「夜更かしするのは一日に満足してないから?」
夜更かししてしまう原因のひとつに、「一日に満足してないから」があるらしい。
ソースは不明瞭だったが、数年前にどこかでそう読んだ。大学の研究結果などではなく、思いつきのような文章だったが、身に覚えがあったのでとても納得した。その文言がでたとき、多くの人の共感の嵐が起こっていた。
怠け者のような一日の流れ
暑い。昨日も同じことを書いたがとても暑い。暑い時にはクーラーを付けてしまう。田舎育ちの自分は、なるべくクーラーを付けずに過ごすことを心がけている(させられてた)が、さすがにここまで暑いと冷房がないとムリ。
倒れて病院に8万円払うなら、クーラーつけっぱなしで1万円払うほうがコストも安い。付けずに家にいると頭がグワングワンしてくるので危険。
今日は完全にオフで、寝付きも悪ければ寝起きもよろしくない。
休みということに甘え、お昼寝までかまし、気がついたら時刻は18時を回っていた。起きた時の時刻が16時以降だった時のあの絶望感はいったいなんなのだろう。
クーラーをつけ、横になりながらyoutubeを垂れ流し、動画の内容がそのまま下に落ちていく姿、まさに怠惰の極み。
怠け者の極みのような一日だった。ケッキングか。2ターンに一度しか動けないのか自分は。
今日覚えているのは鏡の前でサングラスをかけながら「ブンブンハローユーチューブ」とヒカキンのマネをしたくらい。実は昨日友人宅でもしたのだが、どうも気に入ってしまい自宅で一人でもした。
虚しいにも程がある。頭の中では面白いかなーと思ってやっていたが、冷静に鏡で客観視すると、ものの見事に面白くなかった。自責の念だらけ。
次の日を全く考えずに寝たせいか
…どうしてこうも1日が何もなく終わってしまったのか?
少し考えたところ、理由のひとつに、今日の予定があまりにもノープランだったことがあると思う。
分刻みでスケジュールをたてることはあまりなくとも、普段1日の流れはなんとなく自分で予測をたてる。漠然と大雑把にでも、自分の行動をある程度予測する。
しかし今日はホントの本当になんにも考えてなかった。起きるのは遅いわ、お昼寝までするわで、情けなくなるレベルで。
精神的満足+身体的満足が必要
夜更かしをする原因として、「一日に満足してないから」とある。これを見た当時、目から鱗で、なにかするまで寝られないということは自分の身にも覚えがあった。
この「満足」は「充実感」だけが全てでなくて、体の疲れも満足に含まれると思う。
何かスポーツなどをして疲れた後は、別に気持ちが満足してなくてもグッスリ眠ってしまう。身体的な疲れも「満足」に含まれるのだろうか。かと思いきや、体は疲れてるのに眠れない日もある。
満足のバランス感覚
気持ちが満足しても体が疲れてなければ眠れない、体が満足しても気持ちが満足してなければ眠れない。
それでも毎日眠れるのは、これらのパーセンテージがいい具合に混ざり合って100%に近づいてるからなのかなと思った。
(身体的疲れ40%)+(精神的疲れ20%)+(精神満足40%)=グッスリ みたいな具合で。もちろん数字は日によって変動しまくりでしょう。
夜更かししてしまう日は、どれかが欠けてしまってる気がする。この数式の数字がどうやら大事。
今日は寝起きも悪かった。寝起きの悪さにも「満足」が影響してる。ノープランすぎて、式の数値がなにひとつ足りてなかった。
今日したことは、ヒカキンのマネくらいなので、ヒカキンのモノマネ(身体的疲れ0%、満足0%=0)である。永遠の0。
朝の寝起きに必要なのには、その日への「期待」だ。
なにか楽しみな事がある日や、予定が決まってる日は「楽しみ」が期待になって、寝覚めがよくなる。もちろん場合によるけど、予定があればそれだけワクワクがある。次の日なにもない日は、どうしてもグダグダと寝てしまうことが多い気がする。
漠然としてでもいいので、ちょっと予定をたてたほうが人は動けるのかなと思う1日でした。完全にノープランはどうしようもない。なんでもできる状態ってのは、得てしてなんにも出来ないんだなと痛感する一日だった。
(ライター | 文筆 | Webデザイン)言葉とカルチャー好き。仕事や趣味で文章を書いてます。専攻は翻訳(日英)でした。興味があって独学してたのは社会言語学、哲学、音声学。留学先はアメリカ。真面目ぶってますが、基本的にふざけてるのでお気軽に。