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noteサークル開設!音楽の未来を一緒に。

みなさんこんにちは。作曲家で音楽プロデューサーの齊藤耕太郎です。前述の記事、沢山の方に読んでいただきました。ありがとうございます!

ジワジワ〜と試聴回数が増えているこの曲。面白いのは、「試聴回数の割に、Save(お気に入り登録)」がいつもより多いことです。聴いていただける方の中で、もう一度聴きたいと思ってくれた方が他の楽曲に比べて割合的に多いこと、興味深く、面白いです。ありがとうございます!

他の配信サービスでの試聴は是非、引き続き以下より是非。


さて、僕のnote読者の方に大切なお知らせです!


「サークル」を開始します!リンクは以下。

サークルとは、よりファンの方と濃密なコミュニケーションを行えるようnoteが用意してくれた新サービス。審査が無事に通り、僕なりに考えた、読者の方々との交流の場を用意しました。

以下、僕なりのサークルに込めた想い、ここで皆さんと共に何を実現していきたいのかを書かせていただきます。


サークル開始のキッカケ

2020年3月3日5:00現在、僕のnoteのフォロワー数は7,758人。気がつけば随分と沢山の方にフォローいただけるようになりました。

僕自身、博報堂を独立して音楽家になって以来、いわゆるB to B(企業 対 企業)畑の音楽活動ばかりを経験してきました。転機だったのは2018年、アルバム「BRAINSTORM」をリリースしたこと。僕のnoteをご覧になった方の多くは、ここから流れてきた方なのかな?と認識しています。

以来、約1年半と少し。かなりマイペースに記事を書き、note編集部の皆さんのオススメもいただきながら、書いていた記事を話題にしてもらえ、気づいたら(更新頻度が少なかったとはいえ)noteは僕にとってのメインSNSになっていました。長い文章を書くことにも慣れてきて、僕自身が楽しめて書けていることが続けられた一番のモチベーションでした。

そんな僕に、特にここ最近大いなる疑問が生まれました。

僕の楽曲を聴いてくださる方はどんな人なんだろう?

定量的な属性だけで言えば、特に再生の多いSpotifyに関しては明白。

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Spotify for Artistsのデータをそのまま貼っていますが、まとめると

・月間約9万人が聴いている
・ほとんどがプレイリストからの流入
・僕の楽曲を何らかの形で意図して選んでくれたのは再生数の15%
・性別のバランスはSpotifyのユーザー男女比とほぼ同じ
・20代後半〜40代くらいの世代が多い
・現在は30%くらいが国内の方、しかし都市では台北が多い
・(ここには記載がないけれど)フォロワー数は1200人程度

ということです。フォロワー数は実際にどれほど再生に影響あるか定かではないですが、前述のSaveをした上でフォローいただいている方が世界に1200人程度いるんだな、という情報だけは掴めています。けれど、正直僕の楽曲のファンの方がどんな人なのか、デジタル主導で進めてきた僕には全然顔が見えていないのが現実です。もっと定性的で、生身の付き合いがしたい。

そんな中、noteのアクセスを見ていると、僕の記事に対する読まれ方が「スキ」の数にかかわらず意外な記事が多かったりすることに気づきました。最近、出先で声をかけていただけることが少しずつ増えてきていることもあり、多くの方は「齊藤さんのnote読んでます!」とおっしゃってくれる。ということは、ここnoteが僕との出会いの場になることが多く、そして僕の楽曲への入り口として機能している可能性が高い、と推測します。


僕の楽曲や動向を気にしてくださっている方との交流を深めたい。

こういう性質のnoteを書いていると、中には僕の音楽なんぞに興味はなく、手法を検索して僕のnoteに引っ掛かり、フォローしてくださっている方も一定量いると推測します。本来なら楽曲を聴いてくださる方とのファンベースを築いていくのがアーティストとしてノーマルだと思いますが、僕の場合プロデューサーとしての性質上、僕のnoteを読んでいる方、楽曲を聴いてくださっている方は音楽家であることが多い可能性がある。

実際に声をかけてくださる方の中にも、同じように楽曲をサブスク配信していらっしゃる方もちらほらいます。なので、いわゆる「リスナー」としての音楽の楽しみ方の方だけでなく、楽曲をどうにかヒットさせたい、音楽活動の参考にしたいと考えているアーティストの方、作家の方、レーベルの方などがいるのかもしれないなと感じました。

僕のnote記事は、基本的に無料で配信しているものが殆どです。それは継続して執筆しつつ、より突っ込んだ内容や深く読者の方々と関われる場を、月額300~1,000円でご用意しました。それは単に僕の込み入った活動戦略やアーティストファンサービスを一方的に配信する内容ではなく、より僕の考える理想の、音楽家とリスナーの関係構築に貢献できると思えた内容です。


サークルのコンセプト

僕の設立したサークルの最大のポイントは、

現代の音楽は、魅力的なアーティストとリスナー両方で成立する。

という考えを基調にしてサービスを提案している点です。

僕は、自分自身のことを、ただの音楽制作バカだと自称しています。マーケティングのことを死ぬほどnote上で書いていますが、実は根本的には、僕は自分が作りたい楽曲をきちんと妥協なく作り、それが自分が聴いてほしい人にしっかり届けば、マーケティングやプロモーションのことなんて考えたくないのです!本当に!だって面倒くさいし作ることに集中したいし。

しかし、残念ながら好きな音楽を自由に作るだけでは、沢山の人に音楽を届けていくことは難しい。なので、自分自身のやり方を貫きながら、ブルーオーシャンで開拓できたデジタル領域を最初の知ってもらう場にしました。

僕が今回目指すのは、デジタルを発端としながらアナログな人付き合いを可能にすること。多面的で多様性を認め合える音楽好きのみなさんのための、新たなコミュニティを作ることです。


For Artists, Creators
ほんのわずかなアプローチで、一気に現代的になる。

革新的なサウンドを追求しているがために、なかなか既存のチャートにも入れなければ、プレイリストでもどこに入るのか?と思う楽曲を持て余している、あるいは未だに注目されていないアーティストっていると思います。

僕のそんな作品代表作は、これ(笑)Spotifyのキュレーターの方、応援してくださっているのは十分僕に伝わりながら、これは扱いに困った気がします。(と言いつつJ-Trackの新譜プレイリストに入れてくれました。)

ちなみにこの曲、ライブで演奏するとめちゃくちゃ盛り上がります。再生数で言うと僕の楽曲の上位ではないですが、ライブでは必須の楽曲です。

結局、プロがやりたい放題やっている音楽が僕は好きです。

僕は、そういうアーティストの魅力を自身の経験で探してみたい。そして、好き勝手に自分の楽曲を作って配信してきて得たノウハウを生かして、誰も聴いたことがない、でもそれでいて「そう!これが聴きたかった!」と聴く人が思えるアーティストの方に出会いたいのです。

そして、もしかしたらほんのわずかな、でも現代の音楽として不可欠な要素を磨いていくことで世に広く届く音楽になるなら、自分が培ってきた経験が活かせる。この時代で言えば、低域の考え方かもしれない。もしかしたら、音色をソフトから実機に変えればより立体感が出るかもしれない。僕にもし、制作中の楽曲に対して何か意見を求めていただけるのであれば自分の経験でお伝えしたい。そんな気持ちが強いです。


For Listeners
あなたたちは現代の音楽シーンで、W主役の片側。

それともう一つ。今の時代、プレイリスターという言葉は音楽の世界ではグローバルに浸透しきった言葉。ご存知でない方は以下の記事を参照。

日本は単にストリーミング市場が根付いていないだけで、音楽が好きで、友達や意中の人相手に選曲してカセットやCD、MD(そんなものもあったな)を共有することはここ30年ほどの音楽史の中で行われてきたこと。選曲のセンスの良さで評価され、ミュージシャンから尊敬されている方、レーベルから気を使われるレベルの方は過去たくさん実在しているはず。ストリーミング市場で、まだ日本のプレイリスターが現れない理由は、単に普及の最中でスタープレイヤーが多くないからだと僕は思います。


僕は特に現代の音楽シーンにおいて、アーティストやクリエイターなどの発信者側と、リスナーなどの受信側は双方向にファンな関係性でいられると確信しています。お互いが、お互いを育て合い、切磋琢磨することで盛り上がり、いつしかそれがムーブメントやカルチャーと呼ばれ、市場化する。

その一端を、サークルによって担えたらいいなと強く信じます。


プラン①メンバー全員でプレイリストを運営!

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月額300円で、メンバーで徐々に自分たちの好きな楽曲をムード別にプレイリストにして一緒に運営していきます。

プレイリストを運営しているメンバーが一人である必要は僕はないと思っています。選曲メンバーが多く、選曲している人たちが自分たちの周囲に「自分が選曲した楽曲が入っているよ!」と紹介していくだけで、そのメンバーの皆さんは徐々に立派なプレイリスターになっていきます。

実際やってみないとベストな運営方法は分からないのが現状ですが、今僕が考えている方法は以下。

①入会いただいた方は最初に、自己紹介がてら好きな曲を1曲紹介。
②紹介いただくときに、自分がどんなシーンで聴くのかも明記。
③随時、僕がそのプレイリストに曲順を考慮しながら追加していく。
④参加頂く方にフォローしてもらい、他の人のオススメも共有する。
⑤コミュニティが活発になったらオフ会もしましょう!(都内想定)

僕もがっつり運営メンバーとして関わるので、進めながら一緒に一番運用しやすい方法を見つけていけたら嬉しいです!プレイリストが魅力的であれば、少しずつ外部のファンの方にも恵まれ出して、選んでいるメンバーみんなで音楽を提案する喜びを享受できるし、アーティストからも尊敬される存在になると思います。

なお、既にプレイリストを作っている方は是非、それを共有してもらいたいです。そこから僕が選曲させていただき、気になった方はプレイリスターとしてこのnoteで紹介させていただきます!

ちなみに、この企画のために開設したプレイリストはこれ。まだまっさらな状態です。みんなで作っていきたいから、あえてまっさらな状態からスタートしようかなと思います。

たくさんの参加、よろしくお願いします!


プラン②1曲1回、KOTAROが音源にコメント

僕の適性的に、アーティスト視点での音楽プロデュースという能力においては強い個性になるのではと考えました。毎月のリリースを行ってきたことで、(やるかやらないかは別として)現代の潮流やポップミュージックとしての制作傾向も今かなりノウハウがたまってきました。

そこで、日々ヒット作を生み出そうとしているアーティストやクリエイターの皆さんの音源を、僕が聴き、それに対するコメントを行う場を設けることにしました!制作中の音源でも構いませんし、完成後にどうプロモーションするかで悩んでいる、という疑問にもお答えしようと思っています。オープンな場で楽曲を聴いてもらえる場なので、もしかしたらリスナー会員の方から僕も全く思いつかないような斬新な意見が出てくる可能性も。

月額500円で、毎曲1回コメントさせていただきます。以前実施したサブミッション企画同様、特にいいなと思う方がいたら個別にご連絡させていただきます。是非、コラボしましょう!

この告知文を作っている最中にも、実はもう入会してくれた方が!!第1号、ありがとうございます。自己紹介もバッチリですね。他の方も掲示板に

①自己紹介
②音源リンク(デモ音源はSoundCloudをお勧めします)
③僕にどんなコメントを求めるか(制作?プロモ?など)

を記載していただき投稿してください。


プラン③全部入りプラン+未公開情報の開示

月額1,000円のプレミアムプランです。リスナーとしても制作者としても楽しみたい方、そして僕がnoteに書くこと以上に深く考えていることを共有するためのFacebookグループにご招待します。(Slackと書いていましたが、運用しやすさがFacebookの方が良いとのこと。)

noteでシェアしていく記事内容は基本的に

無料版:
・既出の作品に対するリリース結果と考察
・既出の情報に対する僕なりの解釈

有料記事
・制作者として今工夫していること、読者の皆さんに共有したいノウハウ
・プロモーションに対する半期、年間の戦略プランの共有

の2方向。今後、サークルと連動する形で有料記事も書いていきますのでどうか楽しみにしていてくださいね。

で、サークルのプレミアムプランというのは、note本体で記事として更新するほどまとまっていない「アイデアの種」みたいなものを共有したいと思います。音楽を作っていて手法として気づいたことや、気が向いたら、使用許可を付与したワンショット系のキックやシンセのサンプル音源もシェアするかもしれません。音楽を作っている過程、僕のセッションビューなど制作の根本部分も共有していこうと思っています。

加えて、どこよりも早くリリース音源の試聴も行っていただける場を用意します!リリース日に向けて、一緒に楽曲を盛り上げていただける仲間が増えたらいいな、そんな想いでいます。とにかく、一般開示できないことを結構書くつもりなので、僕はこのプランをオススメします(笑)


メンバーが集まったら、コミュニティイベントも検討

新譜のリリースパーティという形もよし、いわゆるオフ会もよし、メンバーの皆さん同士、どんどん会話が盛り上がっていく形を目指したいです。僕が主催するものもあっていいし、良識の範囲内なら是非、僕なしで勝手に盛り上がっていただいても構いません。

自分の好きな音楽を好き!と強く言いながら、
誰かの好きな音楽にも出会い、柔軟に、楽しく過ごせる環境を作りたい。

僕が叶えたいのはそういう人が増えることです。身内っぽいかもしれませんが、カルチャーは巨大な身内だと思います。巨大になれば、メディアにもなれるし、コンテンツが生まれるプラットフォームにもなり得る。横文字が並びましたが、とにかく「みんなが楽しめる街」を作れたらいいな。


最後に

制作に夢中になるなどして、結構僕は連絡がつかなくなることがあります。(関係者の皆様本当にごめんなさい。)けれど、皆さんの貴重な会費をいただくからには、なるべく更新頻度は高めを保てるよう頑張ります!そしてnote運営の皆さん!是非サークルを携帯で確認できるようにしてください!


たくさんの方々のご参加、お待ちしてます!


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