選挙のことてん@elwice

事典アプリ・ことてんシリーズのコンテンツ制作を担当しています。 最新作「選挙のことてん…

選挙のことてん@elwice

事典アプリ・ことてんシリーズのコンテンツ制作を担当しています。 最新作「選挙のことてん」を作りながら、動いたこと、やってみたこと、感じたことを記していくnoteです。

最近の記事

さいたま国際芸術祭2023の雑感(おもにアクセシビリティ・Webサイト不親切問題など)

さいたま市民です。 3回目にして、初めて、芸術祭に行ってきました。 今回は行くぞと始まる前から決めていて(理由は後述)、にもかかわらず、最初に心が折れそうになったのが Webサイトのわかりにくさ問題 でした。 「いつ、どこに行ったら、なにが見られるのか」 という最も基本的な情報が、直感的にわからないんです。 サイトは、その後何度見ても、わかりにくい。 あまりのわかりにくさに理由を探ってみました。まず致命的だと思ったのは… 「アクセス」のページに、全会場の場所と開場の情

    • さいたま市岩槻人形博物館の見学

      先日、市の予算が話題になり… どんな文脈か忘れたのですが、盆栽美術館が話題になり、その予算をみていたら、「人形博物館」が目に入りました。 2023年度 盆栽美術館 予算8600万円  そのうち一般財源が6000万円。 人形博物館 予算1億4000万円  一般財源が約1億円。 * 予算の話で、この金額が、どうなのか? て、正直言って、全然わからないなあ…と思います。 美術館/博物館の運営費が1億、と聞くと、そんな金額でできるの?と思うし でも、税金を1億、と聞くと小さくな

      • #埼玉県虐待禁止条例改正案に反対します その2

        昨日の記事がこちら。 その後、 10/13の採決を待たずに、取り下げになりました。 とりあえずは、ほっとしました。 これだけ多くの人が声をあげたら変わることもあるのか、ていう事案にもなりましたね。 先頭にたってアクションを起こしてくださった方にも、個々人で発信したりできる動きをしてくださった方にも、ありがとうございました。 政治に関心を持たないことの怖さが身に沁みましたし、次の選挙では、今回の件が響く人たちが少しはいるのかな? そうならないとですね。 * 昨日の続編で

        • #埼玉県虐待禁止条例改正案に反対します

          しれーっとこんな条例案が可決されてしまったりするのかと思うとおそろしい。こんな身近なところで。 政治は本来身近なことである、というのはこういう危機的状況になって初めて目の前に迫り来る。 この3連休、SNSのタイムラインがこの話題で持ちきりです。 埼玉県人なので埼玉県人の知り合いが多いですが、こんなにひとつの話題がタイムラインを占領するの初めてのように思います。それだけ、身近で、"ヤバい"案件なのだと思います。 それでも・・・声はきかれないのか、と思うと、これが現在の政治の仕

        さいたま国際芸術祭2023の雑感(おもにアクセシビリティ・Webサイト不親切問題など)

          活動報告会に参加する(初)

          春の統一地方選挙で応援していた市議さん。初の活動報告会があるとのことで参加してきました。私にとっても初めての機会です。 SNSで積極的に発信してくださっているので、なんとなく活動を追いかけてはいるものの、選挙運動の頃や選挙直後に比べると、やはり、注目がさがっているので、こういうきちんと枠のある機会があるのはいいなと思いました。 平日夜の開催で… 参加されていたのは、チラシ配りにも来ていた顔馴染みさんたちと、ご高齢の方で議員さんの活動に注目・応援されている方たちでした。 内

          活動報告会に参加する(初)

          住んでいる自治体を知る勉強の会。第2回。役所のこと。(そしてこの会のあり方を考える)

          第1回はこちら。 そして第2回です。 参加者は10人。ちょっと増えました。そして会場がいつものカフェがやっていない時間ということで、近所のコミュニティーセンター的なところで、大きい円卓ぽい机の配置でした。 ゲストに、元役所の職員で、議員を目指している方をお呼びして、話をききました。 話の内容もいろいろ印象に残っているのですが… なんというか、メンバーや話題、知りたいこと、そもそも、こういう勉強会のあり方について考えるところがあったかもしれません。 これまでに、仕事や暮ら

          住んでいる自治体を知る勉強の会。第2回。役所のこと。(そしてこの会のあり方を考える)

          住んでいる自治体を知る勉強の会。第1回。お金のこと。

          ひとことで感想を言うと、面白かったです。 情報量がものすごく多くて、勉強になったし、ちょっと不謹慎かもだけど、面白かったです。 集まったのは6人。店長さんも耳で参加して、ときどき言葉も発していたので7人。 私以外は、元議員さんと、事業で自治体との絡みがある人たちばかりだったこともあって、実感のこもった話をいろいろ聞くことができました。 なお… この勉強の会にいたる流れはこちらから。 今日のお題はお金のことでした。 ・予算の種類 ・税収の推移(人口が増えている稀な自治体なの

          住んでいる自治体を知る勉強の会。第1回。お金のこと。

          市議会のインターネット中継(LIVE)で議員4名の質問・答弁をみる

          今冬、生まれて初めて、市議会(このときは委員会)の傍聴をしました。 あれから、4月の選挙を経て、新しい顔ぶれとなった市議会で、6月定例会の本会議・一般質問をのぞいてみました。 今回はインターネットのライブ中継です。 なお、傍聴時に書いたコラムはこちら。。 2回目だからか、あるいはネット中継だからか、今回は、質問と答弁の内容が、すっと頭に入ってきました。 現地だと、当たり前ですが、部屋の奥行きがあって、たくさんの人がいるので、情報量が多く、あちこちに視線が動いて、ずいぶん気

          市議会のインターネット中継(LIVE)で議員4名の質問・答弁をみる

          作戦会議。自分が住む自治体について知る勉強会を開くことに

          6月に入り、今日から市議会の定例会が始まりました。 なにも動けないままでに時間が過ぎていますが(いつからだっけ?と市議会のサイトを開いたら、今日からだった!)…応援している市議さんの一般質問のときは、予定があえば、傍聴に行きたいと思います。 「選挙のことてん」は、Androidの審査が通らず…やや途方に暮れています。 そんななかで、先週は、ちょっとした作戦会議をしました。いつものコミュニティカフェで。 《生活者・市民・地域・行政 × IT 》 といったキーワードでの活動をさ

          作戦会議。自分が住む自治体について知る勉強会を開くことに

          投票マッチング(ボートマッチ)のリサーチ・統一地方選挙2023

          69人が立候補してそこから1人を選ぶとかどうしたらよいのですか? 定数は48人。 これは、なにかと話題の多かった、東京都杉並区議会議員選挙の話です。 こういう自治体は他にもあると思います。わたしの地元も、40人の定数に57人が立候補していて、これどうやって一人を選ぶの…?と途方にくれる気持ちでした。 自治体によっては、マッチングサイトができていて、参考にされた方もいたと思います。 投票マッチング ボートマッチ (vote 投票する・match 一致する) などと呼ばれて

          投票マッチング(ボートマッチ)のリサーチ・統一地方選挙2023

          日常と選挙に接することとの距離感をさぐる(近所のコミュニティカフェにて)

          統一地方選挙2023の後半戦からおよそ1ヶ月。 足立区長選挙・足立区議会議員選挙などの投票日があったりはしますが、選挙がだいぶ遠い感覚になっています。 選挙と政治に関心を持ち続けよう…と思っていた(いる)のですが、慌ただしい日々を過ごしていると、案外難しい。距離感が難しいなと感じます。 漠然と、ではなくて自分ごとになるテーマで関わり続けることが必要なのかもしれません。 だけど自分ごとのテーマってなんだろう? 先週は、ときどき立ち寄るコミュニティカフェで、「選挙に落ちた〇〇で

          日常と選挙に接することとの距離感をさぐる(近所のコミュニティカフェにて)

          街頭で候補者と会おう(選挙ボランティア・街頭ビラ配り編)

          直接自分の目で候補者を見てみた方がいい このコラムは、統一地方選挙2023、選挙ボランティアとしてのビラ配り体験をまとめたものですが、それをふまえて一有権者として思うことは「街頭で候補者と会おう」です。 自分の目で見て、演説をきくといい、話しかけるとなおいい、です。 苦行、ときどき喜びあり(慣れます) まず、街頭ビラ配りの話から。6回ほど立ちました。 場所、時間によって、出会う人たちも、その反応も、ずいぶんちがって新鮮でした。 夕方の帰宅ラッシュの時間帯、他の候補者も多

          街頭で候補者と会おう(選挙ボランティア・街頭ビラ配り編)

          初めて市議会を傍聴してみて、その光景におどろく

          選挙について調べるなかで、一度議会をみてみようと思いたち、今冬、傍聴に行ってきました。 日程があったところが某委員会でした。 事前の手続きは不要で、行くだけでしたので、案外気軽にいけます。 (自治体によって違うかもしれませんので、確認ください。[○○○議会 傍聴]で検索できます) 参考までに、私の自治体の傍聴についての説明を貼ります。 これを読むと、住民に限定でもないでしょうか。 委員会の部屋で議場ではないので、雰囲気はちがうかもしれませんが… 部屋に入って圧倒されたの

          初めて市議会を傍聴してみて、その光景におどろく

          「投票に行こうと言わない」のは是ですか?...投票率について考える3つのこと

          今日は、共通の知人のいる市議会議員の方(当選おめでとうございます!)から、投票率について質問をしたいとリクエストをいただき、あれこれ話をしました。 「選挙のことてん」アプリ制作。ユニークなことをしていると、思わぬところからご縁が広がるものですね。 最初に、今回の市議選について、市のデータをみると… でした。 約66万人が投票していません。そう考えるとすごい数字です。 前回 38.16%、前々回 40.39%、その前が43.60%と、じわじわ減ってもいます。 私も長く

          「投票に行こうと言わない」のは是ですか?...投票率について考える3つのこと

          選挙のことてん雑記帳〜自己紹介と「素人が選挙に近づいてみました」

          投票に行こうと言わない選挙と投票の事典アプリ 2023年の統一地方選挙にあわせて、「選挙のことてん」という事典アプリをリリースしました。 投票について、例えば期日前投票や不在者投票、障がいやいろいろな事情があるときの投票、投票所での流れについてなど、図を交えて説明する事典です。 2022年の参議院議員選挙がきっかけで、これまで注目したことのなかったテーマに、ふと関心が湧きました。知らなかったことの多いこと多いこと。パソコンの前に張り付き、調べ物をしながら原稿を書きました。そ

          選挙のことてん雑記帳〜自己紹介と「素人が選挙に近づいてみました」