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考えたこと

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そのとき考えたことを書き残しておきます。
運営しているクリエイター

#自分

少しずつ変える

どうしようもなく毎日が嫌になることがある。 毎日の繰り返しに自分が絡め取られてしまって、…

織部 行
5日前
2

日々に埋もれる

気づけば、 心の中の内殻の縁にこべりつくかのように蓄積される、 いろいろな感情の起こりと終…

織部 行
1か月前
9

浮遊生活

空中浮遊しているような感覚。 空にぽつんと浮かんでいるなにか。 風船はどんどん昇ってしまう…

織部 行
1か月前
7

空腹がもたらすもの

子供の頃、空腹が感じられなかった。 それはけっして裕福で、いつも何かを食べていて、満たさ…

織部 行
7か月前
2

変容する輪郭

じっとりと周囲に張り巡らした線の輪郭は私そのもので、それは特に意識することもなく、意識す…

織部 行
7か月前
3

写真と自分

高校のときに中古の一眼レフカメラを買った。 初めての大きな買い物。貯金をはたいた買い物。…

織部 行
1年前
35

またつくればいい

なんとなく続けているものだらけの生活。気づいたらまた同じことしてる。でもそれで何不自由のない生活でもあったりしてもやもやしてくるのだ。そんな生活を幸せと感じたらいいのか、苦痛と呼んだらいいのか正直なところ判断がつかない。いまの生活には何年も前の自分が望んでいたものが何個も含まれているからきっとこれは夢が叶ったとも言える、つまり幸せなのだとも言えるのだと感じるときもある。一方で、到達してしまった。すべてが到達したわけではないけれどいくつかは自分が望んだものになってしまって、そこ

繰り返しの中の

ぜんぶ繰り返しだ。 朝、お湯を沸かす間に洗面所で顔を洗っているときに彼女は思った。私が考…

織部 行
1年前
9

書くことと話すこと

夜になると自分の中にもやもやとしたものがそこにふんわりとあることを感じる。それは冬よりは…

織部 行
1年前
25

雑踏を潜り抜ける

どこに行っても人が多いような気がしたのはなぜだろう。 駅にも横断歩道を待つ間も喫茶店でも…

織部 行
1年前
10

この時のいま

いつものように髪を切りに美容室に行った今日。 もうずいぶん、思い返せば東京で暮らすように…

織部 行
1年前
7

普通

あの人の普通と私の普通は違うんだ。 そんな当たり前のことを何度も何度も考える。 でも、私は…

織部 行
1年前
6

鈍色の満足

窓を開けて、網戸の網目の一つ一つからぴりっとした冷たい空気が部屋の中に流れ込んでくる。一…

織部 行
1年前
22

途中退室あり

すっかりそこに居着いてしまう人と、そうでない人。 その違いは、それぞれ全然違う人だということ。 それはなぜ。 そこにいる時間か経験か価値観か。 その人を知らないとわからない。 わからないままだと、違和感を覚えて苦しい。 意味がわからないことが苦しいと感じる。 なんとか筋が通って理解できるように考える。 だいたいのことは無理が過ぎて、違和感で終わる。 だから他人のことはわからない。 腹を割って話して理解するまでもないことがほとんどだ。 それをすればいいのだけれど、そのためには