて行きます。高度の変化がありますが、景色にさほど変化はなくなります。いかんせん、3000mはゆうに超え、4000m近い高地辺りを歩きながら体を順応させていく。

振り返ると歩いてきた森が広がっている

こんなに森だったのか!?と思うぐらい森が広がっています。振り返ると歩いてきたなと実感します。

標高3000mを超えているとは言え、日が出ていると結構汗ばみます。というか暑いです。歩くのを止めると急に冷えて、歩くと熱くてと体温をコントロールすることも大切です。
登山慣れしている人は結構半そで短パンで来ています。

だんだん登りが増えてきて、岩場だらけになってきます。

登りが増えて、植物が低くなっていく

◆頑張れポーターさんたち

勾配も淡々と
登り続ける
ポーターさんたち!!


最後までお供よろしくです!

ポーターさんの担いでいるのはたくさん。
登山者2人に対してガイドが2人。
ポーターさんが8人。中には料理を作るコックさんの役割の人もいます。

僕たち含め、全員の料理を作ってくれたコックさん


自分達の荷物を持ち、かつ登山者の荷物を運ぶ。しかも上り下りを繰り返しながらキャンプまでを共にする。本当に凄いです。ポーターさんなしにキリマンジャロ登頂はないです。
誰でも挑戦できるルートとはいえ、崖で気を抜くと落ちて大怪我なんてことも無きにしも非ず。ほんまにありがとう!

◆シラケイブキャンプ

シラケイブキャンプ、標高3750m

少々話しが前後しましたが、本日のキャンプ「シラケイブ」に到着。

出発は8時半で、本日のキャンプに付いたのは12時過ぎ。今日の行程は短めで高地順応と体力温存。

何もすることがないと思いきや、ここに「CAVE」と書かれているように、プチ洞窟的なところがあるらしく、昼食を食べて休憩した後はそこに行きました。

ここが噂のシラケイブ

これだけです。

どんな説明があったかは覚えてないですが、ちょこっと中に入って遊んで帰りました。

◆自由時間

今日の行程はかなり自由。シラケイブを見た後もかなり時間がありました。これは遊べると思い、キャンプ場も開けていたので持ってきたラケットを取り出し、ガイドと遊んでいました。バドミントンのラケットを持ってくるのは、僕のようなもの好きしかいないはず。
頂上でシャトルを打つのを夢見て。

お茶目なガイドと共にジャンプ!

空も近くて、なんかいい。

雲もだいぶ見下げる位置まで来ています


こうきの「K」!バディのイニシャルは「O」


夕日が差し込む夕暮れ時

今日はこれにて終了。大量のご飯を食べてゆっくり高地順応しながら一日を終えました。
空気の薄さもコンディションも問題なし。順調に上り進めていきます!

◆トイレはどうするのか

登山中のトイレってどこでするのか。かなり気になると思います。
一応キャンプにはあります。

トイレはしっかり建てられていた

道中で催したら、茂みや岩陰に隠れてするしかないです。
スポットではないですが、隠れられるところも意外と一緒だったりするので、事後だったり、ちょっと近くの人とこんにちはするのもご愛敬。それも登山ならでは。楽しまないと!

ではまた!








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