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『余命一年の僕が、余命半年の君と出会った話。』ネタバレ感想:悲劇全部のせ丼…Netflix実写映画

Netflixで2024年6月27日から配信開始の『余命一年の僕が、余命半年の君と出会った話。』を鑑賞。永瀬廉さんと出口夏希さん、キャストは良かったけど、話としては…Not For Meの感動させよう系邦画だった。邦画の未来が心配。
(※以下、ネタバレあり注意。酷評なのでお気をつけて。)

悲劇を全部のせました

本作を一言で表現するなら“悲劇の全部のせ丼”。
余命半年の春奈(出口夏希)と余命1年の秋人(永瀬廉)が病院で出会う。この設定も感動ポルノっぽいけど、ここに春奈が過去に車で発作を起こしたせいで父が事故を起こし、死なせてしまったという悲劇が追加される。悲劇マシマシ…。全体的に感動させたいがための設定にモヤっときた。

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顔色が良すぎて物語に没頭できない

永瀬廉さんと出口夏希さんの透明感のある演技はともかく、2人とも顔色が良すぎて感動するはずのストーリーにまったく没頭できない。事務所が顔色を悪くするなと契約に盛り込んでいるの?10代向けの感動ラブロマンスだとしてもリアリティがなさすぎる。ストーリーも透明感だけで構成されている全編が生命保険のCMみたいな作品だった。
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