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和歌・愛しさは激しさ

「思ひせく胸のほむらはつれなくて
涙をわかすものにぞありける」
蜻蛉日記・右大将道綱母
(懸命に思いをせき止めているのに、
心のうちの恋の炎は思いのままにならず
ただただ涙をわかすものだ。)

あなたを想うと、この心に激情が走る。

愛しさは激しさ。
優しいだけではいられない。
まるで炎で焼け焦がされるように、
胸が苦しい。

一緒懸命に抑えているのに、
どうにもならない…。

この燃えるように激しく燃えたぎる恋心は、
わたしに熱い熱い涙を流させる。

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