赤ちゃん_7か月

【赤ちゃんの発達】 6~7か月健診

こんにちわ!

今回は前回書かせてもらった3~4か月健診の続きを書きたいと思います。

この投稿は小児科医の先生から学んだ、子どもの発達について自分なりにまとめてみました。

今回の記事を読んで、うちの子に当てはまるかな?これってどうなんだろう?と、少しでも気になって、早めの気づきのきっかけになる投稿が出来ればと思っています。ただ発達段階では一人一人のペースがあるので、決して周りと比べず、ネガティブな考えをもたないようにしてもらえればと思います。

【3~4か月について】

まずは前回の内容を簡単にまとめると、姿勢はうつぶせが出来る事、首をあげれる事肘で体を支えられる事、目で物を追いかけたり、表情が柔らかくなって笑ったり、音に反応を見せたりでしたね。

そして5~6か月ではゴロゴロ寝返りしたり、ばたばたと動きが活発になり始めると言われています。もしよかったら3~4か月健診も見てみて下さい。

そして6~7か月ではどうなのか、をみてみましょう!

【移動手段(ハイハイ)の獲得】 

この時期では掌で体を支えるようになります。そのため3~4か月の頃に比べてが浮いてきて、より顔も上げられ全体を見渡せるようになります。そうするとより多くの情報が入ってきて、色々なものに興味を持つことで、ハイハイが始まってくるという事です。

【座っておもちゃ遊び】

この時期では一人で座れるようになっています。これは様々な原始反射が統合されてバランスを保てるようになったためです。ただ座り始めのすぐは、手を地面につけた状態で支えており、やや前傾姿勢になっています。7か月では手の支えなしで座れ、8か月になると体を回転して後ろの物をとれるようになる、という段階で成長していきます。

【人を認識しはじめる】

3~4か月では動くものも興味を持ち始めていたのが、この時期では物より人に興味を持つようになり、知らない人と親の違いを理解しだしています。そう、つまり『人見知り』が始まるのはこの時期からと言われています。

ここで注意したいのが、この時期において物には興味をもつが、人には全く興味を持たない場合です。これは自閉症の恐れがある、と言われているためですが、この時期では経過観察となります。

【遊び方は、手→おもちゃ】

4か月ごろの遊びは、自分の手がおもちゃですが、おしゃぶりなどを通して自分の手だと理解し、徐々におもちゃを取るようになっていきます。そして6か月頃からおもちゃを渡すと口にもっていくようになります。その後はおもちゃの種類によって反応が異なったり遊びの幅が広くなっていきます。この時期(8か月頃)におもちゃに関心を示さないのは、視力(追視)の問題の可能性があるので、少し注意してみて下さい。

【最後に】

以上が簡単ですが、6~7か月の発達段階についてでした。簡単にまとめると、以下の3つになります。

・おもちゃに興味をもつか(視力の確認)

ハイハイが出来るようになっているか(原始反射の消失があるか)

人見知りのような感情表出はあるか(人への興味、関心)

どうでしょうか?前回の時期よりも遊びの幅が格段に上がっており、少しづつ親との触れ合いが見え始める頃ではないかと思います。是非一日一日を大切にして、不安や悩みがあれば近くの人に相談したり、SNSに投げかけてみたりして決して1人では抱え込まずに、子供と共に成長を楽しめる育児であってほしいと願っています。


今回書かせていただいた内容は、あくまで作業療法学科の学生が講義内容と自分なりに調べて書いたものです。もし見られた方でここは違う、など修正があれば大変お手数ですがご教授下さると大変助かります。
以上、最後まで読んで下さり有難う御座いました。

引用元:福田恵美子,コメディカルのための専門基礎分野テキスト 人間発達学 改定4版.株式会社中外医学者




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