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終わりを意識した時に。
時間には限りがあると、そんな当たり前の事に、当たり前だからこそ気がつかない。
いつ人生が終わるかなんてわからない。
でも、日常の中で終わりを意識しながら過ごす事なんて、滅多にない。
僕はワーキングホリデーという制度を使ってオーストラリアに来ているので、ビザの終わりという明確な期限がある。そのおかげか、最近では前にも増して自分の時間の使い方を意識するようになった。
ブリスベンで過ごす残りの2ヶ月弱。
何に時間を割くのか。
やりたい事はたんまり残っているし、会いたい人だってたくさんいる。ラウンドを控えているから、仕事を減らして遊んでばっかりもいられない。
でも1日が24時間から決して増える事はない。
2ヶ月弱と考えるから、順序立てて考える事ができるけれど、もし明日、いや1週間後でもいい。人生が終わるとしたら、今1番上にある”したい”はなんだろう。
カメラ?人と会う?行ったことが無い場所にいく?彼女も欲しい(笑)
頑張れば全部を選ぶ事もできると思う。
だけどそれをしたらひとつひとつが希薄になってしまうような気がする。
それは自分の生きたい毎日なのか?
そうじゃない。
だからきっと全部は出来ない。
今の自分にとって、何が大切なのか。
何に時間を使うのか。
そう考えている間に、自然としてしまう事が、実は一番大事にしたい事なのかもしれないけどね。
こーた
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