ふたこぶ山の園芸係

育てている植物や見つけた植物のことを中心に、植物にまつわることを書いています。 横浜近…

ふたこぶ山の園芸係

育てている植物や見つけた植物のことを中心に、植物にまつわることを書いています。 横浜近辺のお気に入りの場所なども紹介していきたいと思います。 横浜のデザインとイラストレーションの会社の園芸係が更新しています。 https://kotomomo.com

最近の記事

弱った100円のバラを復活させる

去年、花屋の隅に雑に置かれていた処分品のミニバラを100円で見つけて、それを連れて帰って、健康に育て直して咲かせることを決めました。 何度も黒星病などの病気にかかりましたが、それでも何度もこらえて頑張ってくれました。 そして、とうとう咲きました! 買った時は1cmくらいの小さな花が1輪だけついていましたが、今年の花はそのときよりずっと大きく咲きました。 小さいけど特別うれしいです。 おめでとう!

    • 育てたバラではじめて花束をつくる

      食事にお招きいただいて、育てているかすみ草とバラで花束を作っておみやげにしようと思いました。 コーディネーションはあまり気にせずに、香りの良いものや香りの系統の違うものをひと集めにしました。 育てたバラは買ってきたバラと違って棘が多いので、怪我をさせないようにひとつづつ棘をカットしました。 バラの棘による怪我って腫れて地味に長く痛むんですよね。 それにしても花束を作るのって難しいんですね! YouTubeで初心者用の解説動画を見てもよくわからなくて、自己流に作ってみました

      • バラの名前あてクイズ

        挿し木に挑戦してうまく根付いたものの、品種がわからなくなってしまったバラがありました。 去年1輪だけ蕾をつけたときに黒紫色だったので、うちにあるその色だと「オデュッセイア」か「イントゥリーグ」になります。 (花は、苗を育てるため蕾の時点で根っこを良く育てるために切り落としてしまいました) どっちかなあと思いながら1年半育てて、やっとわかりました。 葉っぱで判別すればいいんですね! オデュッセイアの葉っぱはこんな感じで丸っこくて… イントゥリーグはちょっと細み。 という

        • 憂いのあるバラ。ウィンターマジック

          ウィンターマジックという名のバラは、晴れよりは曇り空が似合うような憂いの漂う青紫色が美しいミニバラです。 香りが強いミニバラは珍しいので、発売を心待ちにして購入しました。 3つ買って、1つは母へのプレゼントにしました。 春の始まる頃からたくさんの花を咲かせ、毎朝この澄んだ香りを目覚ましがわりにしています。

        弱った100円のバラを復活させる

          コロンコロンのバラ。ボウベルズ

          明け方に雨が上がり、ひんやりとした空気と曇り空の下で、今日もバラが美しく咲いています。 2年間あまり花を咲かせず、葉っぱも元気がなかった「ボウベルズ」ですが、この冬にがんばって土替えをしたおかげなのか、今年はたくさんの蕾がつきました。 ボウベルズは、David Austinのイングリッシュローズです。 コロンとしてかわいらしく、ちょっと素朴な感じもするところがお気に入りです。花びらがすこしだけ厚いのか、お菓子のようにも見えます。 一番外側の花びらの外側の色が内側よりもすこー

          コロンコロンのバラ。ボウベルズ

          バラの薬剤散布に挑戦

          以前はバラに虫や病気を見つけた時にその都度ハンドスプレーを使用していたのですが、春先にYouTubeで学んだ通りにきちんと薬剤散布をやってみたら毎年悩んでいた虫害も病気も全くなく、きれいな葉がすくすく育ったので、このままもっとがんばってみようかなと思いました。 そこで今年は噴霧器と薬の原液を使って薬剤を散布することに挑戦しました。やってみたら、なんでいままでハンドスプレーを使っていたのか不思議なくらい良いことばかりでした。ハンドスプレーは値段が高いし、噴霧の量を節約しようと

          バラの薬剤散布に挑戦

          【2024年春のバラの開花状況】港の見える丘公園

          横浜の「港の見える丘公園」のバラ園が大好きで、年に何度か訪れます。 4月29日に行ってきましたが、見頃は来週くらいからかなという感じでした。 特に、「香りの庭」というバラの香りの系統別にバラを4つのコーナーに分けたエリアは、品種のせいかちょっと窪地になっているせいか、毎年開花が遅めです。そっちは2週間後でもいいかもしれません。 現在は、咲き始めたバラやかわいらしく膨らんだ蕾がたくさんあります。 バラだけでなく下草のコーディネートも今年も素晴らしく、エリアごとにテーマが異なる

          【2024年春のバラの開花状況】港の見える丘公園

          絹さやもおしまい

          秋の終わりに小さなプランターに種まきをしたサヤエンドウは、真冬もどんどん豆をつけたせいか春にはすっかり弱って病気や虫害をうけてしまいました。 処分しようと切ったけど、もったいなくて根本の方だけ残しておいたら復活してまた採れるように。 でも株が弱ってきたせいか、また下の方から虫にやられるようになってきているのでそろそろ終わりのようです。 朝起きてぼんやりしたまま太陽に透ける豆を眺めて、朝ごはん用に摘むのが好きでした。とりたては甘いのです。 作業やお世話がちょっと面倒くさい気が

          絹さやもおしまい

          すずらんがかわいい

          自宅のふたこぶ山(標高40cm)にすずらんが咲き始めました。 英語ですずらんのことを「lily of the valley」といいますが、まさにそんな感じ! 日本語の「スズラン」も英語の「lily of the valley」も音が良くてちょっとつぶやいてみたくなります。 フランス語では「Muguet(ミュゲ)」ですが、5月1日は「jour de muguet」というすずらんの記念日として有名で、いつか行ってみたいものです。 すずらんの日には町のあちこちですずらんが売られたり

          すずらんがかわいい

          暗闇でも元気に光るバラ。フリュイテ

          毎年春も秋も長い間たくさん咲くバラのフリュイテが、今期も早い時期から順調に咲き始めました。 フリュイテ(fruite)という名前の通り、フルーツの香りのようなフレッシュな香りが大きな魅力です。 バラというと大人っぽい濃厚な香りのイメージがあるけど、この花はそうではなく、子供っぽいというか、元気いっぱいな若々しい香りだなといつも思います。 花の色は咲いている間に変化していきます。 朱色からオレンジ色のグラデーションで、薄曇りの日や日が落ちた後は、まるで蛍光色のようで発光してる

          暗闇でも元気に光るバラ。フリュイテ

          フリズルシズル?

          去年近所の花屋に見たことがない植物があって、お店の人に聞いたところ「好きだから仕入れてみた。よくわからないんだけど育ててみよう!」と誘われたのがおもしろくて買ってきました。 名前もわからなったのですが、「クルクル」「植物」で調べると名前がわかりました。 「アルブカ・スピラリス」が植物の名前で、「フリズル・シズル」という商品名で売られているようです。 “frizzle”は巻き毛、“sizzle”は肉の焼けるジュージューいう音のことのようですが他にも「すごく」とか強調する意味もあ

          フリズルシズル?

          名前がわからないバラ

          大雨が上がって今日は気温が9度も上がるようです。 朝にバラが咲いていました。 これはミニバラで、品種はなんだったかな? バラにあまり興味のなかった頃に育て始めたものなので品種をメモしていませんでした。 名前を知ってても知らなくてもお世話は変わらないのに、知ってるとなんだかうれしいものです。 「テディベア」かなあ。 ちょっと地味な、くすんだ深いトーンの色が気に入っています。

          名前がわからないバラ

          眠たそうなゼラニウム

          丈夫で10年以上あまり手をかけなくてもいつも咲いていたゼラニウムが去年突然根腐れをしてしまって瀕死になりました。 ほとんど処分するしかなかったのですが、いくつかは思い切って刈り込んで植え替えたところ、数本だけ冬を越して無事復活したようです。 眠たそうに首をもたげる花の芽がいっぱいあってかわいいです。

          眠たそうなゼラニウム

          バラの開花待ち

          この冬にバラの土替えをがんばって約20鉢分すべてやったおかげか、どのバラにも蕾がいままでみたことがないくらいたくさんつきました。 おそるおそるやった土替えでしたが、どうやらうまくいったようです。 今日咲くのか⁉︎ まだなのか⁉︎ とソワソワしながら一日何度も見に行ってしまいます。 この時期は虫も私と同様待ちかねていて、病気もそろそろ始まるので、のんびり花を見ているというよりは虫探し・病気の兆候探しで目をギラつかせている感じになります。 横浜の「港の見える丘公園」は春夏秋冬

          かすみ草

          植物を育てることと観察することが趣味で、仕事に疲れると外に出て庭いじりをしています。 あたたかい季節は毎日変化があるし、冬でも意外とやるべきお世話があり、気晴らしになります。 部屋にこもりがちになるので貴重な日光浴もできるんです。 今は、冬の始まる少し前に種をまいた「かすみ草」が楽しみです。 今年もちゃんと咲きました! 種はサカタノタネの「かすみ草 コベントガーデンマーケット」です。発芽率もとてもいいです。 そのまま飾るのも素朴できれいだし、他の花の引き立て役にまわってもよ