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Web3とメタバースの行き過ぎた期待。その裏に隠された期待。(関係なく森氏推し)

タイトルと本文とはまったく関係ないのですが、最近勢いを感じる「森ゆきえ氏」を推してまいりますのでもっと広がれっ! を期待してアイキャッチを…(ありがとうウゥゥ((((((ノω・、) 森氏… )※他意はない。( ー`дー´)キリッ

本文が硬いから、せめて文頭で柔らかさを…です。

米国株の動き(特にテック企業銘柄)

じっちゃまとめマガジン、米国株の流れがわかりやすいのでオススメです。
テック系株のまとめに書かれているように、感じませんか? 最近の勢いのなさを。AppleとかMicrosoftとかGoogleとか。

米国経済の底堅さのわりには、今までのような勢いが感じられませんが、ここにはこんな問題も絡んでいるかと…(サイトで原文選べます)

インターンで引き受けたテック企業の情報が抜かれていることに最近気がついたらしいという話もチラホラ。
その対策に乗り出しているらしい話も漏れ聞こえますが、真偽は不明。

ただ中国から新しい概念のITが生まれない理由がコレだとすると、Web3の期待は別のところにあるような気がしませんか?

海外の情報にも目を向けてみよう

正直、日本の情報だけではなんか閉塞感のある経済の打開策みたいなイメージしか無いので、海外の情報にも視点を移すべきです。

英国IT総合マガジン「The Register」の記事では、中国と米国の技術力に開きが生じつつあり、デカップリングが成立し始めるようなことが書かれています。
また「China Briefing」の「Is Web 3.0 China’s Next Big Thing?」にも、興味深い考察が書かれており、中国と米国のWeb3に関する取り組みの違いが書かれています。

China and the United States took distinct paths as they transitioned into the Web 3.0 era. In the United States, with its open competitive environment for innovation and cutting-edge technology, the market has taken the lead as the primary (autonomous) driver of development in the field. Compared to the US, China has focused more on data exchange and industrialization in its development of Web 3.0.

China Briefing/Is Web 3.0 China’s Next Big Thing?より

「米国はイノベーションに。中国はデータ交換と工業化に力を入れた。」的なことが書かれており、全体を読むと中国は分散型に挑戦している企業が多く見られるものの、仮想通貨の取引や決定権が存在する仕組みなどは共産党政府が握っている旨が書かれています。

日本はWeb3の何に貢献している?

規格づくりや開発に対しては受け身の印象が強い日本勢です。
ただ海外記事を読むと、特に注目されているのがNFTと暗号化技術っぽく書かれていることが多い印象です。
メタバースについてもなにか期待されているようですが、テック系ではなくコンテンツ系の気がしています。

プロトコルの提案や運用面での参加については、英國・米国の様々な記事を読むと、中国との関係を訝しまれていたり、技術漏洩を心配されていたりと、政府対応について懐疑心がチラホラ…。

スパイ天国ですから。今の日本は。利己主義に走りすぎている。

ともあれ、Web3に参入するなら、海外情報も拾おうぜっ!

Web3の何に参入するのか?

Web3と言っているけども、その構造を理解しなきゃ何に参入するのか、何に協力できるのかまったくわかりません。そこで下記ブログ参照です。
「Preethi Kasireddy / The Architecture of a Web 3.0 application」のWeb3アプリケーションのアーキテクチャについてわかりやすく説明してくれていました。

ありがたいことに、日本語に訳してくれた記事がメディウムに存在します。

この記事、Web3に参入しようと考えているWeb業界の人、絶対読んでおいたほうが良いです。そして、よくわかっていない社長さんに説明してあげましょう。たいていNFTは投資みたいなことしか頭にないですから。

The Architecture of a Web 3.0 applicationより

最終的には上図のようなテクノロジーブロックに分かれるまでの順序が技術面からわかりやすく書かれています。

メタバースのVR空間とは、「フロントエンド」に属するインターフェイス、俗に言うUI/UXです。

Web3とは結局なんなのか?

主にはプロトコル(通信規格)の大改革。
加えて常につながるネットワーク社会のブロック戦争。
見えない壁がジョジョにでき上がりつつあります。

贔屓目に見ても概念のバージョンアップではなく、規格からテック部分まで、今までとは別のWebを再設計していると考えたほうが良いでしょう。

またVR空間の拡張によって、思想のブロック化(タコツボ化ともいう)が起こることが明らかです。
VRChatのワールドに限りはないので、気に入らなければ行かなければ良いワールドができあがるし、ワールド同士がリンクしあって一定の思想群があらわれるでしょう。(研究課題にすると良いと思う)
ARと組み合わされたときには、見ている風景が個人ごとに違う可能性が高いのです。

この結果から、「マーケティングがさらに細分化される」ことが確定されています。
ネイティブメタバース世代とのギャップはさらに深まるでしょう。

Web3=NFT=投資じゃないってことだけは確実です。

空気感だけで参入しようと思っている人はカモなので要注意❢

背後に半導体利権と東西デカップリングが進行しているのと、まだまだ巨大な中国資本を食べたい大手テックの揺らぎ。
ビッグテックに陰りが見え始めた投資業界が、NFTという餌をぶら下げてアジア・日本に美味しいところを見せていると考えるのが冷静な味方です。
一向に進まないG5通信網にも、投資話題を集めるためには新しいネタが必要。結果G6通信網の話が出てきており、Wi-Fi6Eという謎規格もチラホラ。

行き過ぎている期待感の裏側は、概ね投資関係と紐づいている。
本命は裏側の期待、東西でカップリングとブロック型Webとでも呼べる、新しいウェブの規格(しかも世界標準ではなくブロック内標準となりそう)によるネット世界の構築と思われるので、安易にやってみようとか考えないことです。
知識がないと、そりゃ良いネギカモになりますよ…。

※なお投資は自由で、自己責任です❢

おわりに

硬い本文だったので、最後に森ゆきえ氏にお願いしよう…


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