教員採用試験、受けるか検討中

2ヶ月という短い教員生活の中で、得たことは良いことも良くないこともさまざまあって、正直自分の中では「それでも教員になりたい」「いや、教員は辞めよう」という二つの気持ちが交錯しています。
「それでも教員をやりたい」と思う背景には、やはり受け持った子供たちが自主的に学級会を開催し、私に「お別れ会」を開いてくれたことが大きなきっかけです。
教員の仕事は確かに大変で、手を焼く子供もいます。保護者対応も大変だったし、つらいなぁと思ったことがあったことも事実です。時にはクラスがざわついて叱ったりしたこともありました。それでも、私を短い間でも「先生」として見てくれて、慕ってくれるのを見て、「ああ、やっぱり先生ってやりがいがあるな」と思いました。
反面、「いや、教員は辞めよう」と思う背景は、自分の気持ちの問題も大きいです。会社が大変なときに一時期辞めて、それでも前の会社の社長に呼び出されてはいろいろ訊かれて、やりくりしていたことから考えて、私は教員よりも会社に必要とされているのかと思わされました。教員の大変さに比べて、会社の仕事は慣れている上に暇なときとそうでないときの落差が激しいゆえ、自分のモチベーションに大きな影響を受けているというのもあり、非常に悩むところです。
そのような中、教員採用試験をどうするかということについて、この半月の間ずっと悩んでいました。今もしっかり固まっているわけではないですが、受けない、受ける両方の気持ちで揺らいでいるというのが正直なところです。

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