NFTにSBT⁉ DeSocがWeb3でメタバース⁉???
ブロック化するWebというかノード単位になる未来
まずは先回の「うんこ」が目立つ記事。(笑)
森氏の漫画を読もう❢ って趣旨から始まっている記事(ちょっと違う)ですが、Webのブロック化について書いています。
いったいWeb3のどこにブロック化するような要素がガガガっ?
あ。ちなみにブロック化とはグローバル化に対するブロック化のこと。
そもそもWeb3って、Hyper Text Transfer Protocol(HTTP)とは違い、P2P前提で進められているので、ネットワークノードごとにブロック化していくものなのですけど、なかなかイメージしにくいかもしれません。
よくWeb2を内包してWeb3がガガガと書かれている書籍があります。
間違ってはおりませんけど、正確にはP2PをHTTPが補完すると理解したほうが良いかもです。
で、ここで書いていること、コレがわからないという人はWeb3だぁ〜と駆け込まないほうが良いことをオススメします。
さて、NFTとSBT
仮想通貨については中央銀行の後ろ盾がない状態で発行されています。
主にそれが狙いなわけですが、経済の歴史というか、会計の歴史から考えると、非常に利己的に見えてしまいます。
そもそも「価値の交換」である「通貨」において、地勢・気象環境によって育ってきたその場所独自の価値観(倫理や文化)によって「国」が成り立っています。
その価値観が土台となって価値の交換=約束(信用)が「通貨」という形で行われてきた歴史が会計の歴史として残っています。
ではBitcoinやEthereumは何を信用担保にして発行されているのか…?
考えてみると面白いですよ。(これはこれ以上言及しません)
大切なのは「約束(信用)」の部分です。
ネット上でのアカウント信用度については何も後ろ盾がありません。
アカウントを作った本人を確定することがどれだけ難しいか。
証明が無いために、簡単に成りすませできます。
(メアド乗っ取ったりSNSアカウントを乗っ取ったり)
それを補完する規格がSBT。(それだけではないけど)
NFTと違って譲渡不可のトークンで、リアルな世界では勲章みたいなもの。また証明書みたいなものと思っても良いです。
アカウント(ウォレット)に紐づく規格ですが、一人に付き1個のソウルとは限らない規格設計です。そこは注意を。(仕様に幅がある段階ですね)
NFTとSBTが揃ってやっとウォレットを使った信用を後ろ盾に、最低限の取引ができる土壌が揃うっ! と考えると現在のNFTはとても脆い。
SBTについてはぜひ下記記事を読んでみてください。
DeSoc(分散型社会)へ向けて
SBTについて知ったときに出てきた単語…「DeSoc」。
分散化社会のエコシステムという意味で、NFTとSBT、そこにDAOが組み込まれることで生まれる分散型経済のありかた。
これが5年後に見え始めるであろう、Web3の本当姿かもしれません。
DeSocの元になる論文がこちら。
NFTとSBTを紐づけ、NFTにIPFSも紐づけることで、NFT発行者の信用が担保でき、IPFSによってファイル(データ)の同一性を担保することで取引をする社会。
これがメタバースだと考えても良いのではないでしょうか。
IPFSについてはこちらの記事で少し触れています。
メタバースはホントに夢の世界
まだまだ追いかけ続けないといけないWeb3案件ですけど、ひとまず5年後の世界がおぼろげながら見えてきました。
もっとも、世界情勢次第では実現がもっと早まるかもしれない…。
現状の猫も杓子もNFTブームの浸透度を考えれば。
2022年夏時点では、SBTの考え方が各仮想通貨に取り入れられるか、異を唱えた別の規格が提唱され、生き残りで淘汰されるかわからない状態です。
しかしアカウント(ウォレット)の信用担保に関しては必ず出てくる問題ですから、何らかの形で実現するでしょう。
ただしDeSocが進むためにはスマートフォン、タブレット、PCのアプリストアを管理している部分で、Google・Appleの動向が大きく反映してしまいます。またOSを提供している観点からも、Microsoftがここに加わります。
ただ現状、VR空間でのコミュニケーションはSteamに集約しつつあり、Steamが動作できるWindows10、11環境は、先行してメタバースを開発できる環境にあると見ています。
そしてVR空間では何が売れて、何を作っていけばよいかは未知数なので、今は何でもできる状態です。
さぁ。投資にうつつを抜かしている場合じゃないですよ。
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