見出し画像

早朝だけのたのしみ

いつものように猫に朝5時に起こされたあと、植物観察を始めました。
早朝の植物観察で楽しめるのは、なんと言っても葉っぱの先の朝露です。
葉によって、小さい球や大きい球など、まるでそれぞれの個性を主張しているかのようです。
バラの葉は、新しいものには朝露がたくさん現れますが、古く固くなった葉ではあまり見られません。バラの種類によっても、球が現れる品種とそうでない品種があります。
朝日を浴びると、まるで宝石のように光ります。


今日は、その朝露を指先に移し取るという遊びを発見しましたが、いくらなんでも呑気すぎて人には言えませんので、ここに書いておきます。
写真に撮ってみたところ、荒れた指先が生々しく写ってしまい、見るに耐えなかったので、バラの花びらで再現してみました。指の方がうまく移し取れるので、ぜひ皆さんも試してみてください。

指でならもっと連なって採れますよ


写真は普通のコンパクトカメラを手持ちで接写していますが、どうしてもブレてしまいます。
後から写真を見たときに、水の球に写り込んだ景色を確認するのも重要な楽しみのひとつですから、ブレは困ります。
そこで、手近なチリトリの柄を支えにしてみたり、シャッターを2秒後のタイマーに設定してから呼吸を止めて岩になったつもりで撮ったりしています。三脚を出すのは、ちょっと気が進まないので。

安定感なし


友情出演の虫。
なんだろう? アブ?
よくみると表面にも極小の水玉が。

朝から呼吸を止めて撮影を繰り返して、どんどん時間が経っていきました。
気づけば1時間が過ぎ、そろそろごはんにするかと部屋に戻ります。
部屋に戻ると、さっき朝ごはんをあげたはずの猫たちが「朝ごはんくれ!」と大騒ぎで集まってきます。(まるで昨日から何も食べていないみたい。)
はいはい、と言いながら第二朝ごはんを用意してお出しします。今日も元気で素晴らしいです。
猫たちが各自のお皿に集中し始めたところで、やっと人間用の朝ごはんの支度を始めます。


雑草の先の球が一番大きかったです。
本日のベスト球、おめでとう!



この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?