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「大学生活がもっと楽しくなるためには?」

今日は午前中ある大学の1回生に対しての講義でした。4回の講義を持たせていただき、「ディベート」「コミュニケーション」「プレゼンテーション」そして今日は「チームビルディング」をテーマに学生と90分間楽しく講義をさせていただきました。

他のクラスもいくつか受け持っていますが、同じ学生でもクラスによってカラーが全然異なります。そんな中、今日はチームビルディングのアクティビティを5人グループで行っていただいた後に、あるお題を出してチームで議論してもらいました。

大学生活がもっと楽しくなるために、大学に導入して欲しいコト・モノは?

このお題を各チーム10分の持ち時間で議論し、2分間でチームでプレゼンテーションを行っていただきました。

各チームにはリーダー、副リーダーだけ決めてあとはお任せです。10分間というシンキングタイムはあっという間に終了しました。

大学生が抱えている課題意識

10分間という短い時間でしたが、学生たちからは様々な意見が出ました。

・アミューズメント施設(映画館、スターバックス、マクドナルド、ジム等)が欲しい

・学内に教習所が欲しい

・宿泊施設が欲しい(1泊1,000円)

・テラスハウスのようなシェアハウスをつくり、その生活を他の学生たちも閲覧できる企画

他にも京都市内で使える無料の定期や、太鼓の達人の設置(これはかなりピンポイント。因みに太鼓の達人を極めている人をドンだーと呼ぶそう。初めて知りました。)

全ての意見に共通していた課題が大きく分けると2つ。

空きコマでの時間の使い方

自宅から通学する子たちの時間意識

話を聞くと、空いている90分をどう有効活用するか?というの課題として多く取り上げられていました。

実際に映画館を導入するにしても、90分で完結できるシリーズが望ましい等の具体的な意見がでました。教習所等も同様でした。

個人的には教習所は学科だけでも、提携して受けれるようにすればお互いにWINWINかと思いました(導入事例もありそうですが)

海外に目を向ければ、宿泊できる大学等もあるそうですね。学生たちは、問題意識を持って、仮説を立ててくれました。

チームの役割と根拠をどう示すか?

発表を終えた学生たちに対して話をさせていただいたのは、チームとしての役割とその意見に対してどんな根拠を示すか?という点を伝えました。

今回は5人組なんですが、10分という短い時間ですのでアイデアを出す、まとめる等で時間が来てしまう可能性が十分にあります。

その中で、5人の役割というのはとっても重要です。

時間を管理する人、先導する人、情報を調べる人、図式化する人等役割を自分たちで設定することが重要ですよという点をお伝えしました。

もちろん、今回はその事実だけ理解すれば個人的には良しとしています。自分は何が得意で、こうしたチームの中でどう振る舞う性格なのか?そうした自己理解が進めばそれも発見ですので。

そして根拠というのは数字です。色んな数値の見方がありますよね?例えば空きコマ問題であれば、毎週90分の空きコマが3回ある。

1週間で270分。1ヵ月で1080分。1年間見れば・・等々。この時間をこんな風に有効活動できればよりよくなります!等。

昨今教習所は子供が減って、売り上げが低下している。だから、大学の学生〇〇人の内例えば数%だけでも受講するとこれくらいの売上が出る可能性が高い!等

色んな視点があるよね?ということをお伝えして、根拠を明確にしてあげることも1つの手法ですよとお伝えをしました。

学生の皆さんは発想力が豊かです。だからこそ、論理的に物事を考え、どうすれば自分も相手も納得感を得られるか?そうした考えを持って言葉を発する意識を持つ。それだけで、相手との関係性もグッと変わってくるように思います。

色んなチャレンジをしている学生がいる

先日ネット上で「透明なパンツを売る大学生」という記事を興奮して開いてしまいました。

上記は大学生が実際に100万近く調達をしている内容です。

純粋にすごいと感じました。自分たちのやりたいことをしっかりと発信して形にしている。これは特別な力ではなく、興味・関心と踏み出す勇気かなと思います。

大学生活の4年間は意外とあっという間です。だからこそ、学生生活を楽しむために、是非色んなことに目を向けチャレンジしてみて欲しいですね。

サポートいただいた内容は今後の記事や取材等に充てさせていただきます。少しでも良い内容をお届けできるようにしていきます。