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最近、みそ汁がアツいワケ。「朝みそ汁」を続ける工夫とおいしくつくるワザ。

ハレの食事が続いた年末年始明け。胃腸をいたわるべく、久しぶりにお米とみそ汁のシンプルな食事をしたら、身体にじんわり優しく染みわたる感覚が。

そこから、突如みそ汁に開眼。これまでも2日に1度は食べていたけれど、より頻度を高めた「毎朝みそ汁」生活をスタートさせました。

わたしが感じる朝みそ汁のメリットは、

①身体が温まる。
寒い冬の朝は、温かい汁物があると心身ともにホッとする。

➁いろんな栄養素をまるっと摂れる。
みそは良質なたんぱく質をはじめ、ミネラルやビタミンがたっぷり。そこに様々な具材をプラスすれば、さらに栄養価がアップ。昼や夜に外食の予定がある日も、「朝みそ汁」で一日の栄養バランスがだいぶ整う気が。

③子どもにも食べやすい。
食が進みにくい朝も、汁物は比較的食べやすいよう。野菜が苦手な小1次女も、おみそ汁に入れるとよく食べる。

バタバタする朝に出汁から取るのは現実的じゃないから、頼りにしているのが「水出汁」です。勝間和代さんの『勝間式 超ロジカル家事』を参考に、水100:煮干し3の割合で、ポットに入れて冷蔵庫で一晩置くだけ。

ほったらかしでラクちんなうえ、えぐみや臭みのない澄んだ出汁が取れて良いことづくめ。

専用品でなくても、ガラスピッチャーなら
ニオイがつかないし、鍋に移す時に煮干しが
出てこないから使いやすい。

前日の夕食づくりの時に、この出汁を仕込んでいます。ついでに具材も切ってボウルに入れておけば、翌朝は包丁いらずでみそ汁が完成!

わたしは、納豆ご飯とみそ汁。子どもたちは、トースト、フルーツにみそ汁がここ最近の定番メニューです(パン×みそ汁でも特に違和感はなさそう…笑)。

続けるための工夫と合わせて、せっかくならおいしくつくるワザも手に入れたいところ。ふだん家事のお供に聴いているVoicyで過去放送を遡っていたら、ぴったりの放送回が。

自炊する人を増やすために活動する「自炊料理家」、山口祐加さん。料理のハードルを下げてくれる考え方や料理哲学が好きでよく聴いていますが、『私的「おいしいみそ汁の作り方」』回は、タイムリーな学びがたくさん。

祐加さん的おいしいみそ汁のポイントは、次の3つ。

①出汁をしっかり(濃い目に)きかせる。
出汁の取り方は、素材、だしパック、顆粒だし、何でもOK。

➁おいしい味噌を使う。
祐加さんのお気に入りは、成城石井のひかり味噌。
出汁や酒精が入っていない、大豆、麹、塩のみでつくられたものがおすすめだそう。

味噌迷子だったのでわたしもお揃いに。
まろやかで優しい味です。
お値段も750g/500円ほどで良心的。
※画像は、成城石井公式サイトからお借りしました。
https://www.seijoishii.co.jp/

③具だくさんにする。
具が多いと素材の出汁がたくさん出ておいしくなる。いつもの1.2~1.5倍入れると、ゴロゴロ感も出て◎。

細かい分量の指定があるわけじゃないのに、このポイントを押さえると、自分の感覚でつくった時と比べてぐっとおいしくなります。

レシピを覚えておくのは難しいけれど、こうしたアドバイスは応用が効くし実践しやすくて、結果ちゃんと身になる気が。

みそ汁にちょっぴりこだわるようになったら、つやっつやのお米も欠かせない…!となって、最近は近くのJAで精米したてを買うことも。いろんな銘柄を食べ比べるのも楽しみのひとつです。

今回は北海道産の2銘柄を食べ比べ!
スーパーで買うより少しお手頃価格なのもうれしい。

朝の一杯で、一日を乗り切る資本の身体を整える。「朝みそ汁」は、家族がそれぞれのフィールドで一日をスタートさせる前の、エネルギーをチャージする時間になっています。

子どもたちは昼は学校で、夜も習い事があると、別々の時間に食べることも増えてきた最近の暮らし。朝ごはんは家族がそろえる貴重な一食かもしれません。

みなさんは、どんな具材が好きですか。わたしはやっぱりなめこかなぁ…。あの星野源さんは、フライドチキンも入れるそう(!)。みそ汁の懐の深さは偉大ですね。

*見出し画像は、さくらもち市長さんの作品をお借りしました。ありがとうございます。

*暮らしのアイデアサイト、『サンキュ!STYLE』でも記事を書いています。こちらは情報発信系多め。読みに来てくださるとうれしいです!


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