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What a wonderful world.

I see trees of green, red roses too
I see them bloom for me and you
And I think to myself what a wonderful world
- What a wonderful world : Louis Armstrong

Youtubeでたまたま流れてきた。

日本にいた時もCMや音楽番組、お店のBGM・・いろいろなところで耳にしていた曲。ディズニーで使われている印象が強かった。

日常の中にそっと寄り添っているような曲だからか、今まで意識した事がなかったけど、たまたま流れてきた歌詞に、なんとなく惹かれた。

What a wonderful world.

翻訳すると、なんと素晴らしい世界か。という感じだ。

今までちゃんと意識して歌詞を見た事がなかったから、早速調べてみた。

上に引用した歌詞は、歌の出だし。

緑の木。赤い薔薇。

なんら特別な事はない。
日本でも庭先に木はあるし、薔薇だって咲いている。

でもそんな世界が What a wonderful world なんだ。

僕らは日々、無いものに嘆いてしまう。

無いから欲しくなるし、それがモチベーションになったり、目標になったりする事もあるだろう。

でも、もっと大切なのは、今手にしているものをしっかりと大事にする事なんじゃないかなって。この曲を聞いて改めて思った。

無いものばかりに目がいってしまいがちだけど、一旦、目の前にあるものに目を向けてみたら、もうたくさんの幸せを手にしているんじゃないだろうか。

僕だってそうだ。

言ってしまえば、欲しいものなんかたくさんある。

新しいレンズだって欲しいし、カメラだってもっと欲しい。旅するお金も欲しいし、時間ももっと欲しい。彼女もいたらいいなって思うし、家族が欲しい。どこに行ってもベーシックインカムがあって、特別働かなくても旅をしながら生きていける人生なんて最高だ。

無いものに目を向けると、どうしても今の生活が劣って見えてしまう。

こんな生活をしたいのに、今の自分には何も無い。と。

でもそんな事はない。

日本には家族がいるし、両親も健在。オーストラリアのビザを持っていて、オーストラリアには長期滞在できるし、使いこなせないくらい良いカメラもあるし、仲間もいる。旅がいつでもできるくらいの、たくさんのお金はないけど、工面すればできない事もない。

視点をかえて、今自分が持っている財産に目を向けてみれば、自分がどれほど恵まれた人生を生きているのかが、しっかりと分かる。

今、ないものに目を向けても、ないものは無い。

でも、実はたくさんの事を僕らは持っている。

自分は不幸の星の住人だと思う人もいるかもしれない。

それは本当にそうなのかな。

親を亡くし、天涯孤独で日本に行っても帰るべき実家がない友達もいる。でも、そいつには僕がいる。僕だけじゃなくてたくさんの仲間がいる。

もちろん、その友達は自分の人生について思い悩んで、人が羨ましく見えたりする事もあるだろう。でも、同時にたくさんの幸せを手にしている事もまた事実だ。

本当はみんな豊かなんじゃないかな。

日常で当たり前になっている事や景色に目を向けてみたら、誰しもWhat a wondeful world に生きているんじゃないかな。

僕はそう、胸を張って言えるよ。

こーた

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