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読書感想文って、どー書けばいいんですか?

メンバーシップ「書く部」にこんな質問が届いていて。

お友達が紙の本を商業出版しました。PR記事(読書感想文)を書く予定です。◯◯さんからご恵贈いただきまして……と載せるようにしようと思いますが、他に注意点はありますか?読書感想文を書くのは苦手です。書き方について、注意点のほか、書くコツやポイントがあれば教えていただきたいです(神崎さやかさん


なるほど~「本をいただいて、その感想をどう書けばいいか?」

いわゆる「献本」ですね。本書いたよ、送るから読んで~(で、よかったらシェアしてくれるとうれしい)みたいな。うちにもたまーに来ます。なかには、明示的にPR記事の依頼もあるんでしょーね。どっちにしても、わたしは書いたことありません。なので、今日はあくまで想像です。

大きく二つに分けましょうか。一つは「献本からのPR記事の書き方」もう一つは、質問者さんが苦手だっていう「読書感想文の書き方」


献本からのPR記事の書き方

これは、なんだろうなー?

ま、一つは質問者さんの言う通り「献本いただいて~」と記載するでしょうか。あと「#PR」を付けるとか。でも、それらも報酬をもらってなければ、必須じゃないと思います。ただ、書き手の心境として「こんな経緯で書いてます~」ってスタンスの表明にはなりそう。


ああ、でも調べたら「(金銭の授受が発生しない)献本でも、その旨を明記したほうがいい」ってありますね。

そーなんだ、それが「ステマ法規制」ですか。にゃるほど~、なら付けときましょう(笑)たしかに、本の代金を支払ってないんで(いただいてるんで)それが報酬といえば報酬か。大人の世界むずかしい。でも、注意点はそれくらいかな?ようは立場を明示しましょーと。


あとは、褒めてばっかでもな~でしょうか。

そういう流れだと、どーしても褒めますよね。友達が本出した、いただいた、イマイチでした・・・鬼かよって(笑)でも、だからこそ。いいことばっか書いてもなーと思うんです。商業出版なら、おそらく他の方にも献本されて、同時期に記事が出ると思うんで。


別にけなすことはありません。ちょとしたことでいいんです。「専門的に深堀りしてたんで、途中寝そうになったけど」とか「例が個人的な思い入れたっぷりで、笑っちゃった」とか。

そんなんをポーンと放り込むと、信ぴょう性が増すというか。だって、人間もそーだけど。完全無欠、100パーセント素晴らしいってないですよ。わたしなら「ほんとかな~」と疑います。


読書感想文の書き方

(つづき)簡単じゃないだろーけど、やってみてください。

結局、こー考えればいいんです。「わたしならどんな記事書いてほしいだろう?」って。本じゃなくても、記事は書くでしょうから。どんなふうに紹介されたらうれしいだろうって。それが答えです。これは文章もそーだけど、自分がしてほしいことをすればいい。


大絶賛!非の打ちどころなし!なら、そう書けばいいし。それだと嘘くさいんで、ええ塩梅に褒めてほしいなら、さっきみたいに。

しれっと「読書感想文の書き方」はじまってますね。そうだな~、これもほぼ経験なくって。過去にも1~2本あるかないか・・・なんとなく「読書感想文」って聞いた瞬間に、魅力半減しません?ああ、本読んだ感想なんだな~って。ワードがよくないのかな?


そうかも、やっぱねー「感想」が読みたいんじゃないんです。

そこからあなたが考えたことが読みたい。心震えた一文を教えてほしい。で、どんなメッセージを受け取ったのか。今日からどーしようと思ったのか?アクションを聞かせてほしい。これも、さっきの「自分が著者ならどーか」ってことかもしれません。


おもしろかった、感動した、また次も読みたい!うれしいですよ。そりゃ、書いたもん褒められるのはうれしいです。

でも、そこをもう一歩踏み込めば。著者と握手できると思う。ようは「熱」ってことかな?静かな読書感想文もいーけど。感じて、心動いたってことは、そこにFever(熱狂)があるはずなんで。それをぜひ、あなたの生の言葉で届けてほしい。整ってなくていいんで。


これは、読書感想文に限ったことじゃないけど。

美文なんていりません。人はほんとに心震えたら、落ち着いてられません。プレゼンもそーでしょ?たのしくなさそーに、ボソボソ語られても困るじゃないですか。この人、自分の企画いいと思ってんのかな?それとも業務としてこなしてんのかなって。


ああ、読書感想文はプレゼンかもしれない。まだ、この本の魅力を知らない人へ、あなたからのプレゼン。

とすれば、やるべきことはなんでしょう?全体を説明すること?概要をざっと押さえること?違いますよね。自分の言葉で、どこがどうよくって(具体的であるほどいいです)こうだから読んでみて!ってメッセージすることです。ブックプレゼン、これでいきましょー


読書なら、こんな記事もどぞ~


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いつもありがとうございます!なんかおいしいもの食べます。