21/11/10
”いろんな面で自立した人”を「大人」として話す。
そしてどれも批判するつもりはない。
好きなことで生きていける人って
実際どれくらいいるのだろう。
特に、芸術や芸能。
ビジネスとしての需要を
自分の好きなことで供給する
仕事での話ならわかる。
文章をつくるのが得意な人が
ライターになったり
踊るのが好きな人が
ダンサーになったり。
けれども、それって
そのスキルや能力を求められているだけで
他の人でも成り立つんだよね。
それでも自分の好きなことで
仕事ができるのは嬉しいのかもしれない。
そんな人たちでよく聞く悩みが
好きなことができているのかという疑問。
好きなことをしているのに。
なぜなら、自分のものや自分自身が
求められていないと思うから。
純粋に芸術や芸能が好きな人ほど思うだろう。
自分の書きたい文章が求められなかったり
個性的な表現が認められなかったり。
そうなると
本当に好きなことで生きてる人は
一握りだと思う。
子どもな私自身が
大人になろうとして
現実によって教えられた。
2021年、現在24歳。
図々しいが
私は絵を仕事にしたいわけじゃなかったらしい。
表現者と教育者のプロになるという二刀流は
かなりハードルが高すぎた。
”プロフェッショナル”…本職とすること。職業的。プロ。
絵を描くことは、純粋に好き。
おえかきは楽しい。
だからこそ、仕事の手段として描きたくない。
もしオーダーが来た時は、すごく頑張る。
自分の好きなことで生きていきたい、と言う子は
多いと思う。そりゃ嫌なことしたくないよね。
そんな人たちに言いたい。
決してラクではないよ、と。
好きなことに縛られすぎて
嫌な現実と向き合ったり
自分が壊れているのに、気づかない時がある。
好きなことをやるならば
何かを犠牲にしなきゃいけない。
好きなこと以外で叶えたいことがあるのであれば
それは好きなことでは、賄えない。
それくらい覚悟がいるかもしれないということを
周りや自分自身に言い聞かせたい。
何だかとっても現実的な話になってしまったようだ。
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