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【日経225先物】マーケット分析|2022年7月28日(木)時点

毎回サムネイルを考えるのが大変になってきてしまったので固定画像に戻しますw

日経225先物をメインでトレードしている兼業トレーダーのコータローです。
この記事では、ファンダメンタルズ分析とテクニカル分析の両面から、直近の日経先物の相場観を解説します。
皆さまがトレード戦略を考える上で、情報収集の時短や相場分析のヒント等としてお役立てください。

《サマリ》


総合評価は、短期は【中立】中長期は【弱気 or 中立】とします。
※総合評価はファンダメンタルズとテクニカルの分析結果を総合的に評価したもの(テクニカル分析の評価のウェート高め)。

ファンダメンタルズ面では、短期は【中立】、中長期は【悪材料優位 or 中立】と、評価据え置きです。

米国株は大幅上昇しました。
出来高の大きな陽線で上昇しており、非常に強い動きといえます。
テクニカル的には、一旦の底打ちを示唆する形と言えると思います。

FOMCでの利上げ幅は事前の予想通りでサプライズなし。
マーケットでは、今後の利上げペース鈍化の観測が出てきており、事前にわかっていたことではありますが、一旦はポジティブな材料として織り込む動きが出ているものと思われます。

一方で、今夜は米国GDP発表です。
マーケット参加者の間では、GDP成長率の数値について意見が分かれていますが、1Qは予想を大きく下回る▲1.6%でした。
2Qの事前予想は0.5%となっていますが、今回もマイナスとなるとリセッション判定となり大きな悪材料として扱われる可能性があります。
ゴールドがじわりと底入れしてきている動きも不気味です。

総合的には、日本マーケットを取り巻くファンダメンタルズは、目先は中立と評価します。


テクニカル面では、日足は【中立】、週足は【中立】、月足は【中立】と評価据え置きです。
200日MA(白色曲線)のサポートを受けながら、トライアングル上辺付近でもみ合っている動きが続いています。
FOMC前後でややボラティリティが出ましたが、今夜の米国GDP次第ではまたボラ発生の可能性があります。
テクニカルが機能しにくい相場付きのため、中立目線でみていくことにします。

《サマリ》は、1分程度で読めるように情報を取捨選択しています。
《ファンダメンタルズ分析の詳細》や《テクニカル分析の詳細》には、サマリの結論を導くロジックや前提情報を載せているのでそちらもぜひご覧くださいませ。

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《ファンダメンタルズ分析の材料》

■ファンダメンタルズ好材料/悪材料まとめ  ※赤字はアップデート項目

■直近の経済指標スケジュール

7/28(木)
21:30 米国 4-6月期四半期実質国内総生産(GDP、速報値)

7/29(金)
17:00 ドイツ 4-6月期国内総生産(GDP、速報値)
18:00 ユーロ 4-6月期四半期域内総生産(GDP、速報値)
21:30 米国  6月個人消費支出(PCE)

8/1(月)
23:00 米国 7月ISM製造業景況指数

8/3(水)
23:00 米国 7月ISM非製造業景況指数

8/4(木)
20:00 英国 英中銀金融政策委員会(MPC)議事要旨、金利発表

8/11(木)
米国 休場日

※情報出所
・ロイターニュース(https://jp.reuters.com/investing/markets)
・ブルームバーグニュース(https://www.bloomberg.co.jp/)
・CFTC建玉明細(https://www.dai-ichi.co.jp/market/cftc.asp?cd=9107)
・外貨ex by GMO(https://www.gaikaex.com/gaikaex/mark/calendar/)


《テクニカル分析の詳細》

■月足

テクニカル評価:中立(変更なし)
・直近では下押し圧力が強かったが、引き続き押し目買いが継続的に入っている。
・ダブルトップをつけて下落し始めた形はまだ崩れていないものの、コロナ前水準までの押しにはならずに上昇再開する可能性もありそう。
・中立評価は堅持する。


■週足

テクニカル評価:中立(変更なし)
・週足トレンドライン(白色破線)に到達。
・これまで何度もレジストされてきているので、今回も完全に上抜くまでは、はね返される可能性の方が高いとしてみていく。
・しかしながら、24600円〜25500円のレンジで押し目買いが継続的に入ってきているように見える。
・大きなファンダメンタルズ面でのサプライズが無い限りは、上記のレンジをボトムとして推移できる可能性が高い。


■日足

テクニカル評価:中立
・200日MA(白色曲線)のサポートを受けながら、トライアングル上辺付近でもみ合っている動き。
・重要イベント前で膠着した動きが続いており、内容次第て短期的なモメンタムが上下方向に発生する可能性がある。
・テクニカルが機能しにくい相場付きのため、中立目線でみていく。

《チャート形成パターンのシナリオ》
①ファンダを伴いトライアングル上辺を上抜く。(40%)
②失速しレンジまたは下向きフラッグに移行。(30%)
③急落しトライアングル下辺を目指す動きに転換。(30%)
※括弧内%は各シナリオの実現可能性の設定値


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※この記事は、主に日経225先物等をトレードしている投資家向けにトレード技術や経済、政治などを解説する目的で作成されています。実際の取引はご自身の判断と責任により行って下さい。

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