僕はもうプロのフォトグラファーと言う。
ずっと言えなかった。
「プロのカメラマンなんですか?」
そう聞かれた時に、「はい、そうです!」という自信が無かった。
お金を頂いているわけでもないし、写真を生業にしている人には程遠いスキル。依頼がたくさん来て撮影をしているわけでもない。
ただ好きでやっている。
アマチュアとも言えない、宙ぶらりんなただの写真好き。
「んー、まぁ好きでね。趣味でやってるんです。」
自信のなさから、"趣味"という言葉へ逃げていた。
でももうやめた。
自信があるか、と言われたらまだプレッシャーに負けそうになる事の方が多い。
「はい!フォトグラファーです!プロでやってます!」
その言葉に見合う写真が撮れるのか、不安は残る。
でも、そうじゃないんだと気がついた。
プロになりたいなら、名乗ればいい。たくさんのお金をいただいておらずとも、依頼が少なくとも、どこからがプロなんて明確な線引きはどこにもない。
「お前がプロ?」
「あぁそうだよ。」
言われたって構わない。
僕は誰よりも写真が好きだと思っているし、一瞬を残す写真のロマンに魅了されている。
その気持ちで言えば、篠山紀信にだって負けない。
プロのフォトグラファーの名に恥じない写真を取れるようになればいい。
撮った人に喜んでもらえる写真が撮れたら、そんな幸せな事はない。
肩書きは時に自分を高みへと押し上げてくれる。
僕にこう思わせてくれたモデルのみんな、写真を撮ってください!と連絡をくれたみんな、僕の写真を好きだと、思い出になって良かったと言ってくれたみんな。
本当にありがとう。
僕は、みんなのおかげでプロの写真家になれます。
これからもっともっと、名に恥じない写真を残していきます。
これからも、よろしくお願いします。
こーた
https://twitter.com/kotabilover
https://www.instagram.com/_k.taa/
◽︎ こうたび。
https://ko-tabi.com/
サポートありがとうございます。今後の写真活動の資金にしていきたいと思っております。写真を通して”幸せを目に見える形に”していきます。