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コウガイビル
2024年5月18日 18:34
太陽は暗く病み すでに薔薇の季節は過ぎ去った 晩夏の夜は蒸し暑い 長く寂しい旅から戻っても僕を迎えてくれる者は誰もいない 僕の心は陰鬱に語りかける また旅へ出ようと ここは僕の場所では無いと 家の中は静まり返り 死神が歩き回るかのよう 旅を続ける時が来た ただ僕の心がためらっている夜の風は木々を揺らし 他には死んだ沈黙があるばかり
2024年5月18日 14:51
人は皆、他人に対する恐怖を抱えながら、それを隠して生きているのだろうか。 そうなのであれば、何故皆、発狂することもなく耐えていけるのだろう。 私には、他人が怖い。しかし、一人になるのも同じくらい怖い。 人には誰でも裏がある。それは人間が社会で生きていく上で当然のことである。そして、自分を見ていて何よりもよく分かる。 表では仲睦まじく、冗談ばかりを言い合い、 喧嘩などしたこともない。し