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海士潜女神社 倭姫命さま像も ことの葉綴り一〇五五

一粒万倍日、寅の日、己巳の日が続きます

春らんまん。気温も上がり桜の開花も早くなりそうですね。
先週、更新ができないうちに、6日は二十四節気「啓蟄」。七日は大安で、夜は乙女座満月と、運気の切り替わり時でした。
まずは今週の暦からご紹介します。
三月八日(水)は、六曜は「赤口しゃっこう」でお昼前後の正午が吉。十二直は「開」で、開き通じる日。お参り、祭祀、建築、引越し、婚礼に吉。
二十八宿は「しん」で、婚礼などのお祝い。地鎮祭など建築に関することなど、祭祀、お参りに吉。そしてご神事やお参りによい「神吉日」です。

三月九日(木)は、一粒の種が万倍に実る「一粒万倍日」の大吉日。何かをスタートするのに良い日。
金運もいいですが、お金を借りるのは×。
六曜は「先勝せんしょう」で、午前が吉。先んじることで幸を勝ち取るとされる日。十二直は「とず」で、すべてを閉じ込める日。お金を納めるのにいい日。二十八宿は「角」で、衣類の新調、旅行、結婚、建築、改修にいい日。
そして金運や旅行運に吉の「寅の日」です。千里を行き千里を還る虎にちなみ、この日、出したお金は戻るとされる日。

三月十日(金)は、六曜は「友引」で勝ち負けのないとされる日。朝と夕方が吉。十二直は「たつ」で、万物を建て生じる日。お参り、神仏の祭祀、婚礼、開店開業、引越し、旅行もよし。二十八宿は「こう」で、結納、婚礼、種まき、買い物に吉。。

三月十一日(土)
あの日から12年ですね。
鎮魂しながら静かに過ごしたいです。
六曜は「先負せんぶ」で、午後が吉。万事に平静をこころがけて吉。急がず慌てずで過ごしてよし。
十二直は、障害を取り除く「のぞく」で、医師、病院へのかかりはじめ、薬の飲み始め、掃除、荷物整理、種まきに吉。二十八宿は、「てい」で、婚礼、結婚式、開店開業など新しいことをスタートするのに良い日。

そして、三月十二日(日)は、六十日に一度の「己巳の日」で、最高の金運よしの日!
弁財天さまのお遣いの白蛇さんは、金運・財運に結びつくといわれます。とくに己巳の日は、縁起がいいとされます。
ただ、六曜は仏滅ですが、十二直は、すべてが満たされる「満」で、お参り、祭祀、婚礼、お祝いごと、旅行、引越し、種まきもいい。二十八宿も、大吉日の「ぼう」で、お参り、ご神事や仏事よし。婚礼、開店開業、引越し、旅行、衣類の新調、そしてお参りやご神事にいい「神吉日」です。

皆さん、暖かい陽気、春を感じながら、花粉症にも気をつけながら、お元気でありますように!

倭姫命さま伝承地 熨斗あわびの国崎へ

先週、伊勢へ行き、翌朝、伊勢の神宮の内宮こと皇大神宮にお参りをしてから、お電車とバスをのりついで倭姫命さまの伝承が残る鳥羽の国崎まで足をのばしてきました!

今から約二千年前、この国崎を訪れた倭姫命さまに、伝説の海女のおべんさんが、あわびを差し出し、その美味しさに感動されて、伊勢の神宮に献上することになります。
それが、今も続く「熨斗あわび」!


小さな港町に到着。
バス停から坂を上り、伝説の海女、お弁さんをお祀りする「海士潜女(あまかづきめ)神社」さんへお参りです。
境内に咲く梅の花が出迎えてくれました。




「やまと姫と海女のであい」という記念写真がとれるようにもなってました(^^)。これ、国崎の旅館やいろいろなところにおいてありました。


小さな階段を昇りお参りは……。
なんと、拝殿に入りお参りできるようです。


拝殿に入らせていただき、ご神前でお参りします。
大麻でお祓いをしてから、太鼓を鳴らして、ゆっくりと大祓を奏上させていただきました。

ご祭神は、お弁さんこと、潜女ノ神(もぐりめのかみ)、天目一箇神(あまのまひとつのかみ)、猿田彦大神はじめ26柱の神さまがお祀りされています。


あわびの貝で、「令和」とかいたもの

また皇室の方々がお参りにきた写真が飾られています。
天皇陛下も皇太子時代に、国崎を訪れられて、「熨斗あわび」づくりを見学されたようです。


そして、「倭姫命」さまの彫刻もありました!!
これは彫刻家の板倉白龍さんの作。
板倉白龍さんは、ずっと倭姫命さまの像を掘り続けられた方だそうです。

そして神社から、国崎の海岸へと向かいました。

―次回へ

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