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個人タクシー新規事業者数の推移と新規枠を利用した事業許可件数について

※手作業で拾ったため、新規枠を使った事業経営許可件数の数値等、ずれがあります。ご了承下さい。尚、「新規事業者数」は、開業された人数、「新規枠を利用した事業経営許可件数」は、許可された人数という違いもあります。 1.新規事業者数の推移 個人タクシー許可書・認可書交付式が年に3回(概ね2月,6月,10月)に行われます。一社東京都個人タクシー協会の会報バックナンバーの交付式の記事より新規事業者数(特別区・武三交通圏)を拾ってみました。 2020年368名(譲渡368) 202

    • 個人タクシー法令試験の受験者数は196名(2024/07/04)

      地理試験廃止され、初めての法令試験が2024/07/04に実施されました。受験者数196名、合格者数175名でした。前年7月試験は受験者数77名、合格者数75名だったようです。 (人数は、特別区・武三交通圏の事前試験と申請後試験の合計人数です。) 1.受験者数(7月試験のみ) 2.受験者数(試験月別) 3.受験者数(年別) ※2024年は3月、7月試験の合計、それ以外は3月、7月、11月試験の合計です。 参考:関東運輸局の関東運輸局報 毎週木曜日に、「許認可事項、

      • タクシー1日1台当たりの運送収入は、約6万円で過去最高(2023年度)

        2023年度、タクシー1日1台当たりの運送収入は平均で61,684円(税込)。 走行距離244.1km、 営業回数26.2回、1992年〜2023年の期間では過去最高です。(ちなみに隔日勤務の1日分なので、日勤であれば2日分になります) ※一社東京ハイヤー・タクシー協会の「東京のタクシー2024」より。 平均運送収入61,684円から年収を推計してみると走行距離は244.1kmで、隔日勤務と考えます。月11出番とすると、月の売上:678,524円。消費税を抜くと、月の売上:

        • 個人タクシー開業の主な要件

          一社東京都個人タクシー協会の「開業をご希望の方へ」、「審査基準」PDFに、「個人タクシー事業の許可及び譲渡譲受認可申請事案の審査基準について」に個人タクシー開業の要件があります。 http://www.kojintaxi-tokyo.or.jp/data/tutatu/kh136490.pdf 個人タクシー開業の主な要件を抜粋すると。 (但し、あくまでも参考情報ですので、実際に審査基準を満たしているかは、「個人タクシー事業の許可及び譲渡譲受認可申請事案の審査基準について」

        個人タクシー新規事業者数の推移と新規枠を利用した事業許可件数について

          個人タクシーマスターズ制度が改正され、優良運転者表彰を受けていない新規加入事業者も優良乗り場に入構できるようになります。(令和6年5月1日より)

          これまで、東京タクシーセンターの優良運転者表彰を受けずに、個人タクシーになると、優良運転者表彰またはマスター称号を受けるまでの期間、優良乗り場に入構することができませんでした。 令和6年5月1日にマスターズ制度が一部改正され、新規加入事業者がマスターに昇格するまでの期間(最低2年以上)、マスター表示申請することにより、マスター表示できるようになり、優良運転者表彰を受けていない新規加入事業者も優良乗り場に入構できるようになったようです。 経過措置として、令和6年もしくは令和

          個人タクシーマスターズ制度が改正され、優良運転者表彰を受けていない新規加入事業者も優良乗り場に入構できるようになります。(令和6年5月1日より)

          個人タクシー地理試験廃止(令和6年5月より)

          (所属支部にて地理試験廃止されたことを確認済 2024/05/22) 日個連個人タクシー学校さんのXより、令和6年5月1日付けで、地理試験廃止されたようです。関東運輸局の「タクシー事業を始めるには」及び一社東京都個人タクシー協会の法令・地理試験PDFでは地理試験の文言が削除されています。 また、令和6年の7月法令試験に限り、申込期間は4/1-5/末に延長されています。 一社東京都個人タクシー協会、会報令和6年6月号バックナンバー 「地理試験の廃止について」の記事がありま

          個人タクシー地理試験廃止(令和6年5月より)

          個人タクシー新規参入枠は433台(令和6年度)、特別区・武三交通圏

          特別区・武三交通圏の令和6年度新規参入枠は433台とのことです。 準特定地域における一般乗用旅客自動車運送事業の参入枠等について https://wwwtb.mlit.go.jp/kanto/content/000294307.pdf 新規申請の受付期間:令和6年9月2日から令和6年9月30日 新規申請についての処分:原則、令和7年3月末まで 申し込み多数の場合:抽選 ちなみに、本参入枠を利用した新規認可は、令和4年度22台、令和5年度48台だったようです。 参考情報

          個人タクシー新規参入枠は433台(令和6年度)、特別区・武三交通圏

          個人タクシーユーザ車検65,460円(法定12ヶ月点検、自賠責保険料、重量税含む)について

          車検は、ユーザ車検を行い65,460円でした。(法定12ヶ月点検、自賠責保険料、重量税含む) 個人タクシーの自賠責保険料は車両に関わらず一律32,960円(12ヶ月)のようです。(2024年) 1.車検費用65,460円a.法定12ヶ月点検 19,800円(※1) b.自賠責保険(12ヶ月) 32,960円 c.ヘッドライト調整 3,000円 d.自動車重量税 7,500円(※1) e.検査登録手数料 500円 f.検査手数料 1,300円 g.技術情報管理手

          個人タクシーユーザ車検65,460円(法定12ヶ月点検、自賠責保険料、重量税含む)について

          個人タクシーメーターとスーパーサインの購入費用132、000円(取付費込み)

          今回は、車両代替で、古いメーター(アロアフレンド26P)とスーパーサイン脱着費用は84,700円、メーター、スーパーサインを新しいものにすると132,000円、差額約5万円なので、メーター、スーパーサインを新規購入しました。(2023/03) 1.メーター、スーパーサイン132,000円(取付費込み)a.矢崎エナジーシステム(株)アロフレンド26P 82,500円(取付費用込み) 個人タクシーは、アロフレンド26Pですよ。とメータ屋さんに言われ、購入しました。プリンター込

          個人タクシーメーターとスーパーサインの購入費用132、000円(取付費込み)

          個人タクシー車両の定期的費用(3ヶ月点検、車検、メーター検査)は年間91,310円

          年間 91,310円(2023/04から2024/03) 法定3ヶ月点検×3回+車検(年1回)+メーター検査(年1回)=91,310円、車検には自賠責保険料(12ヶ月) 32,960円を含みます。交通共済は含みません。他には、オイル交換費用、タイヤ交換費用などもかかります。 1.車検 65,460円(年1回)タクシー車両の自動車検査証の有効期限は1年です。毎年、車検を受けなければなりません。 ユーザ車検にて行いました。(2024/03) a.法定12ヶ月点検 19,80

          個人タクシー車両の定期的費用(3ヶ月点検、車検、メーター検査)は年間91,310円

          個人タクシーインボイス制度の影響は売上990万円(税込)で、2割特例終了後には、年45万円の増税

          売上990万円(税込)の免税事業者が適格請求書発行事業者(インボイス発行事業者)の申請を行いの課税事業者となった場合 2割特例の適用される3年間(2023/10/1〜2026/09/30)は、 みなし仕入率20%:消費税納税額18万円 その後、簡易課税であれば みなし仕入率50%:消費税納税額45万円 となるようです。 ちなみに、組合所属の個人タクシーは、インボイス制度に参加しない場合のデメリットが大きいので、ほとんどの組合所属の個人タクシーは、適格請求書発行事業者(

          個人タクシーインボイス制度の影響は売上990万円(税込)で、2割特例終了後には、年45万円の増税

          個人タクシーになる時に失敗したこと2つ

          失敗1:法人タクシーの退職タイミング 月末で退職しましょう。月の途中で退職すると月単位で保険料支払うもの(国民健康保険料、国民年金保険料など)重複して支払うことになります。 重複して支払いました。 失敗2:優良運転者表彰(東京タクシーセンター)を受けていなかった 優良乗り場に並ぶには、優良運転者表彰(東京タクシーセンター)もしくはマスターズ制度(優良個人タクシー事業者認定制度)の三つ星が必要になります。 マスターズ制度(優良個人タクシー事業者認定制度)の三つ星を取

          個人タクシーになる時に失敗したこと2つ

          個人タクシー譲渡譲受手続き、200万円の定期預金について

          譲渡譲受申請時に200万円の定期預金必要です。このお金は認可後に、解約できるので、組合加入費用や譲渡車両購入費用に使えます。 1.通帳のコピーを提出します。通帳必須です。 2.定期預金の期間は6ヶ月以上であること。 3.総合口座取引(特約)のないものであること。 総合口座取引(特約)とは定期預金を担保に、借入をできる特約のようです。 4.譲渡車両価格が100万円を超える場合は、超えた分を上乗せするようです。 例)譲渡車両価格150万円の場合、200万円+50万円=

          個人タクシー譲渡譲受手続き、200万円の定期預金について

          個人タクシー譲渡譲受手続き、駐車場について(屋根なし、砂利でも可)

          駐車場(車庫)について1.屋根なしでも可。 2.砂利でも可。 3.車庫に面する道路に、譲渡車両が通行できる道幅があること。 幅員証明と車庫の平面図を作成して証明します。 幅員に関しては、国道、都道であれば、道路名、幅員がわかれば良いようです。区道であれば幅員証明書が必要です。私道であれば私道通行承諾書、私道の面する道路の幅員証明が必要のようです。 ※私道は手続き面倒らしいです。 4.譲渡車両を格納できる駐車スペースがあること。 写真及び車庫の平面図にて証明します

          個人タクシー譲渡譲受手続き、駐車場について(屋根なし、砂利でも可)

          個人タクシー営業車両の購入とタクシー架装の費用(約35万円)について

          (東個協、2023年の履歴、スライドドア車両だったためタクシー架装費用にオートドア改造費用は含みません) ・営業車両の購入について1.トヨタモビリティ東京のどこの支店でもタクシー車両購入できます。 どこの支店でもタクシー車両を扱えるようになったのは最近らしく、当たり前ですが、以前からタクシー車両を取り扱っていた支店の方が手際は良いようです。 2.TKT個人タクシー友の会加入で12万5千円値引きです。 タクシー車両は、値引きはなしと決まっているようです。但し、TKT個人

          個人タクシー営業車両の購入とタクシー架装の費用(約35万円)について

          個人タクシーは毎年約500台減少、R6.1.1時点で9,100台(東京都特別区・武三交通圏)

          10年前に14,104台だった東京都特別区・武三交通圏の個人タクシー事業者は現在9,100台と5,004台減っています。 1.許可事業者数(東京都特別区・武三交通圏) 2024/01/01 9,100名(-519) 2023/01/01 9,619名(-671) 2022/01/01 10,290名(-613) 2021/01/01 10,903名(-683) 2020/01/01 11,586名(-477) 2019/01/01 12,063名(-543) 2018/0

          個人タクシーは毎年約500台減少、R6.1.1時点で9,100台(東京都特別区・武三交通圏)