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kotatsu
2017年12月6日 23:42
久しぶりに夢を見た。突然、自分でも見知らぬ職場に、片想いだったひとが訪ねてくる。ずいぶん久しぶりだね、などの通り一辺の会話はあったのだと思う。わたしと彼女は連れだって職場の近くにある広場に向かう。夢で会うのは何度目だろうか。最後に会ってから二十年ぶりの邂逅であり、当然、彼女は年齢を重ねている。だが美しい。様々な経験が折り重なった上の、上澄みのひとすくいが見せてくれる美しさというものだろ
2017年12月1日 08:58
父「将来の夢は何だっけ?」娘「建築家だよ」(何回言わせんだよ)父(だったら算数しみじみやれよ)娘「パパの夢は?」父「パパはもう……そうだな、会社の金を横領して場末のバーのママと駆け落ちだな。夜汽車で北にね。トレンチコート着て」「それから……」妄想はPriceless※パパの妄想部分はテレビ番組『冗談ストリート』からパクりました。
2017年12月10日 14:09
以前書いたものを修正して再掲します。母の死と、もうひとつの事を伝えるために一年ぶりに父に会うことにした。今更、あの父に母のことを伝えることに意味などあるのだろうかと、何度も自問した末の結論である。幾つかの路線を乗り継いで、父のいるGセンターの最寄り駅に降り立つ。今の父とはこのセンターでしか会うことはできない。技術的な問題では無く、利用者保護の観点から面会時間や面会の頻度などが、制限さ