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投球時の肩の痛みを改善する!−体幹の可動性−

関連のYouTubeです
投球時の肩の痛みは胸に動きが原因かも⁉︎胸周りの可動性トレーニング3種目(野球・やり投げ・ハンドボールetc…)Thoracic,Shoulder,Spine,Mobility
https://youtu.be/8F72n_cNhdo

先日の記事を踏まえて、

「じゃあ実際にどうしたらいいのか?」

ということで御座います。

まだ読まれていない方は
↓こちらから前回の記事に目を通していただければと思います。
主に痛みのタイプ分けをしてます。

原因は何か?

今回はMobility編です。

Mobility(モビリティ)とは、、、

可動性(可動域)
のことです。

どれだけ体を大きく、広く動かせるか、
と思っていただけたらいいかと思います。

一言にモビリティと言っても、
身体には多くの筋肉・関節があり、
それぞれ必要とされる可動域も様々です。

今回はその中でも、投球動作に必要な動きの1つとして、
“体幹の伸展”(身体を反らせる動き)
にフォーカスしていきます。

特に前回の記事でいう
タイプA(肩の前方が痛む),B(肩の後方が痛む)の方、
その中でも腕が後ろに引っ張られると痛みが出る方は、
この“体幹の伸展”という動作に制限があることで
肩にストレスがかかっていることが考えられます。

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投球動作を行うにあたって、
むちのように身体を反ることでエネルギーを発揮するイメージは
少なからずあると思います。

僕自身も野球をやっていまして、そのイメージは強かったです。

力強い投球をするのにどれだけ身体を反ればいいのか?

これは人それぞれで、スキルに関わってくる部分なので、
僕が口出しできる部分ではありませんが、
そこで痛みが出ている場合…。

その人に必要な角度が例えば100°だとしましょう。
これは前腕と地面の平行線との角度とします。

これがどこかしらに問題があって下図のようになった場合
(右が正常、左が問題ありです)

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(下手くそですが伝わればと思います…^^;)

左の状態の人は右の状態の時と同じように投げようとします。

そうするとどうなるのか↓

画像4

肩や肘を思いっきり捻って黄色の可動域を出そうとします。

もしくはそれもできずに
肩・肘に普段は加わらないようなストレスがかかります。

これが投球による肩や肘の痛みの1つの原因となっています。

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