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年末年始にFF7Rを5日間45時間でクリアした先に見えた世界

謹賀新年

みなさま、あけましておめでとうございます。
2021年が始まりました。丑年です。

タイトルが気になりますか。いや、すでにこの変なタイトルでこのnoteを開いているあなたも、変な人だと言っても過言ではないでしょう(失礼)

仕事も少しづつ始まってきましたが、この時期のアイスブレイクの鉄板で、「お正月どんな過ごし方してましたか?」って、ほぼ100%聞きますよね。多分日本で聞かなかった人は3500人くらいしかいない思います(適当)

こんなことを書いているから長くなってしまうのですが、今回、この山永、日頃は仕事のことばかり考えているこのPONが、ただひたすらに狂ったようにゲームをしまくる年末年始を過ごしたことを報告するためのnoteです。
ただ、狂ったように何かをやると、見えてくる世界があるんですね。本当に学びが深かったので、忘れないうちに書いておこうと思います。
(昔、麒麟の田村さんが言っていた『白米の向こう側』現象は大好きなのですが、そんな感じですかね。(伝わる人にだけ伝われっ!))

ということで、下記目次です。
(FF7Rネタだけ気になる方は最後の章に飛んでください!w)
(本当はエアリスVSティファみたいな構図書いたりしたかったけど予想外の内容になってしまいました)

■仕事を楽しくするために必要なものは”ストーリー性”

ロールプレイングゲームなるものを本当に久々に手にしたのですが、RPGの主人公とその仲間たちは、

1)大志を抱き、
2)仲間をつくり、
3)成長し、
4)大きな敵に立ち向かい、
5)勝つ


の流れを辿っていくことがほとんどです。
(FF7ももちろんそんな単純なものではないですし、紆余曲折ありすぎるし、なんならそもそも大志あんまり持ってない系でしょっぱなから挫かれるところもあるんですけどそれはおいておきましょう)

今、自分が置かれている環境も実は近いんじゃないか?とふと考えました。

1)ビジョンを描き、
2)チームメンバーを採用し、
3)ビジネススキルをつけ、
4)目の前の課題を解決し続け、
5)作りたい世界を作る


そんな考えをもったところで、自分がRPGの主人公だ、なんて中二病くさいことを言いたいわけではないです。ゲームやったことある人ならわかると思うんですけど、ゲームって、なんか楽しいじゃないですか。なんかワクワクするじゃないですか。

本当は仕事だって、どんなプロジェクトだって、こんな感じで同じ境遇にあると考えた時に、なんで楽しい!とか、ワクワクする!みたいな感情になる人が少ないんだろう?って思ったわけです。

そこで、上記の1〜5を辿っていく中で、ゲームとリアルの中で圧倒的に違うなと感じたことが、ストーリー性の有無でした。

「このアクションの次には何がでてくるんだろう?」 「え、選択肢二つあるけどこれどっちにしよう・・・」「この章をクリアしたら次は??」「うわ!こんなところでこの子離脱するの?まじか」「いや、あの時あれやってればよかった・・・」 「そうそう、この流れですよねぇ〜待ってました」

こんな感情の連続が、ゲームにハマってしまう要因の一つだと認識しています。ストーリー性があることで「次に次に進みたい!」という欲求が生まれます。

さて、果たして、仕事の中で”ストーリー性のある仕事”とはなんでしょうか。

①前後のステークホルダーとのストーリー性
ある仕事を目の前に、「この仕事が依頼される前にはこんな人がこう考えて、自分がこう作業をした後には、この人がこう動かして、そのアウトプットがこうなる。」を考えられるかどうか。
いかに目の前の自分のタスクを終わらせることだけでなく、前後のステークホルダー、はたまた、そのアウトプットが及ぼす効果にまで目を向けて仕事ができているか?
「そうそう、これこういう風にだしてほしかったのよ、この展開待ってた!」「そうです、この仮説だったんです、どんぴしゃり最高!」「あー、そのスピード感で返ってくるの本当素晴らしい」っていう瞬間ってありませんかね。
あれってすごいストーリー性ある仕事したなーーーって感じる瞬間です。
そんな瞬間を増やしていきたいですよね。
全体俯瞰と全体設計図
前後の関係値だけではなく、斜めや後ろなんてところにも、ストーリーは隠れているかもしれません。その仕事は会社の成長において、どう寄与するのか?この仕事をすることで社会がどう変わるのか?市場がどう変わるのか?もしくは、隣にいる誰かのことを助けることになるのか?もしかしたら手間を増やしているかも?
今の自分の仕事は絶対に5万%何かのストーリーの元に成り立っています。

そのストーリーを想像した中で、自分がこの目の前の仕事にどれだけのパワーをかけて取り組むのか。を設計してから仕事に取り組むと、もしかしたら楽しくなってくるんじゃないでしょうか?

例えば、今日自分の後輩にFBをしていた時に、そのアウトプットだけのためにFBしても二人とも面白くないかもです。その子の成長、その後のキャリア、その子がだれかにその学びを伝えた時のチームの成長、その結果会社の成長につながっているかもしれない。そしたら自分にはもっと面白い仕事がふってくるかも?なんて妄想を働かせながら、今目の前の後輩にFBしてました。結構みんなこんな感じに考えてるのかなー。そうだといいな。
③自分のスキルアップにストーリー性を加える
今、僕は、理系学生の採用支援ツールのLabBaseというサービスの中で採用コンサルのような働き方をしています。元々は楽天株式会社で新卒採用人事をしていたこともあって、今の働き方があると思っていますし、仲の良い知り合いはすぐにつながると思います。(転職の時のnoteはこちら)

ただ、もう少し具体的なストーリーがそこにはあって、楽天で採用を担当していたころはビジネスサイドの新卒採用を担当していました。つまり、エンジニアの採用などは全くわからないといった状況でした。

そこで転職活動をしている中で出会ったPOLで、理系学生の新卒採用に関する知識を培う決意をもちました。ここで肝なのは、エンジニア採用の知識だけではなく理系採用(研究職/生産/設計/WEBエンジニア...etc)を網羅的に見れることでした。(かつ、人事として働くわけではなく、フロントサイドのコンサルタントとして営業/マーケ/CS/事業戦略の知識経験も培ってます)

そこで、ビジネスサイド&理系サイドの新卒採用がわかるようになった。じゃあ次は・・?そうですよね、中途採用の経験がほしい。というストーリーになるわけです。
そんな時に大学時代の友人から声をかけられて2020年10月から、『KAUCHE』というサービスを展開している株式会社X Asiaに副業として採用支援という立場で関わらせていただいています。

こうして、まさに今、ビジネス新卒〜理系新卒〜中途全般の領域を網羅的に経験しながら、フェーズはド初期のスタートアップ〜急成長メガベンチャーもみながら、自分の次に進む道(キャリアゴール)を少しづつ描いています。
(もうお分かりの方もいらっしゃるかと思いますが、採用の次には人材開発や人事制度設計、組織人事や戦略人事に次の手が進んでいくことでしょう)

これはあくまで一つの参考事例として眺めていただきたいのですが、自分のスキルアップにストーリー性を持たせるだけで、目の前の仕事のやりがいや楽しさがバツグンに跳ね上がります。これは本当におすすめなので、ぜひ、みなさんもトライしてみてください!

■猿のようにハマり鳩のように飽きろ

この言葉は、ホリエモンが『多動力』という本で書いているのですが、まさに、この年末年始、猿のようにハマってゲームしました。そして、もうゲームは当分いいです。(身体に少し支障が出るレベルでやったため)

『多動力』 (NewsPicks Book)  – 2017/5/27 堀江 貴文 (著)

もともと仕事をしている時によくいわれるのが、
「ぽんさんっていつもバリバリにやってますよね」
「なんでそんなに仕事ばっかりできるんですか」

みたいなことなのですが、仕事ばっかりじゃなくこんな感じで実はバランスとっていたりします。

自分は昔から、漫画もゲームも大好きなので、「やったらハマる」ことがわかっているからこそ、それらの嗜好品たちとの健全な付き合い方を知っている。といった方がよいでしょうか。(時に、かなり不健全になります)

大事なことは、今回のケースからもわかるように、猿のようにハマることで見えてきた学びがあったり、想いが強くなること、そして、こうして言語化してみようかな、と思うまでに自分の中に刻まれるんだ、ということだと思います。

自分はとにかくこの数年は「HR×経営」にハマっていくと決めました。飽きたって思うまで、ハマりきろうと思います。

ゲームなのか、仕事なのか、趣味なのか、はたまた違う何かなのか。
なんでもいいと思うけど、こうしてハマれるものをもっともっと作っていけると、何かしらのプロになってるんじゃないでしょうか?

■最後に、様々な名言と共に振り返る(※ネタバレ有)

ここまででかなりの文章を書いてきたのですが、FF7R要素ゼロすぎて自分でもビビっているので、最後に名言集とともに振り返りながらやりたいなと思ってます。(ちなみにFF7については、中学2年生のときにどハマりして、友達とラテン語の「片翼の天使」をよく歌っていたものです。。)

「不安、疑問、悩み事、そして報酬も、まとめて俺におっかぶせろ」(バレット)

>ほぼ初対面のクラウドに対してもこんなこと言えるのまじでかっこよすぎません?
「自分は強いって自覚があるなら、もちっと、他人の弱さに寄り添ってみねえか?」(バレット)

>なんでこんなにイケメンなんですかね? これはFF7Rの名言ですよね、確か。本家にはなかったはず。
クラウドのクールさを少しづつ溶かしていく、そして一児の父だからこそ言える、そんな優しさなのでは。
「みんなこの列車と同じ、敷かれたレールには逆らえないんだ」(クラウド)

>っていってるクラウドがフィーラー(運命の伝道師的な)に逆らおうとするシーンとか、まじで胸熱ですよね。FF7のころからの名言でした。
そう、逆らえないレールにいると思っているのは最初だけなんです。そっからというもの逆らいすぎて(ry
「縁が仕事をよんで、良い仕事をすればそれが評判になって、それがまた縁をうむの」(ティファ)

>この考え方は本当に大好きです。人との繋がりの意味を教えてくれる。自分を勇気づけてくれる言葉でした。
「する、しないの話はこれでおわり。どうやってするか、の話しよう」(エアリス)

>100%彼女は仕事ができる人ですね。というのは楽天でものすごい大事にしている考え方の
"Get things done"には、できない理由を探すのではなくできる方法を考える。
AでもBでもCでもダメならDもEもやる。それで達成する。っていう考え方があって、とても大切にしています。
「本当の美しさは心持ち次第」(アニヤン・クーニャン)

>最高ですよね。かなり昔の作品ではあるのに、当時から多様性を認める世界観をゲームの中に
ちゃんと作れているし、それを日本発信で世界に届けてるよい事例だと思いました。
「どんな未来でも変えられるよ?」(エアリス)

>シンプルに泣きますよね。先を知っていれば知っているほど、すごいっすよね。本当に。
エアリスの強さが心から染みる。そんな一言ですよね。ああ。
「後悔するときはいつも手遅れッス。みんな助からなきゃダメなんだーーー!!」(ウェッジ)

>本作品の良いところは、間違いなく、ウェッジ・ジェシー・ビッグスの描かれ方。
超絶エモエモキャラとして描かれる3人の姿は必見ですよね。
そんな中でも、後悔しないようにアクションをとり続けるウェッジの姿に感動します。
人は必ず死ぬ。だから、正しくちゃんと 自分らしく生きなきゃ (エアリス)

>とても真っ直ぐなメッセージ。素直にこの言葉を受け取って、自分らしく、そして正しく生きようと思えた。
死生観や、輪廻といった考え方の強いのも、この作品にハマってしまう要因だと思います。
「でもね、好きにならないで。もしそうなっても、気のせいだよ。」(エアリス)

>ああああああああああああ゛あ゛あ゛あ゛あああああああああああああああああああ゛あ゛
「神羅にも家族のために働いている人がいて、帰る場所があって、守る人がいて、、」
「わかってたけど、なんか・・きついな」(ティファ)


>これも個人的にすごいすきな考え方で、どちらかが白でどちらかが黒か、の世界は世には稀。
いずれにとっても正義があり、悪がある。白か黒かじゃない世界の中でどんな選択をするのか。
その選択は時にきつく、辛いものであることも必ずある。
「重要なのは、決断と実行。好機はまず掴め。邪魔者は即座に排除。」 (プレジデント神羅)

>彼は立派な経営者であり、多くの人の幸福を作ってきた。豊かさが目を曇らせることもあるという、
その言葉が彼を変えてしまったのか、いや、そもそもそういった思考だったのか、
彼の神羅設立ストーリーなんてのも気になるものですね。。
ただ、重要なのは決断と実行。Executionの大切さを語っている良い一面だと思いました。
「自由の代償は、高いぜ」(ザックス)
「自由って怖いよね、まるで空みたい」(エアリス)
「空、きらいだな」(エアリス)


>シンプルにザックス好きです。というのは置いておいても、
スラム街の生活と神羅の生活のギャップだったり、
エアリスの神羅監禁生活からのエルミナとの生活のギャップだったり、
”自由に生きること”への代償も大きなテーマな気がしていて、すごい重要なキーワードだなあと。

そして、空と星との関係性をエアリスの言葉から感じることができて、
エアリスはあくまで星側の人なんだなぁ。。。ってすごいしみじみと思った瞬間なのでありました。

色々と取り上げてみましたが、
本当にもっともっともっと、いろんなシーンがありました。
個人的に圧倒的エアリス派なので、今回エルミナ&イファルナの回想シーンでガチ泣きしたのですが、共感してくれる人いるんじゃないですかね、いないですかね、いないですよね。ゲームでなかなか泣かないですよね。笑

まだまだまだまだ語り足りないので、もしFF7もしくはFF7Rについて話せるよ!って人は、ひっそりとでいいのでご連絡くださいね。
(ちなみに社内には数人いたので、今度FF7Rを眺めるオンライン飲み会をお開催予定ですw)

以上、真面目なのか不真面目なのかよくわからない文章になりましたが、今年もどうぞ、よろしくお願いいたします!!!

▼Appendix & Special Thanks の「映画風に見るFF7R」
(動画だけで3時間×3本ってやっぱり凄まじい作品だよな・・・)

映画感覚で見るファイナルファンタジー7リメイク【FINAL FANATSY VII REMAKE】
<前編>



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