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こころの中の「真実」

今日は「人の記憶」について
考えていることを書いてみます。
2分くらいで読める記事です。

最強のSPEC

2010年にSPEC(スペック)
というドラマがありました。
戸田恵梨香さんと
加瀬亮さんが扮する刑事が

超能力を使う犯人たちと
対決していくドラマです。

最後の相手は、
実は「記憶を書き換える」という 
ほかの超能力者と比べても
割と地味な能力の使い手でしたが

実は一番やっかいで
多くの人がその能力に
翻弄されていた
ことが分かるという
展開でした。

人は記憶の中で生きており
記憶こそが思考に影響し、
その人の生き方を決めていると
言えるかもしれません。 

ちなみに
『SPEC』は
Amazonプライム
会員であれば
無料で観れます。
映画はちょっと微妙ですが
ドラマはかなりお勧めです!

記憶は変えられない?

「他人と過去は変えられないが
自分と未来は変えられる」

カナダの精神科医
エリック・バーンの言葉です。

人のせいにしたり
過去を悔やむのではなく
努力で変えられることに
目を向けた方が
建設的ですよね。

ただ確かに、
起こった事実は
変えられませんが、

変えられない
過去だと思っていることは
本当に正しいのでしょうか。

みんながそれぞれ
覚えているはずの
こころの中の「真実」は
実は正しいとは
限らないと思うのです。

人間の記憶は
結構いい加減で
間違いが多いことが
分かっています。

また各自のこころ
(感情)による
脚色もかなりあり、

都合の良いように
覚えている人もいれば、

傷つきやすい人は
事実よりつらい記憶として
覚えている人も
いるようです。

それぞれが持っている過去を
一緒に確認し合うことで

あの時相手は
こう思っていたのか、
相手はこう記憶して
いたのかと

新たに発見することも
あると思います。

負の感情と記憶

私は先日、こんな記事を書きました。

認知症で物忘れのある方も
感情に結び付いた記憶、
特に嫌な記憶は忘れにくいと
されています。

記事の中で「不快」な記憶は
敵を見分け、生き延びるための
記憶なので忘れにくい、という
説があることを紹介しました。

ただ、認知症ではない
(はずの)私たちも、
実は同じような
傾向があるように思います。

怒ったり悲しかったり
恥ずかしかった記憶は
忘れにくいなど、

ネガティブなことほど
それが正確かどうかは
別として
良く覚えていたりするのです。

まとめ

過去の事実と、
個人のこころの中の記憶って
結構違うことがあると思います。

ネガティブな記憶に基づく
記憶を覚えていることが
多いみいですが

ほんとはもっと良い過去だった
かもしれないよ、ということが
言いたくてこの記事を書きました😌

良いで最後までお読み頂き、
ありがとうございました😊
「スキ」、「フォロー」など
いただけたら嬉しいです。


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