世界経済の中心地！米国株へ投資する魅力とは？！

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こんにちは！コタニです！
今回は、投資信託シリーズ⑦！(長い)
テーマは『アメリカ経済の魅力』です！
真ん中の『どこ(地域)に投資するか』です。

新NISAが始まってからS&P500やGAFAMなど、米国株への投資が大きな話題になっています。「日本人が日本に投資してない……みんなアメリカに投資してる……」と。笑
実際、スゴい金額なんですよ。
投資信託の資金流入(１ヶ月でどれだけ新しく投資信託が買われたか)を見てみると、みんな大好きeMAXIS Slim米国株S&P500が１ヶ月で1816億円も新たに購入されています。6000本くらいある投資信託の中で2番目の人気です。

なぜそんなに米国株式への投資が人気なのか？どこに魅力があるのか？
今回はその秘密を探ってみたいと思います。

1.世界経済の恩恵を受けられる

米国株の魅力ひとつめは、世界経済の恩恵を受けられることです。

アメリカには世界展開している企業がたくさんあります。自分の身の回りのブランド、いくつ思いつきますか？
マクドナルド、アップル、グーグル、ナイキ、ケンタッキー、マイクロソフト、マスターカード、アメックス、ディズニー、コカコーラにペプシ、コストコ、ウォルマート、フォードなどなど！

たくさんの分野でアメリカ企業が活躍しています！その理由の１つが、言語と通貨。

さて、ココで問題！
アメリカの公用語は、皆さんご存じ“英語”です。英語を自分たちの国の言葉(公用語or第一言語)として話している人口ってどれくらいいると思いますか？

①10億人(世界の1/8)
②20億人(世界の1/4)
③40億人(世界の1/2)

正解は…….②約20億人(世界の1/4)です！
世界中、4人に1人は英語を普段から使って話せるんですよ！すごくないですか？！だから世界中で言葉の壁がなくビジネスができ、世界で企業展開しやすいんです。

同じく、アメリカの通貨『米ドル(＄)』も基軸通貨として世界の中心になっています。基軸通貨とは世界で１番流通量が多く、世界の中心になっている通貨のこと。実は、世界中の取引の約4割以上が米ドルで行われています。みんなドルを使っているから、いろんな国の人とビジネスがしやすい。

そういった言語と通貨の強みがまず経済の基盤になり、世界中から「お金」が集まる、経済の中心地になっています。
そのため米国株への投資だけでも、世界経済の恩恵を受けやすいことが魅力。
米国株に投資していれば、世界全体の成長の利益を受けやすくなります。

2.株主還元重視の市場

二つ目の魅力は『株主還元重視の市場』です。「会社は株主のもの」という意識が高いアメリカでは、株主還元への意識が高いことが特徴。

配当を増やしたり、自社株買株価や株式の魅力をあげたりすることに積極的です。
たとえば、コカコーラやペプシコーラは50年以上連続で、ずっと配当を増やし続けています。

『売り上げや収入を増やし、利益が上がった分は、投資家にもちゃんと還元する』姿勢が、ちゃんと確立されていることも、米国株が人気の理由です。

3.新しい会社が成長しやすい

アメリカといえば、イノベーションの聖地！
たくさんの人が使っているグーグルやアップル、マイクロソフトやアマゾンもアメリカで出来た会社です。

アップルやマイクロソフトは1970年代から存在しますが、グーグル(1998)やアマゾン(1994)は1990年代から出来た会社。FacebookやInstagramを運営しているMetaも、2004年に設立されました。

このように、アメリカには設立から数年～2.30年で世界的大企業になった会社がたくさんあり、イノベーションの聖地になっています。

その背景には、ベンチャー企業の進出に対する寛容さや、経歴などよりも実力を重視するアメリカの文化があります。
また、エンジェル投資家と呼ばれる創業まもない企業の出資やサポートをする投資家、ベンチャーキャピタルと呼ばれる将来成長しそうな企業に投資を行う投資会社が多いことも背景の1つ。

つまりアメリカで起業をすると、良いアイデアや技術には手厚いサポートをする環境が整っています。だから、新しい会社が成長しやすい。株価が数年で何倍にもなる会社が潜んでる可能性が他の市場よりも高いです。

米国株への投資は、こういった成長できそうな会社の株式を保有できる可能性を秘めています。

4.少額からはじめられる

最後の魅力は少額からはじめられること！

以前、日本の株式投資の記事を書いたとき、デメリットとしてまとまった資金が必要だと、書きました。

日本の株式を買う場合、100株単位で取引をするため、ある程度まとまったお金が必要です。
例えば、家具や雑貨を取り扱っているニトリの株価は22795円(3/15 14:08現在)。
ですがこの株を保有しようとすると、100株単位の取引のため、200万円以上のお金が必要になります。

このように日本企業の株を持とうと思うと、基本的には少しハードルが高くなります。
(でも最近は、1株単位から取引できる証券会社も増えている！)

しかし、アメリカの株式市場は1株単位での取引が可能！
例えばイーロン･マスクで有名なテスラの株価は約24000円(3/15現在)。新幹線で東京-大阪を往復するくらいの値段で、株が買えちゃえます！
ユニバやディズニーにいく代わりに、株を買ってみても面白いかも？！

まとめ

今回は米国株の魅力を調べてみました！
成長性が高く、世界経済の恩恵を受けやすい米国株。日本株と違った魅力が満点ですが、政治問題や為替など、リスクもあります。

リスクも考慮しつつ、日本株と一緒に投資先の1つとして考えてみると面白いかもしれません！

そして！

ここまでで、何(資産)に、どこ(地域)に投資するかを調べました！
最後はどうやって(運用方法)投資するかです！

投資信託のインデックス運用とアクティブ運用の違いや特徴、魅力をお伝えします！
これで本当に！投資信託マスターになれるか？！