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あなたはMicrosoft Moneyを覚えているか? ~家計簿アプリをいろいろ使い始めて思ったこと~

その昔、Microsoft Moneyというファイナンス管理(家計簿)ソフトがあった。今で言えばzaimとかマネーフォワードとか、そういう類のものである。私も2000年ころにちょくちょく触ってはいたものの、継続利用することはなかった。

Microsoft Moneyはもうない

そして、残念ながらMicrosoft Moneyはもうリリースされていない。概ね2007年版で打ち止めとなっている。ただし、アクティベーションが削除された無償版・Microsoft Money Plus Sunset Delux今もなお使えるらしい。

そして現在、家計簿アプリ全盛時代

リリース終了してから10年以上経過し、今では数多くの家計簿アプリが存在する。

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自分もここ1~2年は電子マネー・クレジットカード決済でほとんど済ませており、家計簿アプリに金融機関連携しておけば手入力無しでどんどん記録されていくようになっている。銀行、クレカ、電子マネーはもちろん、ポイント(やマイレージ)、証券会社(投資信託)、年金やiDeCo、通販も全部連携して、気持ちいいくらい記録の自動化が進んでいる。

Microsoft Moneyを使っていた頃は銀行などはできたものの、普段の支払いは手入力しかなかったので、その面倒さを思えば今は天国みたいなものである。まあ、当時は電子マネーすらほぼ無かったから仕方ないのだが。

我が家はマネーフォワードとzaimの二刀流

ちなみに我が家は、マネーフォワードzaimの2つを併用している。

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マネーフォワードは主に私が管理していて、家全体の資産をチェックできるようになっている。保険以外のすべての資産を連携しており、連携した金融機関は実に22個になっていた。

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一方zaimは夫婦で共有していて、妻に手渡している生活費(現金)や妻の電子マネー利用状況を可視化する用途で使っている。

残念ながら、家計簿アプリに複数ユーザー管理機能が付いているものが無いのでこのような運用スタイルになっているが、幸い家計簿アプリが多数あるのでアプリの使い分けで実現可能になっている。

【補足】

じーくどらむす君「zaimのスマホ版ならで複数アカウントログインができる」ということを教えてくれた。

家計簿アプリの魅力は「振替」の可視化

(厳密には数年前にzaimとかを少し触ったことはあるも断念した経験はあるが)今年に入ってから家計簿アプリを本格的に使い始めたわけだが、何が便利かと考えてみたら、銀行やクレジットカード、電子マネー間の「振替」を自動判別して記録してくれる点かなと思っている。

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我が家の場合。先ほど話したマネーフォワードでは私だけでなく、妻・息子の電子マネーともリンクしている。妻がクレジットカードから電子マネーへチャージすれば記録されるし、息子の場合はクレジットカードからのチャージができないので私が送金しているが、これも一元管理できている。もちろん、自分のチャージも全部トラッキングできる。

また最近の電子マネーはサービス間での還元施策が物凄く、タイミングごとにお得になる電子マネーが異なるので、いくつかの電子マネーを併用している。そういう意味でも、複数電子マネーを一元管理し、振替も自動判別で可視化してくれるのは本当にありがたい。

日本の場合、まだまだ電子マネー決済できない場所も多いので、生活費をフルで電子マネー渡しにできないが、このあたりも将来的にはもっと変わっていくとは思う。

改めてMicrosoft Moneyを思う

Microsoft Moneyに触れてから20年。電子マネーの普及で、家計簿アプリも使う価値が出てきたなと思う今日この頃であった。

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