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家族持ち(子供が生まれる前)の転職についての体験談

以前自己紹介で、私の転職体験について少し触れましたが、今日は過去の自分に言いたいことや、同じような体験している方がいれば、参考にしてもらいたいと思い、記事を書きました。

私のバックボーンについて

私は新卒入社で大手求人会社に入社。

当時はしんどく、辛い思いが強かったですが、一方でやりがいをかみしめながら仕事をしていました。あまりに激務だったこともあり、同期はどんどんやめていきましたが、このしんどさは成長痛だ。と謎な理論を私の中で持ちながらがむしゃらに仕事をしていました。

その後、入社5年目にエリア最年少マネージャーになりました。

マネージャーを一つの目標にしていたので、ほっと一安心をして、かねて溶離交際していた方と結婚する運びになりました。

転機はすぐにやってきた

昔から子供が好きで、できれば子供がいる生活をしたいと思っていました。そんな折、幸運なことに子供ができたと家内から連絡がありました。

非常に喜びましたが、現実的な問題がスッと頭に入ってきたのです。

【子供と過ごす時間がない…】

いや。。。バカだろ?と思われるでしょう。私も今記事を書きながらそう思います笑

ただ、当時は自分の仕事にプライドを持っていた上、会社から評価されたことで、自分の理想と現実のギャップが大きいことに気付かないでいたのです。

なので、今子供がいない状態の夫婦がおり、子供のいる生活をしたいと思ったら、こうお伝えしたいです。

■子供と触れ合える時間を作れますか?
■転職を考えているなら、転職も視野に入れましょうね

そこから地獄の日々

新任マネージャーになったということもあり、日ごろの業務が激変しました。管理が増えたことによる負担。部下育成の時間。ありとあらゆる面で時間の拘束がが増え、毎日12時に仕事が終わり翌日の8時には仕事をスタートしている生活が続きました。

将来の理想は子供と一緒にご飯を食べれる生活でしたが、そうもできない状況ということをまざまざと知ることになります。

そして、いよいよ転職を決意します。

しかしここでも問題が…

家内はつわりで苦しんでおり、それどころではないです。ホルモンのバランスも崩れ、相当しんどい時に、転職の話をすることができない…ましてや昇進した後で安定や安心を崩すことになる。

そう思い、言うべきか言わぬべきか悩む日が悶々と過ぎていきました。

この時は転職の相談など誰にもできず、気持ちが晴れず、毎日悶々とした日をすごしていました。

隠し事をずっとすると気が滅入りますね…

女性の感は鋭い

そうこうしていると、家内からまさかの一言が

「転職したいの?」

家では夜はかえって寝るだけ。朝はできるだけ早く起きて、仕事を持ち帰らないようにしていたのだが、、、

そう思っていたら、続けて

「昨日寝言で転職を考えてるっていってたわよ」

いや…寝言までは管理できない…

と思い、正直に今思っていることをお話ししました。

・実は転職したいと思っている。
・なぜなら、将来的に家族の時間を持ちたいし、正直もう仕事の限界が近い
・現実家には7時に出て帰りは日をまたいでいる。
・しかし、問題は家族の基盤となる収入が減ってしまう可能性が高い。
・そのため、今転職をすることは無責任だと思っている
・ただ、理想と現実のギャップが激しいことから転職をしたい気持ちが強い
・もし転職をするなら子供が生まれてくる前に、私と家内、両方から納得できる内容の転職なら、それを優先したい。

という旨を伝えていました。

正直、毎日クタクタになってソファーで寝ている姿を何度も見ていた嫁からは別にお金なくても生きていけるし、生活保護最悪ある。あなたが鬱になるよりよっぽどマシだ。と話し合い。涙が止まらない状況になってしまいました…恥ずかしい…

という、まさかの転職OKサインが出たのでした。

転職するなら?〇〇を使った方がいい!

私の求人業界にいたので、ある程度求人の裏側を知っています。

ご希望があれば書こうと思いますが、ここでは一旦省略をします。

そんな私が真っ先に選んだのはエージェントサービス。

転職をする際は大きく分けて2つの手段で探した方がいいのです。

求人広告と転職エージェント。

求人広告は人材募集をする企業様がネットや紙媒体を使い人材の募集を行う手段です。

一方で、転職エージェントはキャリアアドバイザーが無料で転職支援を行ってくれる手段です。

時間がない私はよい求人広告を待つ時間もなかったので、転職エージェントに紹介をもらい、求人広告を家内とみて、ともに納得のいった求人に片っ端から応募していきました。
(嫁が選ぶ求人が大手ばかりだったので、よほど心配をかけたなと思いました)

結果的には子供が生まれる前に仕事先が決まり、転職に成功しました。

私が得た教訓は下記のとおりです。できれば、過去の自分にも伝えたい内容です。

夫婦で将来像を考えておき、生活のイメージを具体的に描きましょう。
奥さんにはかならず相談が必要ですが、現在の仕事でベストを尽くしましょう。
尽くしても尽くしても理想と現実のギャップが激しければ、転職を視野に入れましょう。
転職活動はリミットをつけて行うといいです。長い期間開けて転職活動をしても、より良い求人を探してしまい、逆にタイミングを逃します。
奥さんに感謝の気持ちを言葉にして伝えましょう。
引っ越しやすべての業務を引き受けましょう。
料理も作ってあげましょう。

今はそこまで給料を下げずに済み、理想的な生活をお送りできています。

子供を寝かしつけてからnoteを書いているので、この時間帯にアップすることが多いですが、充実した日を送っています。

個人のキャリアや人生のターニングポイントは人材業界にいるからこそ見えてくることがありました。環境が変われば、価値観も変わる。

そんな価値観が変わったときに見てもらえるような情報を皆さんに発信してければと思っていますので、どうぞ引き続きよろしくお願いいたします。

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