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わたしの憧れの暮らし方/読書記録④

前々からよくわたしのnoteに登場していた本ですが、ガッツリと紹介したことはなかったなと思い、今回紹介したいと思います。

不要なものは手放して 50代からは身軽に暮らす


この本の著者である「しょ~こさん」のことは、SNSを通して知りました。

暮らしのジャンルに興味を持ち、他にも何か本がないかなと探していたときにたまたまSNSで見たしょ~こさん。

年代は50代。
お子さんはもうすでに独立していますが、シングルマザーでやってきた方でした。

わたし自身、シングルマザー歴11年目。
シングルマザーの方で今すごく興味があるミニマリスト。

読まない以外の選択肢はない。
そう思い、すぐに購入しました。

結果、買ってよかった!
何度も読み返しました。

片付けをしようと思ったキッカケ

しょ~こさんが片付けをしようと思ったキッカケは、コロナ渦に突入したことだったそうです。

それまでライターとしてあちこち取材で飛び回っていたしょ~こさん。
家の片付けとは無縁の生活だったそう。

そこで突然やってきたコロナ渦。

自身の不安な心とは裏腹に、ベランダに出た瞬間のいつも通りである景色に肩の力が抜けたそう。

ベランダでゆっくり空を眺めることで、目の前にこんな気持ちの良い景色が広がっていたのかと気づいたことがキッカケとなり、ベランダをおしゃれにしたい!いや、その前に家の中をなんとかしたほうが良いのかもしれない、そう思ったしょ~こさんは徐々に片付けに着手していったそうです。

片付けをしていくなかで、こういう風に片づけをすると良さそうと思うことをSNSにアップしたり、片付けをしていくことで変わっていった自分の心境を綴ったりしていくうちに、SNSのフォロワーさんも増え、今インスタグラマーとして生活をされています。

人生、何がキッカケで変わるか分からないですね。
正直、片付けにそんな力があるのかと最初は不思議でたまりませんでした。

片づけ=自分と向き合うこと

わたし自身、ゆるミニマリストを目指して思いましたが、片付けって心身ともに労力を使います。

しょ~こさんもそのことに関して書いてありました。

片付けをすることで、ひとつひとつ「これはいるのか、いらないのか」を考えないといけない。

必要なのか、必要じゃないのか。
好きなのか、嫌いなのか。

ひとつひとつ片づけるごとに考える必要がある。
これって意外に疲れるんです。

片付け=自分と向き合う。

実際に自分もゆるミニマリストを目指すことで、このことを理解できました。

しょ~こさんは著書のなかでこう言っています。

今から思えば、人生の半分を過ごす家を「どうでもいい」と扱うことは、自分の暮らしの半分を切り捨てることでした。
つまり、自分の半分をないがしろにしていたのです。
ものを捨て、家を片づけて見直したのは、私自身の生き方。片づけは、人生の見直しでした。

不要なものは手放して 50代からは身軽に暮らす

この内容に「確かに!」としか思えませんでした。

家って自分に戻れる場所というか、自分自身の拠点でもあります。

仕事で疲れて帰ってきても、家でゆっくりすることで心身をチャージできる。

でも、その家が散らかっていたり落ち着かない環境になっていたりすると、そうもいかない。

簡単に分かりそうなことなのに、自分で分かっていなかったなぁ。

この本を読んだことで、家のなかの見直し、自分に必要ないものを処分、安さだけでモノを買わないようにする、など気にするようになりました。

居心地のいい聖域にする

しょ~こさん流、我が家をサンクチュアリにする心もちが書いてありました。

内容を書くより読んだ方が絶対に良いので、詳しくは書きませんが、これは参考になるし、考えがまとまりやすい気がしています。

この中に「余白をつくる」ということも書いてありました。

余白を作ることはわたし自身、この本を読んで強く感じたことで、今も意識しながら生活しています。

気持ちも時間も、余白って本当に大事です。

この項目にはしょ~こさんがどのように部屋を変えていったのか、写真付きで掲載されています。
写真付きっていうところが本当におすすめポイント!

わたしはこの写真を見て、こういう風に生活したい!
そう思った部分がありました。

それは「書斎」のところでしたが、こんなところで仕事ができたらすごく良いな!と今でも頭の中にイメージとして強く残っています。

片づけもルーティーン化するとやりやすい

片づけってなにから手を付けて良いのか分からない。
そんな人も多いと思います。

実際にわたしもそうでした。
めんどくさくなっちゃうんですよね。

この本にはしょ~こさん流の「片付けの手順」も掲載されています。

とても細かく順序化されているので、ひとつひとつこなしていけば絶対に片付くじゃん!という内容です。

なかなか片付かないシンク周りや台所。
見えないからとズボラになりがちなクローゼット。

こちらも写真付きなので、読みやすいし参考になりやすい。
自分がいい!と思った部分だけ参考にすることもできます。

そしてこの片付け手順をルーティーン化できたら、多分最強です。

片づけがスムーズにいきやすくなる。

また、片づけの手順のなかに、自分のこだわり部分も載せてあるので、こだわりながらもどううまく片づけて自分の居心地が良い空間にするか。
しょ~こさん流の片付けやインテリアが詰まった1冊です。

働き方を変える

この本のなかで1番読み返した章です。

しょ~こさんは50代にして働き方を考え直し、今は自分らしい働き方で生計をたてています。

働き方を変えるキッカケとなったのも片付けを始めたことからだったそう。

今まで見えていたのに見ないふりをしていた心の部分に踏み込み、1度休業宣言をして自分に向き合ったそうです。

そのなかで小さいころから自分がやりたかったのに、大人になるにつれ忘れていた「自分の本を出版する」ということを思い出し、デジタルで本を販売することに決めたしょ~こさん。

SNSに載せていない内容をオリジナルブックにして販売したことで、一気に世界が変わり、実際に本を出版することに繋がったそうです。

やはり行動。
すべては何かしら行動を起こさないと進まない。

これってなかなか難しいですよね。
自分が本当にやりたいことを、自分と向き合うことで認識する。

自分と向き合うってなかなか難しいと思いますが、この文章に全てが詰まっているような気がしました。

夢中になってしまうこと。
それが「やりたいこと」なのかもしれません。

不要なものは手放して 50代からは身軽に暮らす

このページにしょ~こさんが書斎でPCに向き合い仕事をしている姿が掲載されているのですが、その写真を見て、こんな暮らしがしたい!と思い、ずっと頭に残っています。

写真を載せたいのだけど、著作権的にNGかもしれないので、読んだ人がいたら「このページか!」と思ってもらいたい。笑

この章にも「やりたいことの芽を見つけるアクション」という6つの項目があるので、自分に向き合うということが苦手な方は参考にされるのも良いと思います。

しょ~こさんは「インスタグラマー」としてお仕事をされているので、インスタグラマーのお仕事についても書いていました。

もしインスタグラマーを目指している方がいたら、ますます読んで見る価値ありです。

家を見直したら、暮らしぶりも見直す

家のことが片付いたあとは「食生活、時間の使い方、お金のこと、今後の暮らし方」を見直していったしょ~こさん。

食生活やお金のことなど書いてありますが、この章のなかにも「暮らしに余白を」という項目があります。

なにかやりたいことが出来ても「暮らしに余白」がなければ、結局は着手することすらできない。
やりたいな。
そう思うだけで終わってしまう。

noteによく余白がいる!と何度か書いていましたが、気持ちの余裕を持つためにも、また、何かこれやりたい!と思ったときに動くようにするためにも、余白って必要です。

大きな余白じゃなくても、小さな余白なら作っていける。

例えば、ちょっとSNSを見るだけ…と思っていたら1時間たっていた。
こんなことありませんか?
わたしはあるあるでした。笑

こういう時間も余白になる。
隙間時間を見つけて、うまく余白を活かしていきたいです。

自分自身を大事にする

わたしもよく思うことですが、自分に余裕がないと、心身共にやられてしまいます。

心の余白も必要です。

その心の余白を作れるのは、やっぱり自分自身。

しょ~こさん流、自分の喜ばせ方や幸福度を高めるための心がけもたくさん掲載されています。

これは全部が全部、自分に当てはまるかと言ったら違うと思います。
それは個人個人で、自分が喜ぶことって違うから。

自分が何をしているときが楽しいか。
幸せだなと思えるのか。
無になれる瞬間はどんなときなのか。

しょ~こさんの幸福度を高めるための心がけを参考に、自分自身が喜ぶことを見つけてみると、人生の幸福度が上がるのかもしれないと思った章でした。

自分らしく生きていくために

自分らしく生きる。

よくSNSで見るような内容ですが、自分勝手に生きていいわけではないですよね。

自分らしく生きるという意味をちゃんと理解していないといけないと思っています。

これもひとりひとり違うと思うので、しょ~こさんが片付けを始めたことでどんな風に自分らしくない「いらない思考」を手放し、自分らしく生きていっているのか、参考に読んでみて自分に合うものを取り入れていくと良いと思います。

わたしは結構マイナス思考が強いタイプでしたが、マイナス思考ってもったいないなと思える章でした。

特に「呪いを手放す」という章はグッときました。

自分で勝手に「これは悪いことなんだ」と決めつけていること。
わたしにもいくつかありました。

でも、客観的に見てみたら「悪いことなの?」と思う内容。
自分で勝手に思い込んで、自分で責めていただけでした。

このことに気付けたのは、とても大きいなと思っています。

終わりに

片づけを通して人生が変わる。

どういうことだろう。
そう思いながら読んだ本でした。

まだまだゆるミニマリストも初心者レベルのわたしですが、自分自身の気付きも多くあり、それこそタイトルにもあるように「不要なものは手放して」いきたいと少しずつ片付けをしているところです。

そして片付けを始めることによって、自分らしく生きていくために「いらない思考」を手放していくキッカケにもしたいと思っています。

思考も暮らしも変えたいかたはぜひ読んでほしい1冊です。
読むことで思考も暮らし方も変えていけると思っています。


しょ~こさん、9月後半に新しい書籍を出すんだよな。
読みたいな。
こちらも多分読むと思うので、読んだらレポします。



今日も読んでくださり、ありがとうございました。
今日も1日、適度に頑張りましょう♡

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