”育成枠あがり”と呼ばれて
「脚本家になりたい!」と思い立った人がたどる典型的な道は、まず脚本の書き方を学べる教室に通うこと。
一般にはあまり知られていませんが、その種の教室は、大手の学校から私が通っていたような私塾まで、都内だけでもいくつもあります。
そういった場で勉強をしながら、新人脚本家の発掘のためのコンクールに応募。
入賞して月刊ドラマとか月刊シナリオ(そういう雑誌があるんです)にババーンと掲載されて、そのコンクールを主催する会社の作品でドドーンとデビュー!
……というのが、多くの脚本家志望の人