マガジンのカバー画像

ことほむの観光と文化財とメタバースの雑多な記事

130
コンテンツ時代考証やデザインや時々ITとかWordPressとかの雑多な思考のメモ。「ことほむ」のみんなで書いてます。記事内容は…割とディープで、思考の整理に役立つかもしれません。
運営しているクリエイター

#メタバース

AIとメタバース(3DUI)がどんな未来を想像しているかの思考整理

ローカルAIとサーバAIついにNPUの時代に入りました。 これが意味するところはローカルでAIが動作し、サーバ側のAIとも連携するシステムが考えられること。 マーケティング側として、これが人々の行動にどのように影響してくるのかを考えなくてはいけないタイミングに入りました。 さらにOpenChat社のChatGPTが目立っていますが、日本語に対してやはり揺らぎが生じているので、国産LLMも注目していかないといけません。 ということで、ELYZER の日本語LLMデモンス

バーチャル富山を作る理由

距離が関係ない世界だからこそ気軽に来られる環境を作ることができ、また気軽に来られる雰囲気を演出することで、地域愛が醸成されるのです。 綺麗な言葉を並べるとこんな感じですが、ぶっちゃけ地方で暮らしていくのに仕事がなきゃ暮らしていけません。 では都市圏並みの多様な仕事があるのかと…、北陸では若干偏っていると言わざる得ない状況です。 富山県の場合、第二次産業が全国平均より多いことがわかっています。 ちなみに石川県も似た感じです。 こうした特性のおかげか工場勤務の求人は比較的多

バーチャル富山(県)製作プロジェクト(パラリアルワールド)

はじめに富山県は本州の中ほど、持ち手のような能登半島の東側から日本海と接する富山湾をかかえ、立山黒部アルペンルートを持つ日本アルプスまでの間にある北陸地方の一県です。 江戸期には富山前田家によって統治され、隣国加賀との関係も深く、現在でも続く置薬商で名を馳せました。 その薬売りの商家が明治32年に発電電灯事業を開始したことがきっかけで、電気王国富山と言われるほど発電所が多くできた歴史を持った地域です。 そうだ、バーチャル富山(県)、つくろう!標高3015メートルの立山山頂

メタバース系の気になったニュースまとめ(ブクマ)※時々追記あり

ハードの類SteamDec出荷開始。 SteamDecと組み合わせると良さげ。 中国メーカーなので今後、米国輸出規制との絡みでどうなるかがちょっと不透明なのが懸念材料。 mocopi発表。 モバイルモーションキャプチャーはスマホとバーチャルをこの先どう繋いでいくのか気になるガジェット。 座ってVRChat派には向いていない気がするけど… AR Glass系のプロジェクトが進む。 Meta Quest2 の対抗⁉ Pico4 Meta Quest3について。 テクノ

METAVERSEのフェーズとテクノロジー〜新しい働き方、稼ぎ方の時代へ向かって

一つ前の記事でメタバースのフェーズについて書きました。 長くなるので分割しています。(単独でも読めると思いますが) 新しい働き方(稼ぎ方)に向かうため、知っておいたほうが良いメタバースに関わる7つの主なテクノロジーがTECHTARGET NETWORKで比較的わかりやすくまとめられていましたの紹介します。 (頑張れる人は原文記事をどうぞ↓) 今回はフェーズに関わるテクノロジーについて。 現在の日本ではさまざまなメタバースサービスが独自の空間を使い、基本的にはそれぞれの領域

METAVERSEのフェーズとテクノロジー

メタバースの定義は人それぞれ違うというのが現在の状況です。 その理由のひとつがゲーム・テクノロジー、ブロックチェーン・テクノロジー、VR・AR・MRテクノロジー、AIテクノロジーなどがそれぞれ独自の3D空間を使っていることで、それぞれメタバースと呼ぶ定義が微妙に変わっていることが原因です。 最も近いと思われるゲーム・VR・AR・MRですら空間を共有していません。 細かく言えば、VRですらゲーム・ビジネス・SNSの各領域で空間を共有していないのです。 空間を共有していないとい

メタバースと観光【メタバースの使い方】 ※観光行政系の方向け

はじめにVRChatは2022年10月現在世界最大のメタバースSNSですが、まだ開発中でありサービスは開始されていません。 いわゆるオープンβという扱いで、公開テストを行っている状態です。 それを踏まえた上で、現在のユーザー数やアクティブ数、日本人割合をまとめてくれているサイトが有りましたので、まずは開発中であることを踏まえて参考にしてください。 (その状態で20〜30万人ほど日本人ユーザーが居る) ハード面は方向性が見えてきた⁉ Meta Quest2などのHMDはMR

実際メタバースは普及するのか?

前回メタバースのマーケティングモデルを考察しました。 では実際どこまで普及するのか? スマホのように誰でもHMD(ヘッドマウントディスプレイ)を使ってメタバースに入るようになるのか? メタバースのネ申ですら懐疑的な様子です。 普及する? しない? ではない結論から。 メタバースは普及するしないかの問題ではなく、どの表現方法(UI/UX)が使いやすいか? の問題が大きいと考えられます。 バーチャルという意味では、Twitterの世界もオンラインゲームの世界も、集まれどうぶ

メタバースを加えたマーケティングは「アニメ聖地巡礼観光社会学」の構造を応用したものになるのではなかろうか?(仮説考察)

参考文献は「アニメ聖地巡礼の観光社会学」ゾンビ先生こと岡本 健氏の論文構造が基礎になりそうだと感じました。 そのため、基本的にその構造に沿って考えていきたいと思っています。 この思考実験は、アニメ聖地巡礼とメタバースとの関係を整理することで、メタバースに集まる人の行動パターンを予測し、商品企画などマーケティング企画の基礎的な考え方につなげようとする試みです。 ウェブマーケティングのメタバース版での基礎を組み立てられればとの狙いがあります。 まずは岡本 健氏(以下ゾンビ先生)

ある程度知識がついたら、バーチャル美少女ねむさんの「メタバース進化論」を読むべき理由。

古参ユーザー(書籍内では「VR原住民」と表記されている)人たちの意見と思いは大事です。 なんだかんだと言われながら、掲示板2ちゃんねるは未だ生き残っています。 2ちゃんねるは1999年に始まったので、2022年で23年間継続しているある意味長寿のネットサービス。 実はそれ以前にNIFTY-Serve、さらに遡るとPC-VAN、その原点とも言える草の根BBS(ローカルBBS)という個人運営のグループ掲示板が乱立した時代がありました。それは1985年〜1995年頃のお話。うわ…

NFTにSBT⁉ DeSocがWeb3でメタバース⁉???

ブロック化するWebというかノード単位になる未来まずは先回の「うんこ」が目立つ記事。(笑) 森氏の漫画を読もう❢ って趣旨から始まっている記事(ちょっと違う)ですが、Webのブロック化について書いています。 いったいWeb3のどこにブロック化するような要素がガガガっ? あ。ちなみにブロック化とはグローバル化に対するブロック化のこと。 そもそもWeb3って、Hyper Text Transfer Protocol(HTTP)とは違い、P2P前提で進められているので、ネットワ

Web3とメタバースの行き過ぎた期待。その裏に隠された期待。(関係なく森氏推し)

タイトルと本文とはまったく関係ないのですが、最近勢いを感じる「森ゆきえ氏」を推してまいりますのでもっと広がれっ! を期待してアイキャッチを…(ありがとうウゥゥ((((((ノω・、) 森氏… )※他意はない。( ー`дー´)キリッ 本文が硬いから、せめて文頭で柔らかさを…です。 米国株の動き(特にテック企業銘柄)じっちゃまとめマガジン、米国株の流れがわかりやすいのでオススメです。 テック系株のまとめに書かれているように、感じませんか? 最近の勢いのなさを。AppleとかMi

50歳からWeb3とメタバースに向き合うことについて。③メタバースについて。

メタバースで儲けようなんて、10年早ぇわっ!メタバースに乗り遅れるな的空気感が漂っておりますが、乗り遅れるどころか、まだ早ぇんすですわ。 この記事にも書いたんですけど、VRゴーグルはそんなに簡単に普及しないというか、沼の深いガチ勢のガジェットですね。 少なくとも、スタバでこの類のゴーグルを掛けて、ハンドジェスチャーを繰り広げている人のテーブルには近づきたくないですしおすし。 コントローラーを持っているならなおのこと ぁゃιぃ。 意識高い系な人たちにとってこのゴーグル姿でノ

50歳からWeb3とメタバースに向き合うことについて。②NFTについて。

前回はちょっと広い視点から眺めてみましたが、今回はもうちょっとメタバースとかWeb3の実装的な面から見てみようと。 特にNFTとか概要やサービス面から解説してくれている資料は多いのですけど、ではどうやって実装しているのか? といった基本的なことはプログラミングの世界では結構基礎をすっ飛ばされて解説されているため、非プログラマーな僕では難しすぎました。(笑) NFTを理解してみようNFTを売ろうっ! という話ばかりで、セミナーなんかもターゲットを見つけて云々…なんだかいまいち