陸路・海路の神誕生 伊邪那岐命 ことの葉綴り。其の八三
「境」を守る神 後編
こんばんは。夕刻ですが「ことの葉綴り。」に向かえました。
黄泉の国から葦原中つ国に戻ってこられた伊邪那岐命さま。
死者の国でついて穢れたものを取り払われます。
すべて、脱ぎ去ります。
すると、その杖、帯、袋、衣、袴、冠、腕輪、珠飾り……から
次々の神さまがお生まれになったのです。
杖から衝立船戸神(つきたつふなどのかみ)
村境で、悪霊や邪気を防いでくださる神さまです。
帯からは、道之長乳歯神(みちのながちはのかみ)
長き道をつかさどる岩の神さま。