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言葉を見直す、5日目。

言葉が出る前に、
私たちは思考を使っている。


意識的に、
言葉にできる人もいれば


無意識に
言葉を出す人もいる。


『ネガティブモードにならないように』


20代後半からなるべく、
言葉には気をつけてきた。


言霊、という
概念を知っていたから。


それでも、
意識については


「声に出さないもの」
「自分でも、気がつきにくいもの」


『これが正しい』
『これが普通』だと、


外には出さないままに
「思い込んでいる」こともある。


ごく最近の話。


実家の姉妹で話をしていて
気になったことがある。


『家族だから』
心配している、と。


以前の私なら、
それは仕方がないよね、と

聞き流したのかもしれないけど。


今は、違和感になっていた。

『それは、疑ってるって、ことだよね?』


優しい人たち、
なのかもしれない。


相手に暴言を吐くようなことは
一切しない人たちだから

悪気はないんだと、わかるけど。


いかに普段の
会話が無かったかを、実感したものだった。


一緒に暮らしてはいない。
普段の生活は、それぞれ。


『心配してる』いい人のつもりで
その裏側の意識は『疑っている』。


個々の人生を、
信頼するしかないはずなのに。


「正しさ」「過去の概念」に
そのまま、心配という言葉を使う。


違う道のりを選んで
成功するのも、失敗するのも


ただ、本人次第。


それを受け入れるだけのことで、
失敗は、繰り返しても成長すればいい。


その道のりを
選ばなかった人たちには、わからなくても


仕方がないよね、とも思うけど。


子供心には、
家族の応援の一言も、欲しかった本音。


これも50代となっては
素直さを隠してしまう。


それでも。


焦ることなく、淡々と我が道をゆく。


『ほらね、大丈夫だったでしょう?』と


いつか言えればいいだけのお話。


生活に変化がないと、

見直しの機会もないのかもしれない。


幸い、私は自由に
文字表現をすることができて


言葉を見直す、今に至る。


お肌とともに
言葉も磨き上げていきたい、ご年齢。


声に出す、その音に
きちんと体温があるように


受け取る人が
抵抗なく、受け取れるように


相手のことを理解した上で
こちらの想いを伝えたい。


急いで生きてきてしまった
団塊世代、団塊ジュニア世代。


『話すことが苦手』な人は、
それなりに多いと思うけど。


多くを話さないにしても
周りの人たちが安心できる


言葉を選んでいきたいし
言葉の引き出しを、増やしていきたい。


年齢を重ねるほどに
話す相手の年齢層は、広がる。


どこまで私は
柔軟なコミュニケーションができるだろう。


ひと時関わる
接客程度なら、感情も伴わない。


たぶん、近くに居る人ほど
大切にしたくて、難しくなる。


まずは、私自身が
居心地良くあろう。


今はそれが、最善だと思っている。














































































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