見出し画像

【最新版】僕の仕事について ver. 2020.11

皆さんこんにちは。作曲家で音楽プロデューサーの齊藤耕太郎です。今年一年ググッと活動の領域が広がったので、改めてnoteでも仕事依頼をいただくための記事を書いていこうと思います。


音楽家になる前は、博報堂の営業でした。

最近あんまりこの話をしなくなりましたが、僕は社会人最初のキャリアは広告代理店・博報堂の営業職でした。グローバル企業である精密機器メーカーの担当を新入社員の頃から3年半やり抜き、異動後出版社やゲームメーカー、教育系商材の担当を行いました。

業務内容はマーケティング側面が強い調査系の業務から、TVCMの制作、マス・ウェブ両方のメディアプランニングなど、幅広く広告会社の営業が経験する業務を広く担当させていただきました。この経験が今のキャリアにも大きく良い影響を与えてくれていて、物事を考えるときに大きなスケールで考えるクセをつけてもらえたように思います。

博報堂にいた頃の話を書いた記事はこちら。

これを書いたのはnote書き始めて間もない頃。楽曲をリリースしたての頃の自分は、この記事を書きながら自分らしい音楽を模索しているように感じます。今となっては、音楽人として自分の色を感じてもらえている実感があるからか、博報堂にいたことをナチュラルに話せます。

音楽を作る前段階の、戦略を伝える技術。
この礎は間違いなく博報堂で培われたもの。
道標を示すことも、音楽プロデューサーとして
クライアントや他のクリエイターの皆さんに対して必要なこと。

この点において、僕は自分のキャリアに導かれ、文字通り死に物狂いでその技術を習得しました。今、コンテンツを企画して世の中にトライアンドエラーしながら発信していくことができているのも、全て博報堂での経験が礎になっています。関係者の皆さん、本当にお世話になりました。


CM音楽クリエイターとしての実績。

2014年に独立して以来、恒常的にTVCMやウェブムービーなど、広告を中心とした映像作品の音楽制作を行っています。最近は30秒のCM素材でもウェブや店頭、(今年は少ないけど)イベントなどグローバルに使用いただく機会がかなり増え、オリジナル作品に限らず僕の音楽が広く世界で使ってもらえている実感があります。ありがたい・・・

CM音楽などクライアントがいる仕事では、音楽プロデュース(クライアントの課題に対して楽曲の方向性を決め、仕上げまでの工程をジョブデザインすること)から、実際の作曲、演奏、ミキシングに至るまで基本的に全て自分の手で行います。他のプロデューサーの方からお仕事いただく際は、適宜作曲のみの作業などそのポジションを全うしています。


営業出身でクライアントの課題理解に独立当初から信頼を置いてもらったこともあり、駆け出しの自分に博報堂の仲間の皆さんに仕事のチャンスを頂く機会が多かった。最初は当然、予算の小さいものからスタートしました。その中で自分なりに技術を磨くことで、徐々に業界標準クラスのお仕事も任せてもらえるようになり、後述するオリジナル作品のプロデュースとリリース活動によって飛躍的に制作スキルを向上させることができました。


僕が過去に作ってきた音楽を、少しご紹介させていただきます。まずは直近の公開案件でとても気に入ってる、KOSE DECORTE(デコルテ)の50周年記念グローバルキャンペーン。

BRAND
FRAGRANCE

マーベル映画「キャプテン・マーベル」で知られる女優、ブリー・ラーソンがミューズを務めるこのキャンペーン。日米チームで作り上げたこの企画の音楽をトータルプロデュースさせていただきました。僕のオリジナル作品を聞いてくださっている皆さんにとっては「THE KOTARO SOUND」と思ってもらえる僕らしい音楽になりました。

繊細なピアノ、重厚なストリングス、そしてブランド篇で潤沢に使った美しい音色のアナログシンセサイザーたち。僕のサウンドは、とにかくシンセサイザーのサウンドが生きていることが特長です。後述しますが、自分が生まれる前から頂点に君臨し続けている最高の楽器たちに恵まれ、最新の音楽的アプローチと昔から愛され続ける「1音」たちを融合させています。

このDECORTE案件だけでなく、以前より化粧品やファッションなど、女性美を扱うお仕事を多く頂いています。自分の音で女性を美しく魅せるという考え方が僕は大好きだしめちゃくちゃ燃える。だから毎回、とても楽しんでお仕事しています。

DECORTE AQ Meliority Skincare
WACOAL what is YOUR beauty?
Rohto Episteme
Harper's BAZAAR X Kavka Shishido
JUSTIN DAVIS 2019 SS


また、最近世の中で聞くようになった「SDGs」を啓蒙すべく、2016年に作られた国連のキャンペーン映像の音楽も担当しました。

UNITED NATIONS SDGs

(徹子さん、撮影でのオーラ、凄かったな・・・)

そして、元々自分が精密機器メーカー、通信系企業や教育系企業の担当をしていたこともあり、同じような業種のお仕事も頂いています。

SEIKO GRAND Complete Service
Carl Zeiss Metamorphosis
SOFTBANK SoftBank World 2019

本件は2020年も担当しています。

Panasonic JAPAN QUALITY

※こちらは作曲のみ


その他、色んな業種のCM音楽を担当させてもらっています。

RIZAP
霧島酒造

※こちらは作曲のみ

最近公開された、SUNTORY GREEN DAKARA


他にも過去、数多くのCM音楽を担当させていただいています。独立間もない頃のお仕事から、つい1週間前に公開したグリーンダ・カ・ラまで。クライアントの課題は本当にそれぞれ違っていて、CM音楽ではその課題を解決すべく、多種多様な音楽性を操れることを要求されます。

音楽のプロになった最初のキャリアがCM音楽だったことで、数年で本当に沢山の楽器、音楽に触れることができ、僕自身の作曲家としての音楽の幅はかなり広げていただきました。クライアントの皆さん、依頼してくれた皆さんに育てていただきました。本当に感謝しかありません。

CM音楽クリエイターとしてのキャリアについては、取材いただいた記事もあります。もし興味ある方は是非、こちらもご覧ください。


ショー音楽、プロジェクションマッピングも得意。

広告同様、クライアントワークの中で大きな比重を担うのが商業施設などのショーコンテンツの音楽プロデュース&制作です。特に、プロジェクションマッピングは駆け出しの頃からかなり沢山担当させていただきました。

プロジェクションマッピングで重要なのは音楽だけでなく、映像に追従して迫力を印象付ける「効果音」です。僕はプロになった当初から音楽だけでなく、効果音を音楽に融合させた「サウンドデザイン」の在り方を追求するお仕事に恵まれ、この発展形としてプロジェクションマッピングの音楽も担当させていただけるようになりました。

紹介したいお仕事は色々ありますが、まずはこれかな。

八景島シーパラダイスナイトショー「LIGHTIA」

この23分に及ぶ、イルカとトレーナーの皆さん、カラフルな映像美と音楽・音響の融合作品。メインテーマには僕のライブでの定番曲となっている「Love Song」を使っていただき、このショーきっかけで僕の楽曲を知ってくださる方もいらっしゃいます。

イルカの動きに追従して、電子制御で鳴り響く音響など、当時の最新テクノロジーを駆使したこの企画。今も毎晩やっているそうなので、是非足を運んでみてください。

そして、この「Love Song」、12月2日(水)にアコースティックバージョンがリリースされます!題して「Love Song - Rain Will Shine」

全く新しく生まれ変わった、エモさを極めた楽曲になりました。是非聴いてくださいね。バイオリンは「Blue」「Reason」そして下記「Cruise」を共に奏でてくれている、友田絢ちゃんにお願いしました。

Queen's Square YOKOHAMA クリスマスイルミネーション2019

こちら、オフィシャルの映像がないので取材記事を。昨年のクリスマスイルミネーションの音楽を担当させていただいています。今作に限らず、大阪の梅田阪急のイルミネーションなど、毎年クリスマス時期になると僕の音楽が日本全国のどこかで流れていることが多いです。

この時音楽プロデュース、制作した「Cruise」という楽曲は、僕名義で時期を合わせ、タイアップという形でリリースしました。

クリスマス音楽は僕の超得意分野。年末のキャンペーンでお困りの担当者の皆さん、是非声をかけてくださいね。ちなみにこの「Cruise」を作ったのは8月の末。セミが鳴いている明け方に、徹夜で仕上げたのが懐かしい(笑)


アーティスト活動で出会った、100万人のリスナー。

このnoteを読んでくださっている皆さんは、
僕が音楽作品をリリースし始めたことで出会った皆さん。
説明の必要はもしかしたらないかもしれませんが、
改めてまとめてみます。

きっかけは2018年の夏。アルバム「BRAINSTORM」をリリースしたこと。

その中の「秒の間」「Brainstorm」がSpotifyのバイラルチャート(SNSで話題の曲ランキング)で1位、2位になったことで、自分自身の名義を冠した、何のタイアップもない楽曲が世界中で聴いてもらえるキッカケに。

この模様は当時のニュアンスそのままに、noteに書き残しているので興味のある方は是非ご覧ください。今とちょっと文体違うんだよな。未だに読んでもらえ続けている、一番人気の記事がこちら。

あとは、個人的にエモいのがこの記事。

ちょうど、この記事を書いたときに作っていたのが上述した「八景島シーパラダイス LIGHTIA」でした。順位って、人に自分を知ってもらうキッカケにはなっても、目的にはならないんだってその時にすごく思いました。

全くの無名から始めた音楽活動、プロになってからの初アルバムで、いきなりSpotifyでフックアップされたキッカケは、間違いなくnoteでした。

おかげさまで、今年8月にリリースしたアルバム「VOYAGER」の告知も入れて、note編集部の皆さんが僕のことを取材してくれました。

2年間で、Spotifyで出会ったリスナーの方々は、全世界合計100万人を超えます。まさか一介のCM音楽作曲家が、これだけの人たちに自分自身のオリジナル曲を聴いてもらえるとは思っていなかった。最近ではSpotifyだけでなく、Apple Musicでも出会えるリスナーの方々が増えてきて、日進月歩ですが着実に前に進み続けています。

本当、継続は力なり。

1曲ごとに聴いてもらえようがもらえなかろうが、とにかく自分が信じた楽曲をリリースし続けた結果でしかない。そして、楽曲をリリースし続けることと同じくらい、その時の感情や考えを自分自身の言葉でファンの皆さん、まだ僕のことを詳しく知らない、全く知らない皆さんに向けて発信し続けていくことの意味を学びました。

人間が、顔と名前をはっきりと明示して伝える「心」というものには、誰かの代行、誰かの代弁では絶対に伝わらない「血肉」「体温」があります。僕は幸運にもそれらを言葉にする能力を、博報堂での伝えるキャリアとアーティストとしての熱量表現の掛け合わせによって生成することができた。同時に、日々ありとあらゆる人が使う「言葉」のなかに、その「血肉」「体温」があるかどうかを見極める感覚も身につきました。

あくまでこの記事は仕事依頼をいただく際の参考になればと書いてますが、その記事の内容は絶対、普段の僕の口調や言葉が見え隠れしている必要があると僕は思う。ビジネスの場なら「思います」って言う。でも、僕は僕の言葉で自分らしさを伝えたいから、ここnoteで磨き上げてきた「一番自分らしい」と思える言葉遣いで書きます。

そこに意味があることを、僕の場合クライアントのために音楽を作っているだけじゃ理解できなかった。自分という存在で世の中に対峙している今だからこそ、自分の作品もクライアントのために作る音楽にも、できることがあると感じています。

締め切りが存在しない、自分の作品と向き合ったこと。

これによって、間違いなく音楽への追い込み方が変わりました。クライアントのお仕事で妥協したことはないですが、自分の名前を乗せて発信した経験は、それまで感じたことがない作品への愛情を乗せます。これを2年間で50曲ほどリリースしているうちに、毎月のアレンジや仕上げ、特にミキシングとマスタリングと呼ばれる音を仕上げていく過程を繰り返したことで、飛躍的に耳がよくなりました。

画像1

オリジナル作品をよりよくしていくために、新旧様々な名機たちを自宅スタジオに揃えて作り進めている今。

僕の音は、とても自分らしく、その道の一流の方々に聴いてもらっても「とにかく第一印象から音が良い」と言ってもらえます。趣味である料理と同じで、食材が良ければ、各調理の工程の一手間を妥協しなければ、全体を組み上げた時に極めてシンプルな作業で劇的に作品は魅力的になります。料理でいう「旨味」をどう操るか。言語化しにくい音楽を、聴いた人みんなが「やべえ・・・」と思えるかどうかは、その丁寧さが全てなんです。

ノートPC一つで音楽が仕上がってしまう今、圧倒的な音質や感性を突き抜ける音の感動を提供するには、とても面倒かつ高価な機材を要所で駆使する必要がある。音楽に限らずですが、一流とそれ以外で制作料が大きく異なってしまう大きな理由はそこです。かかっている手間、捧げている愛情の質が違うんです。あ、この辺について語っている記事があります。良ければ是非。


トラックメイカーとしてのアーティストコラボ。

僕は自分自身の楽曲だけでなく、他のアーティストの方の楽曲を僕の解釈でリミックス、リアレンジする機会もあります。好きなお仕事を載せておきます。僕が普段扱わない日本語詞の楽曲にも挑戦しました。

原曲の雰囲気をガラッと変えながら、原曲で伝えたかったであろうことを僕のトラックで表現する。というのがとても楽しく、リミックスやリアレンジによるアーティストの方々とのコラボレーションも積極的にお引き受けしています。僕は必ずしも自分主体で音楽を作りたいとは思ってなく、トラックを作るときは他のアーティストの方々の意向もかなり大切にします。

楽曲全体の仕上げの要になるミキシング、マスタリングは僕主導でやりたいという意志は強くあるので、その辺りは都度相談しあいながら進められれば幸いですね。CM音楽をずっとやってきていることもあり、僕の音楽は基本的に「昔ながらのJ-POP」に全く染まっていません。

どちらかと言えばヨーロッパのサウンド、と言われることが結構ありますが、それは僕が元々両親の仕事の都合でインド(旧英国領)に住んでいて、そのころに音楽に出会った原体験が大きいかもしれません。そのようなサウンドを求めているアーティストの皆さん、是非コラボしましょう!

僕のクレジットがfeat.または連名で並ぶようであれば、印税分配、原盤シェアでの参加も可能ですし、場合によってプロモーション目的や「これは参加したい!」と思えるプロジェクトは予算度外視でも是非やらせていただきたいです。随時ご相談ください。


書き手としての齊藤 耕太郎。

これはもう本当にnoteでの継続的な執筆の賜物でしかないのですが、最近ウェブや雑誌などへの記事寄稿を始めました。他にも色々書かせてもらっていますが、最近出たこの記事はnoteで話してないことなので載せておきます。

僕は終始音楽家でありたいと思っていつつ、最近はこのように言葉で自分の想いを表現すること自体が、音楽での表現と遜色ない大切な存在になりつつあります。大切にしているのは「自分の感情に正直な表現ができること。」いいと思っていないものを良いとは言わないし、自分が共感できないプロジェクトには参加しないし書きもしません。執筆が「ライスワーク」ではないので、より自分の人生観や経験とクロスすることだけを選んでます。

執筆業は僕にとって、普段ため込んでしまっているアイデアを作品にできるとても良い機会。趣味の料理同様、書くこと自体はとても好きだから、素直に楽しんでやらせていただいています。「音楽」「ライフスタイル」「料理」「広告などのコミュニケーション」あたりが関わるネタであれば色々組み方が考えられるかと思うので、媒体の皆さん、是非ご気軽にご相談を!


登壇や教鞭の場。

僕はこれまで、自身のキャリア(広告マン、音楽プロデューサー・作曲家、アーティスト)に即した場で講演や授業を行ってきました。

2018年度のJASRACシンポジウムでは、当時はギリ黎明期だった音楽ストリーミング市場をDIYでハックしたストーリーについて登壇しました。

noteオフィスでも、音楽とキャリアについての登壇をしたことがあります。この日は今、世間的にも関心がとても高くなっているパラレルキャリアについて。僕は博報堂にいたときのこと、CM音楽作曲家になってからのこと、アーティスト活動を始めてからのこと、それらがシームレスに行き交うキャリアについて語りました。思い出深いイベントです。

授業は、産業能率大学のエンタメに関する講座、広告業界に関する講座のどちらかを毎年一回担当させていただいています。

登壇、授業ともに依頼いただく方々の要望を聞きながら、その中で自分らしいメッセージを伝えられるよう、資料やプレゼンもその時々でスタイルを変えて臨んでいます。1人で持ち時間を語り尽くすプレゼンも、パネラーとして登壇するディスカッション形式もどちらも好きです。何かメッセージを直接届けられる場があれば、是非お誘いください。


アーティストキュレーション。

現在、銀座にオープンしたばかりのアーティなホテル、アロフト東京銀座の皆さんとコラボレーションして、ライブ「Live@Aloft」のアーティストキュレーションを行っています。

詳細はこちらにて。

ライブそのもの、そしてライブ映像の両方を制作し定期開催するこの企画。第0号と称したパイロット版では僕自身も演奏させていただいています。

第一回目は先日、コロナ感染者が急増したため残念ながら延期となってしまいましたが、EP「STRANDED」がその名を音楽シーンに知らしめたインターナショナルな新世代R&Bシンガー、VivaOlaくんをキャスティング。

彼のライブはコロナの状況を鑑みながら開催日程を現在調整していて、それをやりながらその次の号の展開も考えています。このプロジェクトを通じて、アロフトが目指す東京のインディシーン新機軸を共に作っていきたいと思っています。

アロフト、ご飯も良い感じなので、是非遊びに行ってみてください。2階の「WAREHOUSE」、2,500円のランチコースがゆったり&かなり満腹、いうまでもなく美味しいのでお勧めです。


なんとなくの予算感。

はっきり言います。どんな予算帯でも、企画が面白ければ安くてもやらせていただきます。逆に、僕の名前を出していただく企画については、満足な予算をいただいていても自分の考えるサウンドクオリティや色と大きくズレてしまいそうなお仕事は、残念ですがお断りするようにしています。

音楽制作の場合

広告や商業施設で使用する音楽制作については、しっかり提案から納品までを行うとすれば本来

制作費
使用年数と範囲に応じた使用料(更新あり)
↑印税分配の場合はこの限りではないです。

※著作、そして原盤は僕が持ちます。
クライアントの皆さんは僕に使用料をお支払いただき
定められた条件にて使用いただく。というのが通例です。

をいただいています。

制作する音源の尺、使用する楽器、歌はあるのか、ないのか、で条件は大きく変動します。関わる演奏者の数、提案への工数が増えれば、もちろん制作費は上がっていきます。企画が面白ければ、予算でお断りすることはよほどの場合でなければありません。

今はありがたいことに広告業界のお仕事は比較的高単価のものが多いですが、CMの在り方もここ数年でどんどん変わっていき、以前のようなコストスキームが今後もまかり通り続けるともあまり思っていません。いち早く、新たな市場開拓をしたい。一流の音楽を提供が欲しい時に、見つけて、知っててもらえる存在でいたい。そんな想いでいます。

過去に低予算でもお引き受けした条件のなかで、クライアントのサービスローンチに合わせてリリースし、僕自身のことを宣伝いただくことがありました。僕にとってはオリジナル作品を自分以外の角度から宣伝してもらえるチャンスを得ているので、音楽費が少なくとも利益になる。と考えました。

普段はクライアント向けに作った音楽は僕に原盤権(音源を発売し僕自身が利益とすることができる)があっても、クライアントの意向に合わせて契約期間中に音源としてリリースすることはあまりしません。上記のような条件だと、僕にとっては割と嬉しいことですので、柔軟にご相談ください。

普段のクライアントワーク以上に、僕は今「KOTARO SAITO / 齊藤 耕太郎」というネーム自体が世に出せる仕事に興味があります。新しい組み方を模索したいので、僕自身が音楽を作ることの市場価値はこの記事でご理解いただきつつ、是非単に音源を制作して納品するお仕事ではない、イノベーティブな音楽・音響的アプローチをご一緒させていただきたいです!


また、僕の過去作品の商用使用は、楽曲によってまちまちなので、後ほど記載する問い合わせ先にご気軽にご相談ください。

出演・登壇

先ほども書きましたが、今は僕自身の名前や存在を露出する機会を増やしていきたいと考えています。だから出演に関しては、露出の規模やその後の利益機会を鑑みた上で、予算に関しては制作より柔軟な相談をいただけるかと思います。ただし、出演の場がモロに自分の印象に繋がることもありますので、具体的に

企画の方向性
場所、時期
何をすれば良いか
露出媒体
並び(ゲストがいる場合、誰か など)

は、通常のキャスティング同様に教えて頂けると嬉しいです。

登壇に関しては資料の作成もあるため、最低でも2ヶ月程度期間の余裕をいただいてご相談いただけると嬉しいです。最近はウェビナー登壇も増えてます。こちらも音楽制作、音楽ビジネス、広告に関すること、僕の趣味(料理や植物など)、いろいろな角度でご相談ください。


ライティング

こちらも案件によって、そして文字数によってまちまちですが、通常のライターの方が受け取っている報酬より安すぎることも、高すぎることもないと思うので、掲載メディアの質や書ける内容が好きであれば是非、ご一緒させていただきたいと思っています。


その他、プロデュース業

こちらも、企画が面白ければ、僕の自由度が高ければ、自らの想定稼働に対して都度予算提示させていただきます。目的意識やクライアントのゴール、ビジョンに共鳴できれば、その時に大きなビジネスチャンスにならなくても成功時に互いに大きな利益を出せるよう議論できればと思っています。


全体を通じて、僕はおそらく「安請け合いはしない」タイプの人間です。提示する金額より安くお引き受けする場合は僕の中で、きちんとそのお仕事で明確に得られる「予算に関わらないチャンスや"楽しみ"」を見出せていると思っていただけたら幸いです。


問い合わせ先。

長々とお仕事紹介させてもらいましたが、新しい挑戦をしたがっている方々のことを、基本的にものすごくリスペクトしている僕です。その熱意を「わかりやすく、依頼内容を明確に」伝えていただければ、かなりの確率で僕は返事をさせていただくと思います。まずは是非、ウェブサイトの問い合わせ欄からご連絡ください。


お待ちしています!





よろしければサポートをお願いいたします。サポートいただけましたら機材投資、音源制作に回させていただき、更に良い音楽を届けられるよう遣わせていただきます。