行動しないと「自分軸」なんてわからない

今日は就職活動の時に思っていたことを、徒然なるままに書いていきます。

学生のキャリ課で、よく「あなたの就活の軸は?」とか、
答えられないと「何を大切に生きてきたの?」なんて聞かれるけど、
そんなのわかんないし、分かってたらここに来てないし、勉強やれって言われて、部活やって、携帯でゲームして・・・だけだし。

自立しているひとは、すでに自分で就職を見つけてきている。
しかし、ほとんどの人が高校卒業までは親に養ってもらって、
大学や専門学校では少しバイトもしつつ・・・っていう感じで生きてきたと思う。
実際、自分もその大多数の層だった。

30歳の自分から見ても、挑戦する土壌や選択に学生時代には触れることも少なすぎて、経験すること自体がほとんど無く、挑戦したとしても、成功も失敗も小さい円の話と思う。
それなのに「自分」なんて分かんなくてあったりまえじゃん。

「自分」がわからないから、エントリーシートに何を書いていいかわからない。
最悪、キャリア支援課の人達が気に入る答えを持っていってる人もいるんじゃない?(笑)。
僕がそうだった。
就職先に見せるものなのに、キャリ課の人達に気に入る文章にしちゃったし。
なのにエントリーシートで落ちた(笑)。
上位数パーセントの学生ヒエラルキーの上にいる人たちは、大企業に決まってて、残りの95パーセントの自分たちにはどうしろって言うんだ。というわだかまりがいっぱい。
じゃあどうしたらいいのか。
それは「行動して、修正していく」ということを肝に銘じること。
だからこそ中小企業に行って、経験を積むべきだと思う。


今まで経験しなかったことも多いし、大企業みたいに人がたくさんいるわけではないから、いきなり戦場にでる感じ。
でもね、楽しもうとすればなんとかなる。
あと、これだけは心に誓って欲しい。
それは「就職して数年間で貰えるスキルだけ貰ってやめる」ってこと。
これは今までの周りの大人たちは絶対に言わないし、会社にいる上司はもちろん、友達にも学校にもハローワークにも絶対言わないでいい。
でも大切だからもう1回言う。
「就職して数年間で貰えるスキルだけ貰ってやめる」。
めっちゃ大事。

なんでかって言うと、会社は人生じゃないから。
会社って人として生きていく上で必要な自己形成をしたり、有意義なものにするために「使う」ものであって「使われる」ものでは無い。
辞めるって決めることによって、自分を失わずに居られるもんなんだよ。
辞めてどうするかって言うと、その時の状況を見て、いい方向に修正していくんだよ。
こんだけ目まぐるしく世界が変わっていたら、数年でどんな世界になってるかわからない。
めっちゃワクワクしない?
僕たちが就職した8年前は、ヒカキンなんて知らなかったし、そもそもスマホ持ってなかったし。
スマホが出て仕事のやり方もいっぱい変わった。
だからこそ軌道修正が必要。
軌道修正するためには、自分の「個」価値を高めることが大切。
だから中小企業で経験積んで、自分の価値を高めよう!ってこと。
ダボス会議っていう世界の有識者たちの会議で「今生まれた子供が、今存在しない仕事に就く確率は65パーセント」だって。
大企業なんて、中小企業に飲み込まれるよ。
だって変化が遅いから。
8年前に最高の安定と言われていた銀行が、もう今ではネットバンクにやられてる。
この先は「会社のために仕事をする」のではなく「自分の人生のために『個』の力を使って、会社という場所で仕事する」という意思が必要。

だから、行動して、経験して、何が好きか、嫌いか、できるか、できないかを見極めていくことが必要。
学生のときの経験が少ない自分の決断に頼るのではなく、社会に出て、いろんなことを経験した自分の声を聴くことが大切。
時代の変化に応じて自分も対応していこう。
川のように、流れるから綺麗な水なのであって、とどまっていたら濁ってしまう。
時代が変わるのに、そこにとどまっていたら、自分も濁っていくから、判断基準も磨いて、流れていこう。流れが違っても、修正していったらいいしね!


長くなりましたが、読んでいただき、ありがとうございました。
質問などあればメッセージください!
少しでもお力になれるように一生懸命回答します!

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