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旅の準備、いよいよ

いとこのおじさんはパーキンソン病だ。
老老介護世帯。

人生最後の旅行になるかもしれない旅行に、介助役として同行する。
行き先は広島。一泊二日。

今日は、荷物の準備のためのメモとする。

カバンはリュックで行く。
両手をフリーにしておかなくてはいけない。

では、持ち物。

  • 着替え

    • 靴下

    • 下着

    • Tシャツ

以上。
いやいや、、
まだあるやろ。やり直し。
なにせ、はじめてなものですから。

  • 着替え

    • 靴下

    • 下着

    • Tシャツ

  • リハパンなど、まとめておくふくろ

  • ビニール手袋(トイレ介助用)

  • 汚物用処理用のビニール袋

  • 旅行券

  • 歩きやすい靴

  • 動きやすい服

アメニティーグッズ的なものはホテルにあるだろう。なるべく身軽で行きたい。

結果的にこれが必要だった。みたいなことになりそう。

まぁその方が面白いか。

旅は思い出も道具も現地調達。
ケガだけ持って帰らなければそれでいい。

ぼくができることは、
いとこのおじさんとおばさんに旅行を楽しんでもらうこと。ぼくは黒子に徹する。

いちばん心配なのはトイレだなぁ。
失禁があるっていうから、移動中に失禁してしまうと結構大変になる。

トイレの場所の確認とトイレの声かけだけはキッチリしよう。

旅先では基本車椅子を借りての移動になるが、できれば自分の足で歩いてもらいたい。旅にきたのに、旅した土地を踏みしめられないではあまりにも寂しい。自分の足で歩いてもらうために、ぼくが同行するわけだ。

あとは温泉に入ること。みんなと同じ大浴場で心を癒してもらう。

おばさん曰く、夜中に何度もトイレに行くらしい。そして自宅ですら自分の居場所がわからなくなるらしい。これはその場で体験しないと予想がつかないわ。

そうか、持ち物忘れてたわ。

相手に喜んでもらう気持ちは、
しっかりと持っていかなくては。
あと、少しばかりの覚悟と。

さて、出発だ。

介護は大変。介護職はキツイ。そんなネガティブなイメージを覆したいと思っています。介護職は人間的成長ができるクリエイティブで素晴らしい仕事です。家族介護者の方も支援していけるように、この活動を応援してください!よろしくお願いいたします。