究極のアップデート-働き方改革-稼げ
どうも!こたろーです。
早速ですが、今回のnoteは読んでいて不快な思いをさせてしまうかもしれません。
いきなりこんなことを言って申し訳ないという気持ちも山々なのですが、
13000字のnoteを読み終わって「読まなければよかった」という感想を抱かせてしまうのも何か違うと感じたのではじめに言わせていただきました。
本気で何かを成し遂げたいならば、
”見たくない現実を見なければならない”
”これまで目を背けてきたモノと向き合わなければならない”
ここに関しては同意していただけますか?
心からあなたに伝えたいことがある。
そして僕のようなちっぽけな一人の人間が、あなたにできる最大の貢献は何かと考えたときにこのnoteの執筆を試みました。
”学歴社会”という枠組みの中で洗脳されていた僕に全く新しい世界を見せてくれた仲間に感謝を申し上げると共に、
その恩恵を受けた今の僕が、少しでも多くの人に貢献できることを望みます。
〜はじめに〜
今、あなたが働いている環境では労働に対する対価として適切な額がもらえていると思いますか?
労働人口の自殺者数が世界でもトップクラスの日本で、肯定的な答えを出せる人は少ないでしょう。
一人当たりの所得が高い、すなわち経済的には世界水準と比べて十分すぎるほどに潤っているのにも関わらず、日本の自殺者数は異常です。
根本的な原因はなんだかわかりますか?
その所得を得るために無理して働きすぎなのです。
世界から、日本の働き方は異常であり残業も多すぎると言われる原因はここにあります。
”残業は当たり前、有給は使うな”
こんな日本の働き方を見た、フランスの企業に就職した友人からこう言われました。
「日本人が残業をしてお金を貰ってるのは、ハーフタイムにボールをゴールに蹴り込んで得点にカウントしてるサッカーと一緒だ。」
って(笑)
僕は笑って流せましたが、死に物狂いで働いている、その日暮らしのサラリーマンの方はどう思いますか?
これが世界から見た日本人労働者のあり方であり、
資本主義における「搾取する側とされる側の関係」という立場の強弱の問題が誇張されすぎた現状なのです。
今の状態に満足している方はこの先は読まなくても構いません。
ただ、少しでも人生を好転させたいという方。
少しでもお力添えさせていただけると幸いです。
〜就職orビジネス-メリット〜
極論、あなたが何を求めているのかによります。
▶︎就職:メリット
就職をすれば、初月からまとまった額のお金(20万円前後)の額が手に入ります。
あなたが持っているイメージと乖離は大きくないと思いますが、
”安定”は現段階においてビジネスに比べれば就職の方が得やすいと言えます。
ただ、最大のメリットはここではありません。
”社会的な信用”こそ就職から得られる最も大きい恩恵と言えます。
社会的な評価や信頼がなければ様々な面で障壁が出て来ることは間違い無いでしょう。
カードも使えない、銀行にお金も貸してもらえない、ローンも組めないなど。。。
就職していれば、それだけでそれらの問題はパスできるので、社会的な信用というのはそれほど重要なのだということを知っておかなければなりません。
「ビジネスでやっていきたい」と望むサラリーマンに対して、
「会社を止める前にクレジットカードの枠を確保しておいてください」
と促すのはこれが理由です。
会社員は社会的な信用が大きいため、クレジットカード枠は多めにもらえますからね。
▶︎ビジネス:メリット
ビジネスのメリットに関しては、
”自分のやりたい事をやりたいように出来る”というのが大きなメリットの一つです。
定時出勤をする必要もなければ、満員電車に乗る必要もなく、自分の趣味を仕事をすることができます。
また金銭面において、会社勤めしていれば成果と報酬の関係が100%リンクすることはまずありません。
ビジネスであれば、”成果が出れば出た分だけ、自分の報酬にすることが可能”になります。
-まとめ-
▶︎就職のメリット
・まとまった額を安定的に稼ぐことができる
・社会的な信用が得られる
▶︎ビジネスのメリット
・やりたいを仕事に
・実力次第で際限なく稼げる
〜就職orビジネス-デメリット〜
前章でメリットについて軽く触れましたが、デメリットについての方が重要です。
というのも、メリットを得られるかどうかは個人間の能力に大きく左右されることが多いからです。
言い換えれば、イメージが漠然としていて的確な理解が困難な場合が多い。
一方で、デメリットに関してはピンポイントで説明することが可能です。
デメリットを正確に理解できれば、就職とビジネスの比較も容易になるでしょう。
▶︎就職-デメリット
まず、就職における第一関門と言えるのが”就活”でしょう。
これから就活を迎える若い世代の方、既に就職なさっている方も含めて深く理解して欲しい内容です。
あまりにも残酷な選別がされていることに僕も驚きを隠せませんでした。
就職したけれど満足な収入が得られずに、苦しい生活を強いられているという方。
根本的な原因はここにあるのかもしれません。
このトピックに関しては、次章で扱います。
次に問題となるのは”年功序列制度”です。
これに関しては恩恵を受けている世代もいれば、苦しんでいる世代もいるでしょう。
問題として扱ったのは、近い将来、年功序列制度の崩壊によって全ての年齢層の人たちが打撃を受ける可能性が高いからです。
そもそも年功序列制度や終身雇用制度は何を目的としていつの時代に生まれたのか?
ここから探ります。
これらの制度が導入されたのは高度経済成長期です。
この時期になぜ導入されたのかというと、
簡単に言ってしまえば「熟練労働者を自分の会社(工場)に縛り付けるため」です。
当時、機械化が進み工場生産が一般化する中で、教養があり経験豊富な熟練労働者の存在が重要視されました。
熟練労働者はその経験と知識を活かして若い世代を引っ張るリーダー的存在として重宝するからです。
機械を使うことを得意としていない当時の日本において、彼らのような存在は必要不可欠だったわけですね。
労働者は経験を積むために、長期間1つの工場で働き続けることが求められます。
言ってみれば、その長い期間の修行を経て優れた人材に成り上がるわけです。
しかし、例えば工場Aで働き続け、叩き上げのスキルを身につけた熟練労働者が、急に工場Bからヘッドハンティングされたらどうでしょう?
工場Aからすればたまったもんじゃないですよね・・・。
これから工場Aを統率していくであろうリーダー的存在を失ったわけです。
これを阻止するために導入されたのが「年功序列制度」や「終身雇用制度」。
会社に対するサンクコスト効果を利用しているわけですね。
(サンクコスト効果:自分が時間やお金を貢いだものを美化してしまう心理的作用。)
労働者は、
「この工場で働くことで長い時間をかけて少しずつ給料を上げてきた。
今、この工場から離れてしまってはせっかく積み上げてきたものが台無しだ」
という心理作用が働きます。
よく勘違いしている人は、年功序列制度は社員に対して「安心」と「安定」の恩恵を施してくれるために導入されたと思っていますが、それははっきり言って表面上の謳い文句です。
この制度の導入で、しっかりと労働者を自分の会社に縛り付けておくことが可能となるわけです。
念頭に置いておくべきことが2つあります。
・ルールを作った側に大きなメリットがあること
・ルールに従う側はある程度搾取されていること
この2つは常に意識しておくべきです。
ルールは作った側に都合よく作られていることくらい少し考えれば当たり前のことですよね・・・。
年功序列制度を導入したのは当然ですが企業側です。。。
どちらにメリットがあるでしょうか・・・(笑)
なぜ年功序列制度が現代においてマイナスに作用しているのかを一言で言うと、
「この制度自体、時代に合っていないことから、崩壊するのも時間の問題であるから」
です。
その理由は、かつて年功序列制度が可能となった2つの要因が、現代では実現できていないからです。
その2つの要因とは、、、
・出生率が高く、生産年齢人口(15〜65歳)の中でも若手が多いこと
・GNI(国内総生産)が右肩上がりであるということ
(ここでは、GNIは経済がどれくらい潤っているのかを図る指標くらいに理解しておいてもらえれば十分です。)
です。
そもそも会社に勤める年次が上がるにつれて昇給する年功序列制度を採用する場合、会社側にとって高齢の労働者が多いと人件費の問題で不利になるはずです。
高齢の人ほどその会社で長く働き続けている可能性が高く、
会社側は多くの給料を払わなければならないわけですから。
年功序列制度が導入された1950年代は、出生率が高く若手の労働者が多かったため、会社には有利な形態が実現されていました。
しかし、現代ではどうでしょう?
少子高齢化が進み、会社に勤める年齢層も高くなりつつある傾向にあります。
会社側にも負担が大きくなりつつあり、さらに移民の受け入れを拒む風潮の強い日本においては、会社経営は苦しくなっていくことは間違いありません。
そして、もう一度思い出して欲しいのはこの制度が導入されたのは高度経済成長期であったと言うこと。
工業化が一気に進み機械による効率化が成された結果、日本経済は潤っていました。(GNIが右肩上がりなのはこれが理由です。)
企業側もたくさんの資金を持っていたので、労働者に対して人件費として支払う以上に、潤沢な資金を手に入れることのできる経済状態だったわけです。
一方、現在はGNIは横ばいであり、当時に比べて決して経済が潤っていると言える状況にはありません。
高度経済成長期
現在
年功序列制度下では若手が能力に見合った報酬が得られずに苦しみ、
崩壊すれば下積み時代を経てきた上の年齢層の方々が不満を抱くことになります。
どの道を辿るにしても一時的な経済的混乱は免れません。
次に問題となるのは、
ホットな話題ですが、”コロナ禍で多くの企業が影響を受けている”ことですね。
加えて、以前から話題になっていた”AIの普及”に関しても真剣に目を向けなければならない時期がやってきたように思われます。
いずれの問題にしても、自分の収入源である仕事がなくなる可能性があることが懸念されています。
僕が就職のメリットを紹介する際に
『”現段階において”安定的な収入を得られる』という表現をした理由はおわかりいただけましたか?
コロナ禍で飲食店などは経営不振に陥り、AIの普及で多くの分野で機械化が図られています。
まだ、ビジネスに比べると就職の方が”安定”を確保しやすいと言えるかもしれませんが、これも時間の問題です。
その職業がなくなってしまえば、収入自体ゼロになってしまうからです。
10年後にどの職業が残っているのかを予測することすら困難であるほどに時代の変遷・環境の変化は目まぐるしい状況にあります。
これは、もちろん就職のみに留まらず、ビジネスにおいても同様に言えることです。
そうであっても、これを就職のデメリットに入れたのには理由があります。
影響を色濃く受けるのが会社という組織に依存して、
組織の一員として一つのスキルを磨くことに徹することを求められる会社員だからです。
会社が倒産したら、もしくは自分の担当分野がAIによる機械化でオートメーション化されたら、また新たにスキルをつけて他の分野を探すところからスタートです。
一方で、”個人で稼ぐスキル”は重宝します。
個人で稼ぐとなると、様々なスキルを必要とするため分野が異なっても応用効きやすいからです。
もちろん、多くのスキルを身につけることが大変であるという意味ではデメリットにもなり得ますが・・・。
最後に扱うのは”時給制度”についてです。
ビジネスのメリットで「能力に応じて際限なく稼げる」と言いました。
ビジネスのデメリットでも言いますが、これは裏を返せば「能力がなければ稼げない」ということになります。
考え方は同じです。
就職のメリットで「安定的な収入を得られる」ことの裏返しとして、デメリットでは「稼げる額に限度がある」ことになります。
既に触れたように、年功序列制度を採用している会社がほとんどです。
当然、会社に勤める年次が上がるにつれて昇給していきますがそのスピードは到底早いとは言えません。
下の写真をご覧ください。
全体平均値で見ると、20代で最低の20万円程度。
そこから50代で最高の45万円程度に落ち着くことになります。
25万円の昇給に30年かかる計算ですね。
実は、学歴社会の中では最高峰であるはずの東大卒の人たちでさえ、年収1000万円を超える人は3,6%ほどしかいません。
あくまで、僕の周りにいるビジネスマンに限定した話なので参考程度で聞いて欲しいのですが、25万円の月給の増加に関しては平均で見積もっても半年から1年程度で達成する人がほとんどです。
(大体、ビジネス歴3ヶ月〜半年が過ぎた勢いがある頃の指標です。)
当然、全てがうまく行くわけでは無いので現実的な部分に関しては次のビジネスのデメリットでお話しします。
▶︎ビジネス-デメリット
早速、ビジネスで成功する確率はどれくらいなのかということに関して注目していこうと思います。
でも、ここには問題があって・・・。
ビジネスで成功率を測ることはできないんです。
旧来の実店舗ビジネスに加えてネットビジネスが普及したことで、”ビジネス”と呼ばれるものも多様化しました。
データとしては、起業に関してものしかありません。
起業というと実店舗ビジネスのことを指す場合が大半なので僕がしている物販は含まれないのですが、これも参考程度に頭に入れておいてもらえると幸いです。
起業してからの生存年数率(起業の成功率ともいえます)は1年で40%、5年で15%、10年で6%、20年で0.3%、30年で0.02%とのことです。
逆に言えば、過半数の60%の企業がたった1年で倒産し、10年で94%、20年以上ではほとんど全部と言っていいくらいの企業が倒産していることになります。
いかがですか?
驚いた方もいるでしょう。
実はハイリスク・ハイリターンの世界なのです!!!
と言いたいところですが・・・(笑)
ネットビジネスは正直、ローリスク・ローリターンと言ったほうがどちらかというと近い気がします。
実店舗ビジネスを志す場合はかなりの覚悟が必要になってきます。
軌道に載せるまでは寝る間も惜しんで働かないといけませんし、それをしたからと言って成功する保証もありません。
上で述べたように10年で94%が失敗する世界ですから。
一方で、意外かもしれませんがネットビジネスはコツコツ型なんです。
初期費用がほとんどかからないものが多い。
ネットビジネスについては別のnoteで徹底的にまとめたので是非ご覧ください。
各々の特徴をまとめた上で、オススメのネットビジネスを厳選してあります。(→クリック!)
ローリスク・ローリターンと言いましたが、こと特徴を持つゆえに新たなデメリットが出てきます。
それは、”事業を軌道に乗せるまでに時間がかかる”ということです。
集客をインターネットで完結させる関係上、オンラインビジネスで収益化するまでには、それなりの時間を要するということです。
特にブログなどの場合は、GoogleやYahooなどの検索エンジンのみで集客をしながら広告収入を得るならば、本格的に収益化するまでに3ヶ月〜半年かかると想定しておいた方が良いでしょう。
次に問題になってくるのが、既に紹介した通り”スキルが必要”だということです。
年功序列の話では、応用を効かせる能力が身につくと肯定的に表現しましたが、実際にこのスキルを身につけることは大変なことです。
全てを自分で完結させるとことが必要になってくるわけで、ブログではライティングスキルやSEO対策、セールスのスキルが必要になってきますし、物販ではリサーチスキルや外注化などのスキルが必要になってくるわけです。
さらに、”競合に負けない強み”というのも必要になってきます。
ネットビジネスは参入しやしいため、その分ライバルが多いからです。
どの分野に手を付けるにしても、自分なりの型が必要になってきます。
加えて、消費者の需要とマッチしていなければ意味がないので、それもネットビジネスの難しいところだと言えるでしょう。
最後に、ネットビジネスをする上で最も多くの人がつまずくポイントを紹介します。
すなわち、”孤独感、モチベーション低下”です。
在宅ワークという響きから”出勤しなくて良い”、”場所と時間に縛られない”と肯定的な側面ばかりを想像しがちうですが、結局は軌道に乗せるまでは作業に追われますし、作業場所は家になることがほとんどです。
そうなると、急に孤独を感じたり、モチベーションが下がったりしてしまうことは想像に難くないと思います。
-まとめ-
▶︎就職のデメリット
・就活で現実を見ることになる
・年功序列制度の下で不満が募りやすい
・自分の職業に将来性があるのか不安
・時給制度を採用により稼げる額に限度がある
▶︎ビジネスのデメリット
・事業を軌道に乗せるまでに時間がかかる
・スキルが必要
・ライバルと差別化しないと収益化が困難
・孤独を感じやすい
・モチベーションが低下しやすい
〜就職活動-残酷な学歴社会〜
僕がなぜこの話題についてだけわざわざ別の章で扱おうと思ったのか予想がつきますか?
あまりにも就活を甘く見ていて、正しい知識を身につけないままに就活へと臨み、失敗する人が多いからです。
僕の周りでも、就活で苦しんでいる人が数多くいます。
結局、うまく行かずに就活浪人をしてみたり、とりあえず大学院に進んでみたり。。。
これまで何人も見てきました。
就職とビジネスを比較してお分かりのとおり、各々にメリットもあればデメリットもあります。
どちらを選べば正解、ということはありません。
個人の目的によって得られるメリット・デメリットの大きさが違うからです。
ただ、この就活においては日本のシステム上、あまりにも理不尽な選抜が行われているということに関してはこの場を以て言わせていただきます。
就活をする際に、1社の内定をもらうのに平均して何社落ちるのか知っていますか?
13社です。
第一志望の企業に就職できる人の割合は、1割に満たないのです。
そして、何よりもここで扱っておきたいのは目次にもあるとおり
”学歴フィルター”について。
何となく存在は知っているけれど、何とかなると淡い期待を抱いて就活に臨んでいる人も少なくはないと思います。
ただ、結論から言うと・・・
何とかなりません。
もちろん、学歴フィルターを採用することに関しては企業側の都合もあるので半分仕方のないことではありますが・・・。
でも、
初めからFラン大学(偏差値の低い大学)の生徒を面接すら受ける機会を与えずに切り落としていると言う事実を知られてしまうと印象が悪いので、企業側はうまく隠そうとします。
2014年頃のある出来事をきっかけに公に学歴フィルターが行われていることがバレてしまい大きな議論を呼ぶことになりました。
事の発端は、友人関係にある2人の就活生(一人は上智大学:偏差値65、もう一人は日本大学:偏差値55)のやりとりが明るみに出たことです。
日本大学の生徒が、志望企業が採用説明会への参加申し込みをネットで受け付け始めた午前11時に採用ページを開くと全て「満席」の表示。
あまりの速さに違和感を覚え、友人に相談したそうです。
日本大学の生徒から既に満席の表示がされていると連絡を受けた上智大学の生徒が採用ページを開くと、全て「空席」の表示。
何が起きているかわかりますか?
日本大学の学生は面接すら受ける機会を与えられずに、事実上の不合格となったのです。
これが学歴フィルターです。
ひと騒動あった後、企業側は依然として学歴フィルターを採用しているものの、バレにくいような工夫を凝らしました。
これに関しては、僕自身が実際に経験したことなのでお話ししようと思います。
友人Tから、久しぶりに電話がかかってきました。
いわゆるFラン大学(偏差値43)に通う一人の学生です。
用件を聞くと、「Webテストを代わりに受けて欲しい」と言う内容でした。
Webテストとは比較的最近になって採用され始めた形式らしく、
企業側が用意した問題を制限時間以内に解かせて合格者のみ面接に臨めるというシステムで行われています。
ただ、詳しく聞いてみるの明らかに不自然な内容でした。
テストを受ける以前に、大学名を書いた書類の提出を要求されたことに加え、Web テストは何の監視もない状態で家で行うみたいです。。。
zoomを繋ぎカメラをオンにして、試験監と時間を合わせて行うならまだわかります。
でも実際はいつ、どこで、何をしながら受けてもバレないという内容でした。
あなたが企業側の人間だと思って考えてみてください。
自分の会社でこれから働いてもらう可能性がある人を、そんなガバガバなテストで選びますか?
カンニングもし放題、替玉受験もウェルカムと言っているようなもんです。
流石にないですよね・・・。
一瞬で察しがつきました。
「あ、学歴フィルターだ」
と。
久々に連絡がかかってきたと思ったらいきなりそんなことを言われたので、利用された気分がして少し不愉快に思ったのですが、Webテストについて調べて丁寧に彼に現実を教えました。
案の定、学歴フィルターを行っているという記事がちらほら・・・。
もちろん、この段階では情報の信憑性がないので確信はできていませんでしたが(笑)
このWebテストのシステムを利用して「Webテスト代行」なんて馬鹿げたビジネスまで出てくる状況です。
ちゃんと、「確実に受かる」という表現は避けた上で出張費なども含めてガッポリお金を取る仕組みでした。
ターゲット層は、これを理解していない情弱な大学生なのでしょう・・・。
友人TはJCBに就職したいとの事だったので、彼の在学する大学から大手企業から毎年何人ほどが内定をもらえるのか聞いてみたところ、ほとんど0に近いとの事でした。
「そのWebテストは恐らく結果は見られていない。学歴フィルターを誤魔化すためにやらされてるだけだから申し訳ないけど多分受からないよ。」
と伝えました。
ただ、Tからすれば自分の人生がかかっているわけです。
引き下がるわけもなく、
「わずかな望みにかけてでもやって欲しい」と懇願されました。
「合否にかかわらず1週間、昼飯をおごる」
とまで言ってきたほどです。
この段階で僕は学歴フィルターだとほとんど確信しており、バカらしかったので代わりに友人の東大生を派遣してあげました。
(いつの間にか、僕がWebテスト代行派遣になってましたね・・・。)
「昼飯を1週間奢ってくれるってさ。」
と言ったら、二つ返事で承諾してくれました。
Webテストを終えたと連絡が入ったので手応えを聞くと、ばっちりだったそう。
結果はわかりますね?
「不合格」です。
これが就活の現実です。
でも、仕方ないと思うんですよ。
企業側も一人ひとり選別するほど時間の猶予はありませんし、効率的に人選をするための指標として学歴を利用するのは間違ってないと思います。
ただ、やはり選ばれる側からするとたまったもんじゃないんですよね・・・。
こうした不満の根本的な原因がどこにあるかわかりますか?
これは意外と分かる人は少ないでしょう。
ほとんどの人が怒りの矛先を選ぶ側の企業に向けますが、実は日本の大学のあり方が原因なんです。
日本の大学の特徴は、
”入るのが難しく、卒業が簡単”であること。
大学は「人生の夏休み」と言われる所以はここにあります。
すなわち、就活が3年生の後半から4年生の前半にかけて行われるとすると、約3年前(受験の頃)の実力で採用を判断されることになります。
偏差値60の大学に入学して3年間遊び呆けていた人の方が、
偏差値50の大学に入って3年間、勉学に勤しんでいる人よりも採用されやすいわけです。
一方で、アメリカも”学歴社会”として有名ですが、不満が小さい理由としてアメリカの大学には”入学は簡単だが、卒業は難しい”と言う特徴があります。
出席回数は単位取得ギリギリで、試験は先輩から過去問を横流ししてもらって乗り切る日本の大学生と違い、アメリカの大学生は試験で点数を取るために真面目に学校に通い、試験前は猛勉強をするらしいです。
ある記事で読みましたが、大学の期末試験のプレッシャーが大きすぎて、寮のベランダから飛び降りる学生が一定数いるのだとか・・・。
それだけ本気だと言うことです。
何が言いたいのかと言うと、アメリカの大学のあり方の場合、就活をする段階で「どこ大学卒業」という学歴を見れば、その人がどれだけ努力をしてきたのか、ほとんど誤差なく見分けられます。
ここと比べると、3年前の実力で判断される日本の就活は少し理不尽な選別のされ方をしていると言わざるをえません・・・。
〜就職・ビジネス-根本的な違い〜
就職とビジネスのメリット・デメリットを洗い出しましたが、次の章で解説する現代の働き方を提示するための予備知識として簡単に見直していこうと思います。
両者の違いとして最も留意すべきは、”時給労働か成果労働か”という部分です。
既に触れましたが、時給労働の就職は自分が会社に投資した分の時間に対する対価としてお金をもらう仕組みになっています。
一方で、成果労働のビジネスに関しては自分が出した成果、すなわち労働により生み出した結果に対する対価としてお金をもらう仕組みです。
この違いから、就職=安定・ビジネス=実力主義、と言われるわけです。
ただ、現代においてはこのモデルが崩れ始めていることは上記で述べたとおりです。
これを踏まえた上で次の章を読んでいただけると幸いです。
〜働き方改革-現代に求められる働き方モデルとは〜
これに関しては現在、あなたが何歳でどう言った状況にあるのかによっても提示する働き方は変わってきます。
自分が当てはまる部分だけ読んでいただければ十分です。
▶︎高卒以下・20才未満
まず確認しておかなければならないのは、就職の場合、中卒・高卒・大卒の間には大きな年収格差があること。
具体的には、中卒と大卒では生涯賃金の差は1億円。
高卒と大卒の生涯賃金の差は7300万円ほどです。
就職においては大卒が圧倒的に有利であることはいうまでもないでしょう。
じゃあ、ビジネスだ!!!
という結論に至るのは少々早とちりです。
そこまで甘くありません。
ビジネスには確かに学歴は必要ありませんが、頭の良さは必要です。
ここでいう頭の良さとは、生まれ持った才能などの先天的なものではなく、思考力のことを指します。
つまり、考える力です。
”勉強ができる”と”頭が良い”はまったく別物として捉えてください。
僕の周りにいるビジネスマンは基本的に学歴がない人がほとんどですが、
頭のキレはピカイチです。
彼らも頭が良かったわけではなく、経験と知識に加えて普段から物事を考える癖をつけていたからこそ今の状況になれているわけです。
別のnoteで若干20歳にして月収300万円以上稼ぐギャルについて触れましたが、彼女は高卒のシングルマザーです。
ただ、初めて話した瞬間に気付きました。
この人、考え方がずば抜けて優れている、頭がいいって。
結論としては、高卒でまだ若い世代の方には2つの選択肢があります。
一つは、お金を稼ぐことに欲を出さずに就職の道を選ぶ。
この場合、年功序列の社会だとしても満足いく額はもらえないと覚悟しておくことが必要です。
厳しい現実ですが、受け入れなければなりません。
二つ目は、ビジネス1本で向き合ってみる。
このような挑戦ができるのは、”若い”という絶対的なアドバンテージがあるからです。
ある程度の年齢になると、社会的責任が付き纏ったり家族ができたりと自由が効かなくなります。
若いうちに、就職が王道とされる風潮の中で逆転を狙ってみるのもありでしょう。
ただし、忘れてはいけないのは成功する確率は決して高くはないということ。
ビジネスといっても、もちろんネットビジネスから始めましょう。
初期費用が低額で抑えられることから、ローリスク・ローリターンです。
ここで成功できるかどうかは、圧倒的な努力と継続ができるかどうかにかかっています。
個人的には、モチベーションの観点から考えても暗い未来になる可能性が高い就職よりもビジネスに挑戦してみることをお勧めします。
▶︎大学在学中
中卒・高卒・大卒の所得格差が大きいことは既に説明しましたが、大卒の中でも大きな格差が存在することに触れておかなければなりません。
在籍している大学によって大きな所得格差が出てくるのです。
Fラン大学の就職先ランキングは以下のようになっています。
お気づきいただけますか?
ITに深く関わる情報サービス業、および専門知識を要する「医療」「建設業」が入っていないことに。
つまり、一般に”稼げる”とされる職業は高学歴の肩書を持った上で専門的な知識を身につけた人たちにしか割り振られない社会の仕組みが存在するのです。
厳しい現実もありますが、大学生の時期はビジネスを始めるには非常に優れていると思っています。
僕自身、大学生という立場を利用して今はビジネスの世界で成功できているわけですから。
それは精神的な負担の面と生産性の観点から見た場合です。
アメリカと日本の大学の比較をしましたが、日本の大学生ははっきり言って「暇」なんです。
サークル・恋愛・飲み会のことしか基本的に頭にない大学生が、コロナ渦で自粛を迫られる今、YouTubeやNetflixに時間を当てているだけだということは容易に想像できます(笑)
その時間を、将来を見据えてビジネスに当ててみれば非常に生産性が高く、有意義な時間になるのではないでしょうか?
ネットビジネスに参入するハードルが非常に低いのは既に述べたとおりです。
そして精神的な負担においては、あくまで大学に在籍している以上、その肩書を利用して就職をしてしまえば生活に困らない程度の額を稼げるという保険があるわけです。
ビジネスが軌道に乗ればその道一本で、失敗しても就職できれば良いというスタンスで臨めば大きなメンタルブロックはかからないはずです。
時間があるからこそ、時間の使い方が鍵となってくるのが大学生ですね。
▶︎高卒以下・20歳以上
現在、何を稼ぎ柱にしているのかにもよります。
先に述べたように、就職を既にしていて、この先も続けるとなると大幅な収入アップは見込めません。
ただ、幸せのあり方は人それぞれなので現在の収入で満足できているのであれば無理にビジネスに参入する必要もないと思われます。
将来的なことも見据えた上でもう少し稼ぎが欲しいという人の場合、
副業という選択肢とビジネス一本に絞るという選択肢があります。
ただ、圧倒的にお勧めなのはまずは副業から始めることです。
メリットとしては、失敗しても稼ぎ柱を失うわけではないということと、落ち着いてから再度挑戦できる、プレッシャーを感じる必要がないことなどが挙げられます。
一方でデメリットとしては、就職で一定賃金を得るという保険をかけている分、ビジネスに使える時間があまり取れなかったり、負担が大きかったりして結果が出るのに時間がかかることが挙げられます。
取り組みやすさの面で言えば、副業からのビジネス一本化というのが最も理想的な流れでしょう。
▶︎大卒・社会人
この部類に入る人たちは、結局のところ現状に満足できているかどうか、野心があるのかどうかで選択の仕方が大きく変わってきます。
他の人たちと違って、十分に生活できる程度にはお金が稼げているからです。
不満があってビジネスに乗り出すのだとすれば、就職のデメリットで挙げた4項目の中に強く共感できるものがあったのではないでしょうか?
基本ベースとしては、副業→ビジネスへの一本化というのが最もオススメの流れです。
よっぽど会社に不満があったり、心機一転でまったく今とは違う生活環境を手に入れたいと言った動機がない場合はこの流れに従ってください。
ただ、ビジネス一本でやっていきたいという強い意志がある方に関しては、アプローチの仕方が変わってきます。
ビジネスだけにフォーカスして堅実に稼いでいく道筋を模索しなくてはいけません。
ビジネスの中で初手で手を付けるべきノウハウは何なのか?
様々な分野のビジネスを比較したときに、各々にどのような特徴があって自分にはどのビジネスがあっているのか?
これに関しては別のnoteで既にまとめておいたので、お時間のある時にお読みください。
”初手で手をつけるべきビジネス”(→クリック!)
”ネットビジネス-徹底比較”(→クリック!)
〜終わりに〜
13000文字です。
ここまで読み進めてくださりありがとうございました。
冒頭で述べたとおり、読んでいて目を塞ぎたくなる内容が含まれていたり、胸が締め付けられるような感覚を抱いた方もいらしゃるのではないでしょうか?
でもここまで読み進めてくれたということは、しっかりと現実を受け止めて今の現状を本気で変えたいと思っている意思の表れです。
もう一度言います。
”前に進むためには見たくない現実を見なければならない”
”これまで目を背けてきたモノと向き合わなければならない”
現実は残酷です。
今の人生に満足しているか?
と聞かれて自信を持って肯定できる人がごく少数であるのも納得できますね。
このnoteで僕が記したのは、客観的な視点から見た就職とビジネスの違い、そして僕の経験と知識から導かれた考えを添えた内容です。
拒絶反応が起きているのに、無理に理解しようとする必要はありません。
自分にとって必要だと感じた内容、今後の人生を豊かにするのに役立つと思った考え方を掻い摘んで持っていってください。
あなたの人生が好転することに、少しでもこのnoteが役立つことを願っています。
こたろー
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