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暗示・洗脳・催眠の対応策(条件世界学問書){完}

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著者 メテン・ジオーネ 訳者Midi
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2021年6月の記事一覧

暗示・洗脳・催眠の対応策(五章、催眠術にかかりやすい人){六、睡眠不足}

暗示・洗脳・催眠の対応策(五章、催眠術にかかりやすい人){六、睡眠不足}

これは本当にそのまま睡眠不足な人だ。

睡眠不足だということは脳の活動機能が普段より低下しているということだ。

つまり普段は体力が100ある人が70や50しかない状態ということ。

つまりこれも脳の牢獄に普段より閉じ込められやすいのだ。

対策

この項目も対策は簡単だ。

普段から生活リズムを整えておくこと。

よく眠ること。

ここまできて対策が簡単なものばかりで拍子抜けした人もいるかもしれ

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暗示・洗脳・催眠の対応策(五章、催眠術にかかりやすい人){五、行動力がない}

暗示・洗脳・催眠の対応策(五章、催眠術にかかりやすい人){五、行動力がない}

これは思考するだけでその後の行動が伴わない人だ。

この特徴は意外と多くの人間が持っているので、よく見てほしい。

言い換えれば「考え止まり」ということだ。

こうした人はその思考を誘導され脳の牢獄に永遠に閉じ込められやすいのだ。

対策

この対策も方法自体はシンプルだが恐らく実行するのは難しいだろう。

対策は行動することだ。

つまり考えていることを実際にやってみるということだ。

分かり易

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暗示・洗脳・催眠の対応策(五章、催眠術にかかりやすい人){四、深く考えない}

暗示・洗脳・催眠の対応策(五章、催眠術にかかりやすい人){四、深く考えない}

これは考え過ぎる人と真逆の特徴を持つ人だ。

感の良い人ならばこの特徴を見ることで催眠の本質に気づき始めているかもしれない。

催眠の本質とは「相手を極端な思考状態に陥れること」にある。

つまりカオスに見えて実は簡単な白黒思考でもあるのだ。

・・・戻そう。

深く考えない人は自分の周りの状況が悪化していることにも気付きにくい傾向にある。

こうした特徴を利用され悪条件を知らぬ間に整えられている

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暗示・洗脳・催眠の対応策(五章、催眠術にかかりやすい人){三、無知}

暗示・洗脳・催眠の対応策(五章、催眠術にかかりやすい人){三、無知}

これは知識がない人ということだ。

分かりやすく正確に言うと学校に行く前の子供だ。

社会の常識や暗黙知。

処世術など学問的な知識だけでなく経験といったものがない人ということだ。

教育が洗脳というのはこういったものに対して知識を与えて1つの社会に半ば強制的に合わせようとしている感があるからなのかもしれない。

対策

無知な人が取るべき対策は様々なことを積極的に経験し勉強をする。

これが有効

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暗示・洗脳・催眠の対応策(五章、催眠術にかかりやすい人){ニ、精神的に不安定}

暗示・洗脳・催眠の対応策(五章、催眠術にかかりやすい人){ニ、精神的に不安定}

これは項目の通り精神状態が安定しない人のことだ。

心配性でいつも不安を抱えている。

また普段は安定していても日常の出来事や仕事などで失敗したりすると誰しも落ち込むだろう。

こうした不安定な状態に陥っている時も人間は催眠にかかりやすい。

対策

これは対策自体はシンプルなものだ。

精神を安定させることだ。

普段から精神的に左右されやすい人は瞑想など精神訓練などを行っておくのも有効な対策と

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暗示・洗脳・催眠の対応策(五章、催眠術にかかりやすい人){一、何でもかんでも考えすぎる}

暗示・洗脳・催眠の対応策(五章、催眠術にかかりやすい人){一、何でもかんでも考えすぎる}

深読みしやすい人のことだ。

相手が言っていることが信じることが出来ない人のことだ。

確かに疑わしいことを言う人がいるがポイントは誰の言っていることも信じられないという点だ。

対策

考え過ぎる人が取るべき対策は思考を止めるよう意識することだ。

考え過ぎるということはつまり考えるべき事柄の取捨選択が出来ていないということだ。

また同時に複数のことを考えているのだ。

つまりジャンル分けでき

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暗示・洗脳・催眠の対応策(四章、催眠のかけ方){六、罪や恥を利用する}

暗示・洗脳・催眠の対応策(四章、催眠のかけ方){六、罪や恥を利用する}

詐欺師はあなたの罪悪感や羞恥心を利用してくる。

「え?それやっちゃったの?」

「え?それやっちゃうの?」

こうした言葉を詐欺師はよく使う。

こうして使うことで「あれ?やっちゃダメなんだっけ?」と思わせてくる。

思考停止を狙っているのだ。

つまり催眠は「思考停止」と「心の消耗」この2点が主な目的となっているのだ。

暗示・洗脳・催眠の対応策(四章、催眠のかけ方){五、疑心暗鬼を利用する}

暗示・洗脳・催眠の対応策(四章、催眠のかけ方){五、疑心暗鬼を利用する}

ここまで列挙してきた催眠の掛け方を見てきたあなたはおそらく疑心暗鬼に似た感情を抱いていることだろう。

詐欺師はこの疑心暗鬼の感情も利用する。

疑心暗鬼にかかると全てが歪んだ状態に見えてくる。

つまり疑心暗鬼とはあなた自身の思考で作り出された脳の牢獄なのだ。

詐欺師はあなたを脳の牢獄に閉じ込めた後にあなたの友人や家族に近づいてあなたのあらぬ噂を吹き込んでくる。

そうしてあなたが思考のループ

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暗示・洗脳・催眠の対応策(四章、催眠のかけ方){四、相手を良い気分にさせ、思考を奪うことで相手の主導権を握る}

暗示・洗脳・催眠の対応策(四章、催眠のかけ方){四、相手を良い気分にさせ、思考を奪うことで相手の主導権を握る}

これは相手に報酬を与えて気分を一旦上げてから落とすという落差をつけることで心を砕く方法である。

定期的に報酬を与えて最後に裏切りという行為を起こすことで詐欺師は心のエネルギーを消耗させてくる。

また落とさなくても詐欺師は報酬を与えた後に色々な要求を求めてくる。

最初に報酬を与えて詐欺師はこちらの要求を通しやすくしてくるのだ。

あなたに「相手の要求を一度聞いたし・・・。」と思わせることであな

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