あなたにとっての「生きてるだけでまるもうけ」とは?
こんにちはー!
今日は何書こうかなーと考えていたら、なんとなくこれが思いついたので書いてみよーかなと。
この言葉って誰でも一度は聞いたことありますよね、明石家さんまさんとBIGENさんとの歌を27時間テレビで聞いて、感動したのを今でも覚えてる、いい言葉だなー。
もともとは「別府亀の井ホテル」の創設者であり別府を一躍観光地にした実業家、油屋熊八さんの言葉からきてるみたいで、、知らなかった!!
この言葉は「失敗にくよくよしないで、毎日楽しい事ばかり考えて生きていこう」という意味みたいだけど、私の友人の場合は少し違った考え方だった。
この友人とは2年ほどの付き合いで、僕よりも10歳ほど年上なのですが、みんなから愛され、いじられ、また彼もみんなを分け隔てなく愛する、そんなとっても優しい人。でもたまに、、というか結構な頻度でおっちょこちょいな事するし、怠け癖がある(笑)でもそれすらも彼の魅力になっているから不思議。
そんな彼とは結構な頻度でサシでお酒を飲んだり、映画を見に行ったり、音楽フェスにも行くくらいの仲に。そんな時に彼は、いつも事あるごとに「こんなにこうたと仲良くなるとは思っていなかった。」と話す。
確かに僕も正直こんなに仲良くなるとは思っていなかった。(笑)
というのも、僕らの性格が本当に真逆だから。
僕の性格と言えばさっき話したような「まるもうけ」の考え方で、「終わったことはしょうがない、くよくよしないで自分が思う尺度で、周りが楽しめる事を全力でやろう」と利己の中の利他的な考えて生きている人間で、
それに対して彼の「まるもうけ」の考え方は「自分は生きてるだけで奇跡に近い、だから自分の事よりも、他の人が喜ぶであろう事を全力でやろう」との事。利他の中の利己的な考え方。まるで仏みたいな境地(笑)
実際に彼は、飲み物を買いに行くときには「何か飲む?」と声をかけてくれるし、僕が風邪をひいたときには袋いっぱいに栄養ドリンクやら食べ物やらをいつもくれる。
おせっかいかもとは自覚しながら彼は、この行動を行っているという。しかも誰に対しても、分け隔てなく。。。
僕からしたら考えられない行動なわけで、気になって気になって2人で飲み、酒も深まった頃合いで思い切って聞いてみた。
僕「なんでそんなに誰に対しても優しく出来るの?」
彼「んー、自分が嫌いな人はいないけど、向こうは自分の事をよく思っていないな、というのはなんとなくわかる。だけど自分の対応は変えないように心掛けていて。」
僕「それが出来るのはすごいなー、自分には難しいかも」
彼「んーっと、この行動がある人にはおせっかいになってしまう、おこがましいって事も自覚してるつもりなんだ。本当に見返りは求めてはないけど、やましい気持ちは絶対に0ではない、人間だからね、、」
彼「でもルールを決めていて、人や物事に対してもだけど、あえてやる環境だったり、めんどくさい環境を作ってやってみる。回数を決めて、自分の中で納得するまで。」
凄いと思った。自分の考えにはない発想だったから。彼は常に周りと線で繋がっているんだ。だから誰かの事が自分のように心配になるし、周りがうれしい時は彼も本気で嬉しがっている。
僕の場合はというと、まずは自己責任。このバラバラな点が、何かをきっかけで線になるイメージ。環境や生活はみんなそれぞれ自立して過ごしていくものだと考えていて、困ったときやうれしい時に繋がりをもつ。
いやー、ハッとさせられた!!自分ももっと努力しないと。。利他的になる事、まずは目の前の人をもっと大切に出来るように心がける事。
っとまーこんな風に変わりたいみたいな感じで書いたけど、結局はどれがいいとか、悪いとかでは全くなくて、新しい考えに出会えたことが僕のなかでとってもプラスになった。こんな真逆の2人だからこそ、お互いを理想として、ないものねだりな関係が続いているのかもしれない。
言葉には様々な意味合いが含まれる。同じ言葉でも一人一人の解釈は違うし、違って当たり前。それは、その人が今まで生きてきた言葉の集合体、経験したすべてが重なって作り上げていくのだと思う。
だから僕もたくさん本を読んで、たくさん話して、色んな事を吸収して僕にしか感じれない思い、僕にしか書けない文章が出来上がるのを、楽しみに待つ事にする。
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