伊坂ワールド
こんにちは。まーぷきんです。
今日の本はちょっと変わった本を紹介したいなと思いました。
まあ、正直、小説の世界観自体が変わってるんですけども、そこは目を瞑っていただけたらなと。
はい、僕の大好きな伊坂幸太郎先生の作品ですね。
火星に住むつもりかい? です。
気になるこの本のあらすじは。
「安全地区」に指定された仙台を取り締まる「平和警察」。
その管理下、住人の監視と密告によって「危険人物」と認められた者は、衆人環視の中で刑に処されてしまう。
不条理渦巻く世界で窮地に陥った人々を救うのは、全身黒ずくめの「正義の味方」、ただ一人。ディストピアに迸るユーモアとアイロニー。
舞台は仙台なんですが、どことなく違う世界にいるような感覚に陥るのが伊坂幸太郎先生の作品の特徴なんですね。
しかしながら、フィクションでありながらも、この作品では現実に生きる我々の社会にもなり得るんじゃないかと感じられる部分が存在します。
互いに監視し合う社会の中で、反対の行動することをする。
その事には勇気が入りますよね?
私はどこか、日本社会における精神疾患の方を見る健常者の眼差しに近いものを感じました。
違う観点から考えたりしても結構面白いなと思えた作品です。
良ければ手に取ってみてはいかがでしょうか?
今日はこれで終わりたいと思います。また会いましょう。
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