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初めての就活~55歳からの挑戦(2)~いきさつ編前半~

どうしてこのようなことになったのかということを今更言っても仕方がないのですが、簡単に説明しておこうかなと思います。


無料のパソコン教室が

母の友達に身体障害のある人がいて、

障害者手帳を持っていれば無料でパソコンを教えてくれるところがある、と教えてくれました。

パソコン教室に通っていたわたしは、無料と聞いて心を奪われました。

早速ネットで調べて電話をかけてみました。

精神障害者の泣きどころ

様々な面で、精神障害者は制度から取り残されています。

これは精神障害者がいるということが、

昔は世の中の人に知られていなかったからです。

この、無料のパソコン教室でも、

精神障害者は扱いが別枠になっていました。

ひとりで通うことは出来なくて、

支援者と一緒に面接を受けてから、というのが条件でした。

支援者て…、なんだ?


支援者らしい人がいて

いろいろ考えているうちに気づきました。

年に一度、市役所に提出する福祉サービス申込書があって、

書類を書くのを手伝ってくれる人がいるのです。

早速、電話をかけてみました。

意外とね、いざという時には行動が早かったりするのです。だから早速の連続になっているわけです。


Sさんという担当の人が電話に出てくれました。

事情を話すと、こちらからパソコンセンター(仮称)に電話します、と言ってくれました。

これが2年前の年末のことでした。


成り行き任せもいいとこで

2年前の年末と言えば、

去年の10月から今年の3月まで続いたお仕事が決まった頃です。

12月に正式に契約をしたのに、

会社の都合で仕事は来年の10月からと言われました。

ヒマやんけ。

というところに無料のパソコン教室の話が飛び込んだのです。

ところが。

こうりんさんは長い間、家に閉じこもっていたから、

とりあえずどこかに通所して体力をつけてから来てください、

とか言われたらしいです。なんかいや。


Sさんの素早さに

だから就労移行支援事業所に行ってみませんか、

という提案を受けた時、意味がわかりませんでした。

でも無料のパソコン教室のためなら、と、

見学に行きました。

でも、なんだか違う感じがすると思っていたら、

Sさんも同じことを思ったらしく、

やっぱりB型に行きますか、という提案をされました。

また意味がわからない。

気づけばわたしは、歩いて15分の場所に通うことになっていました。

Sさんが親切だから勧められた通りにしよう、という、

主体性のかけらもないわたしです。


簡単に説明すると言いながら、長くなっています。

ここまでを前編にして、成り行きの行く先は後編に続く、です。



【シリーズ:初めての就活】でした。

(次は「いきさつ編後半」になります。)




イラストは「みんなのフォトギャラリー」からお借りしました。どれにしようかなと思っている時に目に飛び込んできました。今、分離礼というもので苦労しているので、このイラストがツボにはまりました。



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