ウルトラマン:ライジングUltraman: Rising「最高の子育てヒーロー?」ネタバレ感想・評価,Netflix
Netflixで2024年6月14日配信開始の映画『ウルトラマン:ライジング(Ultraman: Rising)』を鑑賞。アメリカが作った欧米版ウルトラマンか…とそこまで期待していなかったのだけれど、実際に視聴してビックリした。大人も感動できる最高のストーリーだった。
アメリカ版のウルトラマン:ライジング
舞台は東京。アメリカで育ち、メジャーリーグで活躍したサトウ・ケンが帰国。それは父を受け継いでウルトラマンになり、日本を守るためだった…。
舞台は日本だけど、アニメーションやキャラは日本人的でない。さらに、ウルトラマンの父子の物語。完全にハリウッドのプロットである…。
最初はうーむ、これが文化盗用か?とか思っていたのだが、キッズ向けながら脚本が本当に素晴らしい。めちゃくちゃ感動して泣けた。日本人としてアメリカのウルトラマンなんか見たくねえ!って意地がある方もいると思うが、本当にオススメ。
ウルトラマンが怪獣の赤ちゃんを育児
昨今の多様性の流れなのか、怪獣は完全悪ではなく保護するべき存在でもある複雑な位置付け。キーワードは調和。ウルトラマンは怪獣を一方的に倒したりしない。
ストーリーで1番びっくりしたのが、ウルトラマンがジャイガントロンの母親が怪獣防衛隊に殺された際に、卵から孵化した赤ちゃん怪獣を育てる事になる。
この展開はすごく斬新で心温まった。ウルトラマンと怪獣って宿敵同士だったはずだけど、そういった関係性を超えてくる。これぞ真の平和では。
予想外のアメリカ版ウルトラマンに唸らされました。
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