少しずつ変える

どうしようもなく毎日が嫌になることがある。
毎日の繰り返しに自分が絡め取られてしまって、そこからどうしようもなく出ることができなくなっているとき。画面には広い世界が広がっている。けれど自分の目の前には狭い空間、決まった行き先、頭の中に浮かんでは消えるアイデア。行ってもいないのに行った気になってしまうどうしようもなさ。

そんなもどかしい時期が続く。

頭と身体のバランスが偏るとそうなるのかもしれない。
すべて頭の中で完結してしまう世界。頭の中ではいつも使う回路だけ、そうじゃない回路はとっても細くなってしまって、何度考えてもいつも同じ結論になってしまう。だからもどかしい。意思とは関係なく、身体の求めていることを頭が否定してしまう。それはある意味自分が自分を否定しているような状態とも感じられる。

頭は思っている以上に、自分じゃない。

だから、少しずつ変えていって、身体で知っている私で私を否定する。

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